天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

寝台急行銀河

2007-12-26 21:30:15 | 日記帳

 銀河が、いよいよ廃止になる。来年3月のダイヤ変更で、なくなる。手元の新聞によると1949年より、走り出した。銀河は東海道線を走る寝台急行である。この夜行には何度かお世話になった。銀河という名称も好きだった。

 

 18歳の時、初めて乗った。高校の同級生と二人で。 大学受験のための下見目的だった。しかしお分かりのようにこれは名目である。同級生が手配した公務員共済の宿に泊まり、どこかへ行った。中学卒業旅行以来の東京である。酒は飲んでいない。どこに行ったのだろうか。渋谷のハチ公は見た記憶がある。たかだのばば(高田馬場)をたかだばばと切符売り場で、しゃべったことは、今も鮮明である。切符売り場が山手線に残っていた。時代はスト権ストの時代であった。

 

 脱線した。話は寝台銀河である。2等寝台、3段ベットだった。最寄り駅で購入した指定券は、手書きだった。ローカル線の駅にみどりの窓口があるはずはない。蒸気機関車が走っていた時代でもある。蒸気機関車が線路を通り過ぎる時、生家が、ゆさゆさ揺れた。 銀河は上下左右に揺れる車両なので、寝れなかった。往復銀河だった。

 

 この銀河は学生時代数度、乗車した。が、高速夜行バスに変化した。 乗り物好きの子供で、就職先に電車の運転手を夢見たこともある。だから、他の夜行列車にもお世話になっている。この時同行した同級生とは大学は違ったが、東京で何度も飲んだ。社会人になってからは、遭遇していない。どんな家庭を築いているだろうか。 そう言えば、ザ・タイガースの、銀河のロマンスもここんとこ歌ってないなぁ。年末、毎晩、予定だらけなので、来年になるだろう。

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