上海
まさに底なしの状態のように見える昨今の経済である。だがしかし、底のない世界はない。さらに世界は暗転している。またしかし、光明はある。
値段が付かない資産とそうでない資産を分離するしかない。分離した会社は倒産する。しかし、それ以外には道はない。そうでなければ事態が悪化するのにあわせて、だらだらと対応するだけになる。
これはどこかの国で発生した事でもある。自国で起こったので、なかなか腹を自ら切れない気持ちは分かるが、事態は深刻である。
ひるがえりこの国は政治が最大の危険要因だと言われている。ジョークにも聞こえなかったが、米国発の経済危機をはちの一刺しと言った閣僚がいた。哲学を感じない新聞があほでもなく、ましてや国家の百年を考えない政治家があほなのでもない。