先日、久しぶりに稽古に顔を出してくれた懐かしい面々に言われた一言が気になっていました。
「先生、なんか優しくなったね。怖くないし、丸くなったよ。」
彼女たちには鬼コーチとして怖くも避けられていたのでありましたが、
強い道場、強い選手、シッカリした指導、そんなことばかり考えていた時期でした。
その時、入会まもなくではありましたが、後ろ姿を見ていた男子達が今、道場を引っ張ってくれている主将と副将です。
「確かに。ちょっと甘えて厳しさが足りなかったなぁ。武道を共に学ぶ者として、指導する者として、襟を正そう!」
そんな想いもあって、今晩は「昔の指導モード発動」してみました。
行うメニューはほぼ一緒ですが、集中力を兎にも角にも重視します。
子供達にとっては非常にキツイようで、1名は途中リタイヤ。
他の子達も、休憩時間にはいつものように走り回ることなくグッタリしていました。
毎回では「楽しい空手」からはほど遠くなるので考えなくてはいけませんが、でも、たまには”モード発動”してみますね。