平井文夫氏の参議院選挙展望であるが、選挙民としての権利を行使して見れば、
見所、要所は多いと感じる。僅か、2009年に自らの意図に逆らって、悪夢党に
政権の座を明け渡した愚は、悔しさで一杯である。
悪夢党三代の指導者が史上最低の政治であったと記憶している。
既成政党で目減りしたのが、自民党と国民民主党とであり、
立憲民主党の躍進は、またも、悪夢の再来を髣髴させる。
今後の政治日程で、衆議院選挙の予定が取り沙汰される。
残念なのは、野党のほぼ多数を逃がした事である。
「2000万円」は、投票に影響を与えなかった。
消費税増税と政治の安定で、日本国民は安定を取った。
投票率の低さは、日本国民の甘さを示している。
他人の思惑で、政治を決定する愚は、喉元過ぎれば、、何とやら?
その甘さで、今後の世界変動を乗り切って行けると思う浅はかさが
命取りになる。
今、米支経済戦争、日韓経済戦争と言う冷戦構造を戦っている。
日本国民は、政治を自分の手に取り戻すには、投票行動しか、
具体的に示す方法は無い。
世の中の変革期に、何故、棄権するのか?
意味が理解できない。時代をみずからの手で作り出す気持ちは
何よりも勝る。日本の緒戦、日韓経済戦争、いや、日韓情報戦争に
参画する戦士でありたいと願う。
25年たって再び政治はつまらないものになってるんじゃないか? 低投票率の理由
7/24(水) 18:39配信 FNN.jpプライムオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00010018-houdoukvq-pol
1.選挙特番にワクワクしなかった
2.「アベ政治」以上に野党に絶望
3.れいわ新選組が政党要件を取れた理由
選挙特番にワクワクしなかった
この参院選、まったく盛り上がらんな、と思っていたら案の定、投票率は24年ぶりに50%を割り込んだ。
当日の選挙特番を観ていたのだが、ワクワクしなかった。15年ほど前、僕が議席予測の責任者の頃は、予測議席数をめぐって、今後の政局はどうなる、と番組内で延々議論したものだが、今回は議席予測の画面はすぐに消えてしまい、進次郎は将来首相になるか、とか、菅さんは若い女性に人気とか、選挙には直接関係ないVTRを延々と流していた。他局も似たようなものであった。
これはテレビ局が悪いわけではない。選挙の結果でこの先の政局がどうなるか、もう皆大体わかっているので、そんなことをああでもない、こうでもないと議論しても視聴者は観てくれない。
「アベ政治」以上に野党に絶望
有権者も事前のメディアの予測で出た「自公がそこそこ勝つ、ただし改憲2/3は微妙」という結果に満足し、投票に行かなかった人が多かったのではないか。
アベ政治はけしからんと思っている人はいるが、それ以上に今の野党に絶望している人はたくさんいる。
昔(55年体制)の政治はつまらなかった。自民一強で、野党第一党の社会党が政権を取る気がなかったからだ。結末がわかっている推理小説を読む人はいない。
それが今から25年前に小選挙区制が導入され、2大政党による政権交代が可能になり、政治は面白くなった。いや、この25年間は面白かったが、2大政党制が崩壊した今、政治は再びつまらなくなってしまったのだ。
有権者はつまらない政治に飽きている
だから山本太郎さんやNHKから国民を守る党が予想外の得票をしたことは決して不思議ではない。つまらない政治に飽きている有権者には彼らの過激な主張が面白かった。
政治をこういう体たらくにしてしまった一番の責任は分裂した旧民主党にある。ただ野党の批判をかわすためにバラマキなど実は社会民主主義的な政策を取っている安倍政権にも責任の一端はある。
彼らが態度を改めない限り政治は今後さらに混乱していくことになるだろう。
【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】