どんぐりころころ

絵と工作の教室「どんぐり工房」
些細なこと
でも忘れたくないこと

「ステンドグラス風パラシュート」

2016-04-30 22:47:43 | どんぐり日記

さかのぼりますが、2015年度3月3週目は「ステンドグラス風パラシュート」を作りました。

3月25日に開催される「卒業生を送る会」のための会場装飾のひとつです。

 

会場は幼稚園のホール。

毎年、道路側の窓は幼稚園クラスの和紙に描いた「等身大の自分」で埋め尽くされるのですが、今年度は幼稚園クラスが開催されなかったので、小学生の作品で飾ることになりました。

 

窓の装飾なので、もちろん光を意識した作品

ステンドグラス

カラーセロファン

となりますよね、普通。

 

ただ、カラーセロファンはとても扱いが面倒です。

破れやすい、水に弱い、思うように切れない、綺麗に接着できない・・・

でも、とっても綺麗で魅力的なのも確か。

こどもたちはセロファンに憧れています。

 

黒い枠線も、そしてその枠に合った形にセロファンを切るのもカッターを使うしかないのですが、1年生にカッターは使わせたくないし・・・

 

次から次に出てくる難題

 

 

そうだラミネートを使おう

2枚重ねのラミネートフィルムを開き、片方に低粘着のスプレーのりをかけておきます。

その上に黒上質紙を切ったものを貼り、カラーセロファンを置きます。

カラーセロファンは黒上質紙と重なっているところでカッターで切りたいところですが、出来ない子ははさみでも大丈夫。

でも、心配はいらなかった・・・

こどもたちにとって本物の「ステンドグラス」の理屈がわかっていないことが功を奏して、黒い紙と綺麗なカラーセロファンを使って自由に制作してくれました。

芸術は自由です。

ラミネートすることにより、しっかりしたものができたし、満足満足。

ちなみに、パラシュートの形と人の形はいくつかのパターンのテンプレートを作っておきました。

 

 

 

 


「ハニカムシートで作る気球~乗っているのは自分!」

2016-04-30 21:20:45 | どんぐり日記

さかのぼりますが、2015年度3月2週目は1週目に作ったハニカムシートを使って「気球」を作りました。

「気球」に乗っている「自分」も紙粘土で作りました。

 

まず、地道に糊付けした40枚重ねのハニカムシート、広げた時に中央になる部分がずれないように紐で緩めに結びます。又、吊るすための紐も付けます。

そして、広げた状態を固定するためにマジックテープも付けます。

最後にゴンドラを取り付けるための紐も4本つけました。

これで気球の出来上がり。

 

次にゴンドラを作ります。

牛乳パックを半分にカットしたものをビニールテープで装飾します。

下から見上げることになるので、底に絵と名前も描きました。

そして、気球の紐をそれぞれクリップでとめてゴンドラと気球を繋げます。

 

最後に「自分」を紙粘土で作ります。

アルミ線の骨組みでまずポーズを決め、水彩絵具で着色した紙粘土で肉付けしていきます。


ゴンドラから落ちそうになっているポーズだったり、おすもうさんだったり・・・好きにして!

 

「ハニカムシートで作る気球~乗っているのは自分!」


「ハニカムシート作り」

2016-04-28 21:25:24 | どんぐり日記

さかのぼりますが、2015年度3月1週目は「ハニカムシート」を作りました。

 

どんぐり工房では毎年、3月末に「卒業生を送る会」を幼稚園ホールを借りて開催しています。

3月はその会場装飾のための制作をします。

今年は天井から気球を吊るし、窓にはステンドグラス風のパラシュートを飾ります。

ホールは広いので小さな作品では見栄えがしません。大きいのがマスト。

そして当日持ち帰るので小さくたためるものでないと不便です。

さらに、天井から吊るすのでなるべく軽くなくてはなりません。

この条件を満たす素材として考えたのがハニカムシートです。

色々検索したのですが、なかなか思うような大きさのハニカムシートが見つからず、代わりに発見したのが「ハニカムシートのつくり方」のサイト。

作れるんだぁ

大きい気球を作るにはどんな紙が適しているか、半紙、障子紙、版画紙、コピー用紙、色々ためしてみました。

薄くて丈夫で絵の具が染み込みやすくて安価な紙・・・条件を満たす紙になかなか出会えません。

なら、着色ではなく色紙で安価なもの・・・

ありました、ありました・・コピー用紙とか上質紙とか。

色も色々あるので選べて楽しい。

 

こんな道具を作ってみました。 

 角に合わせて紙をのせます。

1枚目は赤の線と赤の印をつなぐ線を定規を使ってのりで引きます。

2枚目の紙を乗せたら次は紫の線と紫の印を同じようにのりで引きます。

3枚目は赤・・・と繰り返します。

 

が、実際は混乱してしまうのが目に見えたので、赤だけで糊付けしたものを10組作り、それを又紫の糊付けで重ねるという方法を取りました。

真っ直ぐな直線を糊で引くというのは小さな子にとっては難しい作業だし、単純作業だし、挫折したらしたで残りは私がやるつもりでした。

でも、意外にも「楽しい~」という1年生。

むしろ高学年の方が「めんどくせぇ」と文句連発。

もちろん、発破かけて自分で完成させましたよ。

 

全部で20枚の紙を重ねました。

乾いてからそれを斜めにカットして又重ねます。(これは私がやりました。)

全部で40枚の紙が重なったことになります。

 

さらにこれを気球の形にカットするのですが、40枚の紙をカットするのは子どもには無理なので私がやりました。

あと一人分やってたら腱鞘炎になってたなぁ・・・

 

さぁ、ここまでできたら広げてみたいところですが、それは次週のお楽しみ

 

 


「2016年度カレンダー」制作

2016-04-26 22:51:30 | どんぐり日記

「2016年度カレンダー」制作

 

さかのぼりますが、2015年度の2月3週目は「2016年度カレンダー」を制作しました。

どんぐり工房では、制作した平面作品を個々のファイルに1年分保存しておき、毎年、年度末にそれを使って次年度のカレンダーを作っています。

どの絵を何月に採用るか、絵とカレンダーどちらを上にするか下にするか、カレンダーの台紙は何色にするか、「カレンダー制作」の日はいっぱい頭を使います。

さらに、カレンダーの月の数字は自分がデザインした文字になっています。

カレンダーは10ポケットのB4クリヤーファイルを利用しています。

大きなクリップでページをとめ、表紙につけた紐で壁にかけられるようにしてあります。

カレンダーとしての役目が終わったら作品集として保存してもらえるように背表紙もつけてあります。

 

 


「こいのぼりモビール」

2016-04-20 22:11:39 | どんぐり日記

「こいのぼりモビール」

 

4月2週目は「こいのぼりモビール」を作りました。

 

4色のEVAシートを切って筒状にし、同じ素材のシールで目や口や模様を貼りました。

 

モビールはバランスを調整するのにとても時間がかかるので小学生の工作としては難しいのですが、

ほぼ同じ重さのこいのぼり4体なので、

紐の長さや取り付け位置などある程度決めておくことができました。

さらに、棒に取り付けるのにモールを使ったので微調整もしやすく割と簡単にバランスをとることができました。

 

最後にホットボンドで固定して完成です。