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どんぐりころころ

絵と工作の教室「どんぐり工房」
些細なこと
でも忘れたくないこと

「絵本の中の一場面」

2016-05-28 00:10:30 | どんぐり日記

5月3週目は、好きな絵本の中の一場面を模写しました。

 

選んだ絵はそれぞれ技法が違いますが、まず鉛筆で形をとることから始まります。

貼り絵やアニメに近い絵は絵の具を濃く溶き似た色を作り塗っていきます。

原画によっては最後に油性ペンで枠取りします。

 

水彩や油彩、図鑑などの模写は、薄めに溶いた絵の具で一通り塗ってから水彩色鉛筆やパステルで細かい描写や微妙な濃淡などを描き足していきます。

慣れてくるとこの方法でかなり簡単にさまざまな絵を描けるのですが、学校ではこういう描きをしないのではじめは戸惑います。

 

実は静物画とか風景画とか空想画とかというのは、3次元のものを2次元にしているわけでとても難しい技なのです。


でも、模写は2次元を2次元にするのでわりと簡単。

 

そして大好きな絵本の絵なら愛着もあるし、好きな絵本の模写は絵が上達するのにうってつけの方法だと思っています。

 

この企画は過去にも何回かやっているので、子どもたちもイメージを持って楽しみに来てくれました。


彼らは思った以上に時間をかけて納得する絵を仕上げましたが、すごい集中力でみんなヘトヘト・・・

運動会前なのにこんなに疲れさせてしまっで罪悪感さえ感じました。ゴメン。

 

その集中力で運動会も頑張れ!

 

「絵本の中の一場面」


どんぐり工房幼稚園クラス開催のお知らせ

2016-05-21 17:00:23 | 幼稚園クラス

お待たせしました。

どんぐり工房幼稚園クラスのリニュアルオープンのお知らせです。

 

水曜クラス 第1・第3水曜日 13:00~13:45

金曜クラス 第1・第3金曜日 14:10~14:55

  ★行事などによって開催日が変更になる場合があります。

★水曜日の昼食は各自で済ませてください。文庫の部屋の使

可能ですが、ご自身で事務室から鍵を借りて開けてください。

★金曜日は幼稚園から直接お子さんをお預かりすることができます。

★のんのんからの参加もOKです。

 

 入会金: 3,000円(7月末までにご入会の方は免除)

月謝(2回/月): 2,500円 別途材料費(@0円~500円)

1回毎の参加も可能:参加費1,500円(材料費込、入会金不要)

場 所:林間のぞみ幼稚園 文庫の部屋

定 員:各10名

持ち物:うわばき、スモック(園のものでOK)

申込み:tentendonguri@gmail.com又は090-4093-0569永野まで

 6月の予定

★6月1週(1日水・3日金) 工作「ダンシングくまさん」(材料費なし)

  牛乳パックを使ってダンスをする動物(ロボットetc)を作ります。

★6月2週(15日水・24日金) 7月のカレンダー「アイスクリーム」(材料費100円)

  アイスクリーム屋さんごっこをしながらアイスクリームの貼り絵を作ります。トッピングはビーズです。


「画印2」カラー粘土

2016-05-21 16:55:47 | どんぐり日記

「画印2」カラー粘土

 

どんぐり工房小学生クラス5月2週目は「画印」の持ち手をカラー粘土で制作しました。

これまた毎年やっていることなので、こどもたちはよく理解しているし、粘土の扱いも年々上手になっていきます。

カラー粘土は長年パジコ社のハーティクレイを使用していました。

とても使いやすく色もきれいで今でも一番使いやすい粘土であると思っています。

でも少々お高い。

子どもたちが自由に失敗しながら使うにはね。

 

私がピリピリイライラしないために粘土を数年前から替えました。

いろいろ試してみましたが、一応今のところユザワヤのシルキークレイに落ち着いています。

粘土同志の接着がハーティクレイにはかなわないけれど、かなりなめらかで使いやすい。

色数は少ないので絵の具で必要な分だけ着色するというのも無駄が少なくてよろしいし、ハーティクレイにはない色が新鮮です。

と、けち臭いことを書きましたが、この画印の持ち手として作る粘土作品は小さなものなのです。

なぜなら全員の画印をひとつのケースに入れて収納しているため大きさ制限があるからです。

作品は「メタボチェック」してアウトのときはダイエットしなければなりません。

ジャムの瓶に入るか入らないかの検査です。

ま、このメタボチェックもこどもたちは楽しんでいるようですが。

 

