どんぐりころころ

絵と工作の教室「どんぐり工房」
些細なこと
でも忘れたくないこと

フェルトで作るティッシュボックスカバー

2016-01-27 23:18:44 | どんぐり日記

1月3週目はフェルトで「ティッシュボックスカバー」を作りました。

 

毎年この寒い時期に「あったか~い貼り絵」と題してフェルトの貼り絵を制作していましたが、

今年はそれを立体にしてみました。

貼るフェルトは100均で売っているシール状のものを使いました。


フェルトを切るのは紙を切るよりずっと大変です。

布用はさみも用意しているのですが、それでも思ったように切れなかったり手が痛くなったり・・・

でも、毎年やっていることなので、はさみのコツとか布の性質とか身についていくのですね。

みんな、うまいこと作りました。

下書きをするわけでもなく、その場で考えすぐ着手する子たち。

ひとりのママが関心していましたが、私も同感。

あれこれ考えすぎてしまわない分だけ勢いのある作品ができるところが魅力かな?

 

2月6日ののぞみ幼稚園の生活展で展示します。

是非見てください。

フェルトで作るティッシュボックスカバー

 

 


生活展

2016-01-24 17:20:16 | どんぐり日記

どんぐり工房は林間のぞみ幼稚園の文庫の部屋をお借りして活動をしています。

そののぞみ幼稚園で毎年この時期に「生活展」があり、どんぐり工房も参加しています。

是非、足をお運びください。

生活展

日時:2月6日(土)9:30~14:30

場所:林間のぞみ幼稚園

 

どんぐり工房の展示:ひよこ組

どんぐり工房担当の工作コーナー:ことり組(10:00~13:30)

  1歳児でも作れて回せる「かんたんゴマ」

  上級編 回すと花ひらく「花びらゴマ」

 

                  

 


「墨絵」

2016-01-20 23:23:45 | どんぐり日記

「墨絵」

 

1月2週目は「墨絵」を描きました。

毎年この時期に墨絵を描いていますが、テーマや技法は少しづつ変えています。

墨絵の良さは力強い墨の色、かすれのおもしろさ、そして和紙ならではのにじみ、といったところでしょうか。

でも、こどもたちにその面白さを伝えようとしてもなかなか難しいものがあります。

自由なテーマにしてしまうと「女の子」だったり「うさぎさん」だったりを均一な線で描いてしまうのがすぐ想像できます。

それが悪いわけではないのですが、その手の絵なら他の技法の方が描きやすいでしょ。


私のイメージする面白さはむしろ2,3歳の子が描くような抽象画的な絵。と言っても抽象画をどう説明していいかわからない。

私も高校生までその良さがさっぱりわからなかったし。

 

ということで、抽象画に導くために色々な条件をつけました。


「自分の苗字or名前をひらがなかカタカナで描く」

「文字と文字を重ねたり方向を変えたりして一目で読めないようにする」


「3種類の太さの筆を使う」


「かすれを作る」

「上手に書いてはいけない」

「水彩絵具は多めの水で溶きにじみをつくる」

「金色絵の具でアクセントをつける」


「よくわからない絵の方がおもしろい」


 etc.etc....

 


こどもたちの作品見てもらえばわかりますね。


うまくいった!


「絵馬」

2016-01-16 22:45:43 | どんぐり日記

「絵馬」

 

1月1週目は「絵馬」を作りました。

 

何年か前にも作ったことがあるので、2回目という子が何人かいました。

 

今年は絵馬を吊るす「紙縄」も作りました。

まず長い和紙を湿らせ、アクリル絵具で着色します。

その和紙の水分を取ってから片方の先端をクリップで留めてクルクルねじっていきます。

途中から金糸も一緒にしてねじります。

雑巾を絞るみたいに水分がしたたってきますが、まだまだねじります。

もう無理っていうところまできたら丁度半分のあたりのところを片方の手で押さえ二つに折り、抑えてる手を外します。

すると2本の和紙がクルクルと巻き付き1本の紙縄になります。

 

絵馬の方は「今年の決意」か「願い事」を描きました。

「絵のみ」と「絵と文字」はOK、「文字のみ」はNGとしました。

枠はアクリル絵具で、絵は絵の具・ポスカ・油性ペンで描きました。

 

1年生の「一年えがお」という言葉にいたく感動しました。

まったく そうありたい!