今日は先進国と呼ばれる世界中の国々が「似権主義」の嵐に巻き込まれて居る。
ものは考え様であるのも確かである。
「殺人者」と「心神喪失者や耗弱者」とは、同じことを遣ってもハッキリ明暗に分かれる。正常な人間なら食うに困ったとしても強盗は遣ら無いし、況してや殺人などは跳んでも無いことである。詰まり、凶悪事件を起こす輩等は。精神に異常を来たした奴等であり、本来同じクライアント心に関係した病である「心神喪失者や耗弱者」と同じなのだ。
では、何故👆の両者が起こした犯罪の罪に大きな差が在るのか?其れは、誰かが造った「決まり」に依るものである。犯罪や不法行為を罰する要件として、多くの国は「動機の態様」を重要な犯罪構成要件として採用して居る。
法律用語としての「動機」とは、「 犯罪及び意思表示・法律行為を行う際の 精神・心に関する原因」をいう。
従って、心や精神に異状が在って、自分の行為が認識出来無かったり、心の病で制御出来無い場合には犯罪を起こしても無罪にしたり、罪を軽減したりするのであるが、成らば殺人等凶悪事件を起こす者達も、総て当て嵌まり、極刑にするのは可笑しいということに成らんだろうか。然し、現実には凶悪事件を起こした者達は「心神喪失者や耗弱者」とは認められずに、極刑に処される場合が殆どであり、正常者と「心神喪失者や耗弱者」と判定され無い「単なる異状者」は峻別されて終ってる。
此処で言いたいことは、「当然として我々人類が受け入れて居ること」は、「万物万象の天啓の理」では無く、「単なる異常者」と「心神喪失者や耗弱者」が起こした罪の軽重の差も「誰か」?が決めた謂わば「人為的決まり」であるのだ。
続 く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます