どんぐり工房では版画をたくさんやります。
何故なら私が「版画」大好きだから
「版画」と「粘土」と「からくりおもちゃ」が大好き
中でもシルクスクリーンは、私がこの10年くらい一番はまっている技法です。
版画の魅力のひとつは、どうやって作ったのかなぁと思わせること
シルクスクリーンも普通わからないですよねぇ
だって学校で習わないもの
簡単に種明かしするなら、プリントゴッコとかガリ版とかと同じ原理です
ただ、その製版技法はたくさんあって、説明するのは難しい
今回使用した「サン描画スクリーン」は教材として開発されたもので、扱いの難しい専門機材など使わずに簡単な薬品処理で製版ができてしまう画期的なものです。
細かい表現は無理ですが、シルクスクリーンをこんなに簡単に体験できるのはラッキー
どんぐり工房では3~4年に一度、企画しています。
今週は製版。
まず、専用の描画ペンでスクリーンに直接絵を描きます。
失敗は許されないので下書きした絵を慎重に写しました。
(裏面の写真撮ってしまいました
)
インクが乾いたら乳剤を塗ります。
スクィージーというものを使い均等に塗ります。
乳剤が充分乾いたら、絵を描いた部分に筆で洗い油を塗り、こすってインクを落とします。
汚れを水洗いして版のできあがり
プリントする時に、はじめに絵を描いた部分のみインクが抜けて、乳剤を塗った黄色い部分はインクを通しません。
実にアナログ的
今年は、みんなとても真剣に取り組んでます。
プリントするのが楽しみ