天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

【日記】アタマが疲れた24年でした。

2024-12-26 06:06:06 | 日記帳

脳梗塞の影響なのか、そうではないのかは分かりません。

アタマが疲れます。

 

肉体的に細胞が治癒していくには、充分な睡眠を取るのがとても大事だということを口が酸っぱくなるほど強調したいと思います。

*ジル・ボルト・テイラー「奇跡の脳」178頁

テイラーさんは脳出血を起こした脳科学者です。

 

アタマが疲れると、ろれつが回らなくなるので、そろそろ昼寝しようと思うことが多い。

睡眠不足が原因でもあるようです。

寝れば疲労回復します。

また、熟睡した翌日は散歩も感じが良いです。

 

24年は本庶佑(ほんじょたすく)さんの、こんな文字も目にとまりました。

2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞されています。

今、車いす生活をされているそうです。

私はいま、車椅子生活を強いられている。

22年2月22日、京都市内の府道交差点で自ら運転していた車がバスと衝突する事故を起こした。

頸椎の損傷でどうやら神経を覆っている膜が破れたようだ。

事故後気がつくと、左手と左足が動かなかった。

 

この2年半、リハビリに励んできた。

筑波大学教授の山海嘉之氏が手がけたロボットスーツ「HAL」を使って歩行訓練をしている。

これがやたらと疲れる。

肉体的な疲労ではなく、とにかく脳が疲れるのだ。

かつて経験をしたことのないような疲労感。

足を動かす際に末梢(まっしょう)神経からやってくる電気信号の膨大な情報を処理し、新しい経路形成に脳が追われているのだろう。

歩くということがどういうことなのか。

病気になってはじめて健康のありがたさを知るように、大きなけがをして改めて、生命、人体の不思議の奥深さに気づかされた。

*日本経済新聞電子版

 

後遺症が残るカラダを動かすと、病気前にはなかった重量感と疲労感を感じます。

この感覚はアタマが感じているだけのことですが、神経回路が壊れているのです。

 

私は昼寝を含めよく寝ます。

起きている間にも目をつぶり、少しでも脳を休ませます。

病気後は病気前と同じように会議を長くできませんでした。

 

ところで、アタマが疲れるのは読書のせいでもあるんです。

木田元さんの「反哲学入門」「反哲学史」をこの24年は、幾度と読んできました。

西洋独自に使われてきた「哲学」の意味変転が分かりかけています。

しかし、やっとデカルトまでです。

カント以降は25年にお預けです。

 

 
冬型の天気です。
昨日25日は、散歩2回でした。
台所の照明器具の掃除をし、ランプを交換しました。
照度が明るくなってびっくりです。

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