世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

~やっぱり違和感、日本の高校進学~

2013-03-11 23:30:36 | 日記
今日でウチのクラスの生徒は全員の進路が決まりました。

それはそれでとてもよかったのですが、やはり私には違和感があります。

以前もブログで書かせていただいた「高校義務化論」、
現在の状況であれば、やはり高校は義務化してもいいのではないかと思います。

一番心が苦しくなるのは、経済的な理由で私立高校に進学できないご家庭と話をするときです。

私立には行けないから、私立の併願は受けられない。
公立一本勝負、もし落ちたら・・・。
どこかの2次募集に入り込むしかない。

たとえその生徒に高い能力があっても、一発勝負に負けてしまったら・・・
定員割れしている公立校を探し、そこを再度受験するしかありません。

これはぶっちゃけた話ですが、定員割れするような学校というのは、
いわゆる「評判の良くない」あるいは「人気のない」学校のみです。
とても嫌な言い方で私は嫌いなのですが、いわゆる「底辺校」ですね。

そういう学校しか、2次募集にはなりません。

では就職か?
以前ブログで書かせていただいた通り、中学校に中卒の求人の案内など来ません。

道は進学しか事実上ない、しかし義務ではないため、ここに歪みが生まれる。

能力や特性によって高校が分けられるのは賛成です。そうであるべきでしょう。
しかし、経済的な理由で進路が妨げられてしまうのは、それは違うと思う。

力があってもお金がないから、リスクの大きい公立一本勝負をせざるを得ない子どもが生まれてしまう。

今回進路指導をしていて、やはりこの点はおかしいと感じました。

皆様はどのように思われるのでしょうか・・・。

教育は人を作り、人が未来を作ります。
良い教育なくして良い未来は生まれない。

共に教育の未来を考えていく必要があると、常々思います。


すべては子ども達のために

ふじもん

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