テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

タイリーク・ヒルにお墨付き(後編)

2016-12-05 18:37:14 | NFL
テレビじじいはボケっと見ていたもんで、前編で書いたタイリーク・ヒルの3つのタッチダウン、同じ選手がやったんだなんて思っていなかった。

3つ目のTDで、放送席が何やら言っている。新人が1試合でリターン、ラッシュ、パスキャッチTDを決めたのは1965年のゲイル・セイヤーズ以来だというのだ。

ティーボウイングが話題になったころ、このブログに
The Lord is first, my friends are second, and I am third.
という信心深いセイヤーズの言葉を引用したことがある。
ベアーズの偉大な殿堂入り選手に並ぶ記録を打ち立てたわけだ。

ところがところが、ヒルはカレッジ時代の2014年に、妊娠したガールフレンドへの家庭内暴力が発覚して、チームを追われたことがある、なんてことをウェブで見つけてしまった。

危なっかしいと各チーム手を出さなかったらしいんだけど、今年のドラフトでチーフスが勇気ある指名に踏み切った。生まれた子を可愛がり、態度も改まったのだろう。

この試合の活躍で、ヒルは第12週の「AFC攻撃選手」に選ばれたそうだ。過去に問題を起こしたヒルに対し、もう大丈夫というNFLのお墨付きが出たんだと、テレビじじいは思った。

タイリーク・ヒルにお墨付き(前編)

2016-12-05 18:34:17 | NFL
第13週、我がテレビ環境で生中継を見られたのは、
ドルフィンズ6-38レイブンズ
パンサーズ7-40シーホークス
の2試合のみ。大差で盛り上がらなかったので、第12週で見たすごい選手のことを遅ればせながら。

チーフス30-27ブロンコス。大熱戦。録画して見ていたんだけど、延長戦になりFGを取り合って同点のまま、残り時間2分47秒で録画が終わってしまう大ぼけをやらかしてしまった。日テレG+はきっと放送時間を延長して最後まで中継したんだろうに。

この後62ヤードだったかのFGにブロンコスが失敗。チーフスが34ヤードのFGがポールに当たりながら向こう側に跳ね返って入り、さよなら勝利となった。これはハイライトを探して見るハメになった。

すごい選手の話がそっちのけになっちゃった。

チーフスの攻撃は前半、すべてパントで終わったのに9-3でリードする不思議な試合。
セーフティーを取った後のフリーキックをタイリーク・ヒルが86ヤードのリターンTDをあげたからなのだ。キュッと曲がったと思ったら後は一直線。速い速い。ジュニア時代、追い風参考だけど100メートル9秒台を出したことがあるんだそうだ。

ヒルは3Qに一時逆転の3ヤードTDラン。さらに8点を追う4Q残り15秒にエンドゾーンに座り込むようにしてアレックス・スミスからのパスを受けてTD。

2点コンバージョン成功で延長戦に持ち込む殊勲のタッチダウンだった。