牛丼と言えば「吉野家」さん世代だった。しかしながら、最近は、「すき家」さんのほうに足が向いていた。主要道路沿いには、定間隔で、店があるという理由もあるが、メニューの選択幅が大きいのが、最大の理由だった。価格にも敏感に反応する店でもある。ついに、200円メニューが登場したとのニュースを見た。驚いた。「たまごかけごはん朝食」という、朝だけメニュー品だった。客単価が大幅に低下する危険を賭けてまでの挑戦だ。ごはんの量は、大盛、並盛でも値段は200円で、ミニ盛が180円だ。
値段についての客の関心が高いということはもある。しかし、量やメニューについての関心が非常に高くなっているのではないかと想像している。朝から牛丼ではなく、たまごかけごはんで十分だと思う客も多いはずだ。新しい客層を開拓するだろう。また朝は、やはりコーヒーを飲みたい客はマックさんへ行くだろう。外食の朝食市場は、250円から200円線の攻防に移った。
天星は、夕方にマックさんを使うことが多い。一回の支出は、大体200~220円だ。値段を大きく意識していないようだった。先日なんか、お釣りをもらわないで、席に着いたら、店員さんが追いかけて来た。「お客様、私お釣りを渡すのを忘れました!」 これには、自分もずっこけた。ぷっとしてしまったら、相手も笑っていた。これまでは、コーヒーとベーコンポテトパイもしくはジューシーチキンセレクト1本だ。暑くなれば、ソフトクリームやシェイクになるのだと思う。マックさんで、食事をすることは稀だ。熱量が多すぎて、好みに合わない。