テレビじじいの観戦日記

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オリンピック精神みごと、柔道男子100キロ級決勝

2016-08-12 09:08:58 | オリンピック
リオ五輪柔道男子は100キロ級でも羽賀龍之介が銅。初日からの全員メダルがつながった。その3位決定戦を見た流れで決勝戦も観戦した。

優勝したチェコのルカシュ・クルパレクと、敗れたアゼルバイジャンのエルマル・ガシモフが試合終了直後、肩を組み、笑顔で観衆に応えた。

この試合のしばらく前、女子78キロ級3位決定戦で、締め落とされた選手の顔のアップが映しだされた。凄惨。柔道という格闘技は命がけなんだ。勝者の笑顔のアップも、テレビじじいにはゆがんで見えた。

ゾーンに入って戦っている。試合直後の畳の上では肩を組んだりしない。おざなりとも見えるハグが普通だ。時間を置いた表彰式でやっと肩も組める精神状態に戻る。

すぐに敢闘をたたえ合ったクルパレク、ガシモフ両選手。みごとにオリンピック精神を体現してくれた。