テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

不可ではなかった福永一茂アナのリオ柔道

2016-08-13 11:30:41 | オリンピック
リオ五輪柔道初日、アナウンサーのテンションが急に上がった。これはなんだ。だれだ。

調べて分かった。男子を実況していたNHK豊原謙二郎アナウンサーから、女子のフジテレビ福永一茂アナウンサーに替わった瞬間だった。

いやだな、が第一印象だった。ところが、最終日のきょうまで、不満はあったけれど、不可ではなかった。

テレビじじいはじじいだからかなあ、両アナウンサーの声を覚えられなかった。興奮度も福永アナが特に高いとも思わなかった。

いい組手になったのでつい大声を上げました、と詫びるほど自制の効いた豊原アナ。それと区別ができないということは、実は福永アナもそれほどテンションあげっぱなしではなかった、ということだ。

それでも、不可ではないという言い方になった。これから対決する2選手が紹介され、入場を待つ場面がある。そこに日本選手がいると、コーチへの感謝がどうだとか、いろいろ浪花節のようなエピソードをしゃべり続けたのだ。

せっかく解説者がいるのに、これから始まる試合がどうなるのか、日本選手はどう戦うべきかがお留守になるのだ。試合が始まってからでは、一瞬も目が離せないから遅すぎるのに…。

最終日、山部佳苗の準決勝。福永アナが高校時代の村瀬先生との話をとうとうとしゃべる。またかと思っていたら、とまったとまった。解説杉本美香さんに試合の展望を語らせる余裕が出来た。よかった。

ところが、その後の3位決定戦。薪谷翠コーチとの物語がとまらない。そのまま試合に突入してしまった。やっぱり、不可ではない、かな。

最狡王者リネール連覇

2016-08-13 09:36:58 | オリンピック
原沢久喜が100キロ超級で準優勝し、日本男子全員メダル獲得で柔道が終わった。

それにしても後味悪い試合。最強王者だというテディ・リネールは、開始してすぐ指導を2回とると、原沢とまともに組もうとせず、逃げに終始した。

長い腕で原沢の襟あたりをとってつっかい棒にし、原沢には組ませない。リネールからすれば、組んでいるという主張なんだろうか。消極的だと指導を出さないの? 原沢だけが早々と消極姿勢で指導を取られたのは不公平に思えた。例によって、ド素人のテレビじじいの感想なんだけど。

途中、会場はブーイング。残り時間が少なくなると、組まないで逃げまわる。リネールにも1度だけ指導が出たけれど、絶対王者どころか後退王者、最強王者どころか最狡王者に見えた。