慣れてきた子どもたちは大して時間をかけずにいい作品を作ってしまいます。

イメージを持って来るのですぐとりかかれるし、粘土の性質もわかっているし。

大したものです。

1年間、画印として使うので、折れたり割れたりしない丈夫な条件も何も言わずにクリアしている子が多いのもあっぱれ。

 

でも、新鮮味がないかもね。来年はひとひねりしてみようかなぁ。


「ゆらゆらちょうちょう」

2016-05-21 15:09:15 | どんぐり日記

5月20日に幼稚園一日体験教室第2弾「ゆらゆらちょうちょう」を行いました。


年少さん、年中さん合わせて15名のお友だちが参加してくれました。

 

 

今日は大中小3匹のちょうちょうを作ります。


ちょうちょうの色は好きな色を選びます。


そして、模様をつけるのは子どもたち。

 

まず、色画用紙を一度二つに折ってから開き、えのぐを3色たらします。


そして、又二つ折りにしてごしごしアイロンこすります。

そして、開いてみると・・・


「ワアァ~」


予想以上の反応、嬉しかったです。

 

「ゆっくり考えながらやるとえのぐが乾いてしまうので、素早くやるのがコツだよ。」

と教えたら、全員素早くやってくれました。

なんて賢い子たちなんでしょう!

 

この転写のことを「デカルコマニー」といいます。

左右対称のものを作る時に便利な方法です。

 

4つのテーブルにそれぞれ違った配色の絵の具を用意しました。

この日は発色が鮮やかなのと乾燥が早いという理由からアクリル絵の具を使用しました。

 

ドライヤー2台はフル回転、@3枚×15名のデカルコマニー作品を大急ぎで乾燥させました。

 

 

さぁ、ここからはちょうちょうの形作りです。


2つ折りの色画用紙には切り取り線が描いてあります。


2つ折りにしたままはさみで切ります。


そして開いてごらん・・・


「わぁ~」


これ又予想以上の反応、やりがいあるなぁ。

 

開いたちょうちょうに色画用紙のお腹とモールの触覚をつけ、クレヨンで顔を描きます。

 

最後に竹ひごをつけて端っこを持ってゆらすとゆーらゆーら優雅にはばたくちょうちょうの出来上がり。

 

部屋中にちょうちょうが飛び交って楽しい時間でした。


全員の写真撮れなくてごめんね。

 

又、遊びに来てね。

 

 

 

「ゆらゆらちょうちょう」


「かえるカレンダー」

2016-05-21 14:18:49 | どんぐり日記

5月18日に幼稚園クラスの一日体験教室を行いました。

はじき絵と貼り絵の組み合わせで「かえるカレンダー」を作りました。

年少さんから年長さんまで9名のお友だちが参加してくれました。

 


まず、白い画用紙に白いクレヨンで雨を描きます。

白い紙に白いクレヨンではよく見えなくて描きにくい。

でも頑張って描いてみて

 

そしてその上に薄く溶いた青い絵の具を塗っていきます。

大きい画用紙なので刷毛を使いました。


あら不思議。

白い雨が浮かびあがって来ましたよ。

大雨の子、小雨の子、そして台風の子・・・

 

さて、雨を乾かしている間にカエルを作りましょう。


カエル屋さんに材料を買いに行きます。


コイン1個でカエル1匹分の材料が買えます。


いろいろな色のカエルセットから好きな色を選んで買ってきて、はさみとボンドとセロテープとクレヨンを使ってカエルを仕上げます。

モールの手足はいろいろなポーズができるよ。

 

みんなコインは3個づつもらっているので、3匹のカエルが作れるね。

ゆっくり作っていいからね。


でも、さすが年長さんはやることが早い!4匹目に突入。

4匹目はサービスです。コインはいらないよ。

 

さあ、雨も乾いていよいよ仕上げです。


カエルが大好きな葉っぱをまず貼りましょう。


一番大きな葉っぱには6月のカレンダーが印刷されています。

次に作ったカエルを貼っていきます。

 

楽しい「かえるカレンダー」が9枚出来上がりました。

 

かわいいお友だちに出会えて楽しかったです。

又、遊びに来てね!

 

 

「かえるカレンダー」