プーチンにはどういう野望があるのだろうか。彼の電話一本で、ロシア軍の親ロシア派武装集団へのロシアの兵器と要員の提供を止められる。これはだれでも知っている。だれがプーチンに手向かうのか。殺される。
連日の国際批判を受けても動じない。撃墜した飛行機の乗客乗員の遺体だけは返せ。親ロシア派への応援は続けるのが作戦である。応援を続ける間は、兵士以外にも死者がでる。
ウクライナには主権があるのだから、国内に別の軍隊が活動するのを認める訳には行かない。選挙により、分離独立になるとしても外国軍の活動はまずい。将来、この地に平和が訪れた日、だれが何をしていたかが暴かれるだろう。クリミアについても、併合と新聞は書いているが、占領である。
沖縄の(一部の)人民からの要請を受けた中国軍が沖縄を占領したのと同じことが起こっているのに、周りで騒ぎが起こらない。沖縄のもしもの事例で、中国が歴史解釈(もともとは中国領だった)を主張すれば、国際世論も受け入れる余地がある。クリミアのこれまでの歴史を持ち出しても、占領は良いはずがない。