私は寒い冬の風呂が好きです。
4か月入院したリハビリ病院でもそうでした。
退院前の1か月程は「一般風呂」を使えるようになりました。
自力で、病棟内にあるユニットバスを使うのです。
それまでは、「介護風呂」です。
週に3回、看護助手さんがカラダを洗ってくれました。
*写真はイメージです。
自分の曜日と時間は決まっています。
順番が来ると呼びに来て、風呂場まで車椅子を押して行きます。
洗ってもらったら、車椅子に座りこの機器に入ります。
お湯をはり、お湯がグルグル回ります。
気持ち良かったです。
時間のおまけをしてもらっていました。
写真では寒々していますが、実際は湯けむり状態でした。
アタマが壊れてしまった患者さんは、うんこちゃんをしてしまうこともあったようです。
その後の順番になると、臭いで分かります。
病室の床に、してしまった現場も見ています。
看護職員が「食べたんではないか」と言っていました。
えっえっ.......。
ベッド脇に人が転がっていたなんて光景は何度か見ています。
事件ではありません、後遺症があるとバランスを崩し、足が踏ん張れず転ぶんです。
自分だけでは立ち上がれません。
目撃したらそのたび、私は看護職員を呼んでいました。
「どうして見つけたのですか」なんてことを言うリハ職員もいました。
一般病室はドアーがないので、内部の異変は廊下歩いていれば分かるんですよ。
転がっていた患者さんは「う~、う~」と唸り声をあげていましたしね。
ちょっと嫌な聞き方ではありませんか?
ましてや、この職員は私の作業療法の担当者です。
自分の患者が夢遊病者(モノを盗む)のように病室を徘徊するかしないかは分るでしょう。
私は自主練のために、病院内を歩き回っていました。
他病棟まで歩いていたら、看護師から怒られたこともありです。
理学療法担当者からは、OKをもらい勧められていたのにね。
*自分で戦略を立てていたので、くじけなかった。
どの現場でもそうですが、小人数でも素敵な人たちがいる、これで踏ん張れるのです。
そうではありませんか?
寝たきり状態の患者さんは、別室で対応していました。
その洗い場前の廊下には順番待ちの患者さんが寝たベッドが並んでいました。
濡れても良い別ベッドに移して、ベッドに寝たままで洗うんです。
その様子を何度も見ました。
話は戻り、私の介護風呂です。
お湯につかり気持ち良くなると、洗う看護助手さんとは別の看護助手さんにカラダを拭いてもらい、最後に皮膚クリームを塗ってもらったり、足の爪を切ってもらいました。
ここで担当していた看護助手さんのクリーム塗と爪切りは上手だったので感心しました。
なにしろ、コンベヤーの流れ作業でこなすんですからね。
入院時期は冬で、ボイラーが故障がちでした。
よく、濡らしたバスタオルを電子レンジで温めてもらい、自分でカラダを拭いていました。
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*日本経済新聞電子版
こういうことになっているそうです。
今朝は4時起床して、雑用を済ませて読書しています。
散歩したいですが、モールは混みますから夕方だけになるかな。