どんぐりころころ

絵と工作の教室「どんぐり工房」
些細なこと
でも忘れたくないこと

滝平二郎遺作展

2010-01-31 02:45:51 | てんてん日記

ついつい先延ばしになってしまって・・・やっと行ってきました滝平二郎遺作展。

  

すごくよかった

作品数もたくさんあって、ホントやられました

原画の持つ迫力、存在感、美しさ・・

もっと早く観に行って皆さんに伝えればよかった

是非、行ってナマ滝平二郎見てって

特に「モチモチの木」で育ったこどもたちに

そして、昭和初期にキュンとくる両親世代に

でも、あと数日で終わってしまうんですよね

3日までです。

行ける人行ってください。

大手町、逓信総合博物館でやってますhttp://www.teipark.jp/event/event.html#3

 

 

若い頃・・・高校生とか大学生の頃、絵本とかポエムとかが流行っていました。

落合恵子が絵本屋さん始めたり、葉翔明やいわさきちひろのイラストが流行ったり・・・

ま、ご多分に漏れず私も絵本作家になろうかなぁなどと夢見た時代。

よくお小遣いをためて絵本を買っていました。

その中に「ベロ出しチョンマ」や「花さき山」「モチモチの木」など滝平二郎の絵本も何冊かありました。

実は私、物語担当の齋藤隆介が大好きでファンレター書いたことがあるんです。

中身は覚えていませんが、幼いながら熱き内容だったと思います。

そんなこと思い出しながら、そして何故滝平二郎には熱き手紙を書かなかったんだろう・・・なんて思いながら観ていました。

 

実は滝平二郎の娘さんは私の古き友人の奥さま。

作品の制作年を見ながら、「この作品を作った時には彼女が生まれてただろうか」とか「ああ、これは彼女が小学生の頃の作品かな」・・・なんて、父親としての滝平二郎の姿も想像していました。

そして彼女は父親の仕事をどう見ていたのでしょう・・・

小さい時からナマ滝平二郎観て育った彼女が羨ましいです

 

日本切り絵協会が主催するワークショップ「きりえ体験教室」ももちろん参加してきました

  下手だなぁ

 

 


でんでん太鼓(水曜・小学生クラス)

2010-01-28 00:11:02 | どんぐり日記

2月6日(土)にのぞみ幼稚園で生活展があります 

こどもたちの作品を展示して日常の生活を知ってもらおうという、いわゆる作品展

その準備が今日から始まりました。

ということで、その間「文庫の部屋」を使えません

「ひよこ組」の部屋を使わせてもらいます

ひよこ組の部屋にはおままごとセットがあったり、カメやヤモリがいたり、空き箱で作ったベビーカーがあったり・・・

小学生にとってはちょっとくすぐったい懐かしい居心地のようで・・・

毎年のことですが、いつもよりちょっとだけ優しい表情を見せてくれます。

 

そんな雰囲気の中で作った「でんでん太鼓」です。

 

   

    


でんでん太鼓 (金曜クラス・小学生)

2010-01-22 21:05:09 | どんぐり日記

どんぐり工房では、1月に伝統おもちゃを作ることが多いです。

お正月は「和」で行こう・・・ってはっきり決めてるわけじゃないのですが、なんとなく恒例になっています。

今日は「でんでん太鼓」を作りました。

長い間貯め続けたセロテープの芯が人数分そろったからね

 

今日のポイントは「紙の性質を学ぶ」

「紙は湿った状態だと大きくなって乾くと縮むんだよ」と私

「うそだぁ、ほら、変わらないじゃん」とこども

目で見てもわからないことを子どもに教えるのは難しいです。

けれど、それを感じた時のにんまりした顔を見るのが好きです。

今日は何人の子が感じてくれたでしょうか「紙の性質」

 

ま、わからなくてもいいのです

経験として身体にしみ込んでくれれば

湿らせて貼った和紙が乾いてピンと張って、部屋中にいい音が響きました

 

でんでん太鼓 011.avi

 

    

 


カレンダーの絵「墨絵」

2010-01-20 23:05:24 | どんぐり日記

金曜日にカメラを忘れてしまってUPできなかったので、金曜クラス・水曜クラス一緒にUPしますね

 

 

 

 

墨絵は大好きです。

墨の持つ力強さと凛々しさがいい

ただの「黒い線描」と「ぬりえ」にならないようにいつも和紙を使っています。

でも、こどもに墨絵の良さを伝えるのは難しい

 

でもでも

今回は全員すばらしい

いつの間にかみんな「ぬりえ」でない絵が描けるようになっていました

感動です