どんぐり工房小学生クラス4月2週目は、「木のこいのぼり」を作りました。
土台はかまぼこ板を利用し、高さ20㎝ほどの小さな置物です。
作ったと言っても形を作ったのは私で、子どもたちは着色しただけです。
が、細かい作業なのでそれなりの手順や技が必要。
始めにこの部分を塗ってドライヤーで乾かしてから別の部分を塗る、といったようなみんなが最も苦手とする面倒くさい作業だったのですが、割と素直に従ってくれたのは「いいものを作りたい」という気持ちが強かったからでしょうか。
アクリル絵の具の部分はその塗る面積に応じて刷毛や筆で塗りました。
絵の具が垂れたり流れたりするとせっかくの作品が台無し。
筆に含ませるちょうどいい量というのをだんだん身体で覚えていきます。
細かいウロコ模様などはポスカや油性ペンで描きますが、これも完全に乾いたところじゃないと色が混ざってぐちゃぐちゃになります。
面倒だけれどもドライヤーで乾かすことが結局は早道。
「急がば回れ」を身体で覚えていきます。
何年も通ってきてくれている子はその技が身についているなぁと感じ、とてもうれしく思いました。
新1年生は、幼稚園クラスの「スルスルのぼるこいのぼり」のバージョンアップ編を作りました。
「木のこいのぼり」