頑張れビッグベン

今週はサーズデーナイトフットボールを失念せずにすんだ。スティーラーズ２３－２６タイタンズ。録画して観戦に成功。

スティーラーズが５４ヤードのフィールドゴールを失敗したのに対し、タイタンズは４０ヤードに成功して決勝点となった。

ＱＢベン・ロスリスバーガーは、通算パス獲得ヤードでテリー・ブラッドショーを抜きチーム新記録を作ったらしい。でも、なんかスカッとしなかった。試合の流れがタイタンズへと変わったパントブロックだって、３ダウンコンバージョンができていたらありえなかった…などと難癖をつけたくなってしまう。

誰にも期待されないブログ開設１０００日目のテレビじじいと、誰からも注目され期待されるＱＢとでは、期待が外れた時の反応も大違いになる。難癖は、「頑張れビッグベン」なのだ。

カマタマーレ讃岐 浦和に食い下がった天皇杯３回戦

サッカーの天皇杯３回戦浦和レッズ－カマタマーレ讃岐を前半途中から見た。ここで浦和がリードしているようなら、そのままだろうから見るのはやめるつもりだった。

０－０で好勝負を展開している。

後半に入って、早野宏史さんが、カマタマーレの足が止まってきたと解説したころから、浦和ペースになった感じ。

交代出場の１８歳矢島慎也のゴールで、３０分に浦和が先制。このままか、と思っていたら４３分に西野泰正のゴールが決まり同点になる熱戦。それでも結局、ロスタイムの3分が終わる直前、ポポがキーパーと1対1になったところでかわし、ゆうゆうと決勝ゴールを流し込んだ。

下境秀幸アナウンサーの「浦和レッズ、なんとかベスト１６進出」という終了直後の言葉が、この試合をよく言い表していると、テレビじじいは感心した。

金本のあいさつ 西村監督のあいさつ

阪神・金本知憲の引退セレモニー。野球の神様ありがとうのあいさつをＤｅＮＡの選手も整列して聞いた。プロ野球同期だというエース三浦大輔からも花束を受けて、おしまれつつ、でも華やかな雰囲気だった。

連続イニング出場記録を続けているため、代走も代打も守備の交代もできないのは、チームの勝利にはマイナスだと感じた時期もあったが、偉大な選手だったことに間違いない。

３年契約の途中で事実上解任されたロッテ・西村徳文監督。優勝を勝ち取ってくださいと挨拶していたが、どうも湿っぽく感じたのは、テレビじじいの思い入れのせいか。一昨年、あれよあれよと日本シリーズに勝った監督だぜ。この２季、クライマックスシリーズに出られなかったからだとされているけど、ちょっと厳しすぎる。

実況の谷口広明アナウンサーが、「お別れ」を連発するもので、なんかお葬式のような感じになってしまった。谷口アナのせいではないんだけれど。

期待をはぐらかされた オルフェーブル、香川、ペイトン・マニングに

オルフェーブルの凱旋門賞、単騎で抜け出したときは楽勝かと思ったんだけど。今回は、期待しすぎではなかったと思う。競馬予想ＴＶ！で、大外枠に不利なデータがあると、松本ヒロシさんが言っていた。不運だった。右へ右へと切れ込んでいって、勝った馬の前を横切ったのが、相手の闘志に火をつけてしまったのかな。テレビじじいの素人談義。

マンＵ香川真司のニューカッスル戦。香川は右サイドハーフという見慣れない位置。特に守備でいいところがなく、狙われた感じ。放送席粕谷秀樹さんには、アントニオ・バレンシアが香川と交代して入ったら右サイドがよくなった、とまで言われていた。３－０勝利だったけど、いいところを見せないと今後が…。

ペイトン・マニング完全復活に期待したトム・ブレイディとのライバルＱＢ対決は、３１－２１でペイトリオッツがブロンコスを破った。いいパスが通った、ゴール前へ走っていくと思った瞬間、追いかけてきたディフェンダーにボールを下から弾かれてファンブル。開始間もなく、ブロンコスがターンオーバ－を喫したのが痛かった。第４Ｑ、１０点差に追い上げてゴールに近づいたところで、ＲＢウィリス・マゲイヒーがファンブルして、あーあ、おわり。

日本Ｕ－１６、ＰＫ戦でアジア王者を逃す

ＡＦＣ Ｕ－１６選手権決勝。５点とった準決勝メンバーはとてもよかったのだが、日本は先発を８人入れ替えた。吉武博文監督はこの大会２３人の全メンバーを使ったという。１２００メートルの高地で、２週間に６試合の過酷な日程を考えた作戦だろう。

準決勝の先取点、長い縦パスをピタリと止めて、パスを出しアシストした杉森考起のプレーがいっぺんで気に入ってしまったのだが、唯一の中学生だというこの杉森もベンチスタートだった。

開始直後、パスがよくまわって、６分に先制したまではよかった。その後、ウズベキスタンにパスコースを消され、ロングボールが多くなった。前半の半ばからは押されていたと思う。

後半開始後まもなく、同点に追いつかれた。

杉森が起用されてから、日本のパスが回るようになった。バーに当たる惜しいシュートもあったが、１－１でＰＫ戦に。

俊敏なセーブを見せていたＧＫサルワル・カリモフ？にはかなわないだろうと危惧していた通りになった。

１、３番手が止められ、４番手が外して負けになった。４番手のプレーは、蹴る瞬間、ＧＫカリモフがスリップして姿勢を崩し、それに惑わされて外したように見えた。カリモフが意図したプレーかどうかは分からなかった。

放送席の言うとおり、ウズベキスタンはいまのＡ代表同様、これから先、ずうっと手強いライバルになるだろう。

ダルビッシュ有のシーズン終了

ア・リーグのワイルドカードゲームという一発勝負。その大切な試合にダルビッシュ有が先発。すごい。

オリオールズに３失点したが、先発として最低限の責任は果たしたと思う。

上原浩治は、８回に登板して３者三振の好投だった。すごい。


レンジャーズというチームに勢いがない。９安打したのに３併殺を食らって、わずか１得点では敗戦もやむを得ない。


春先、毎試合のようにホームランを放った３番ジョシュ・ハミルトンの不振には目を覆いたくなった。３打席目でホームのファンからブーイングが起こり、次の打席ではもっと大きなブーイングになった。

野球のシーズンって、浮いたり沈んだりなが～～～い、とテレビじじいは改めて思わされた。

ヤンキース優勝 オバマ大統領大敗？

大リーグのア・リーグ東地区優勝がかかったヤンキース－レッドソックス戦と、米大統領選候補者討論会が同時進行。ニューヨーカーはどっちを見る？　余計なおせっかいだけど。

テレビじじいは松坂大輔が３ラン、２ラン本塁打の５失点で、ほんとに悔しそうに降板するところを見た。ボストンのユニフォームにはこれでさよならかも。その後、討論会へ。

バラク・オバマ大統領の方が４分以上長くしゃべったのだけど、ＣＮＮの直後の調査では、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝ったと見る人が６７％に対し、オバマ勝ちは２５％と大差がついた。ボストンファンは、野球のうっぷんを晴らしたことになるのかどうか。民主党の地盤だから、そうでもないか。

論戦が終わり両候補の家族も登壇して、入り乱れてハグをするシーンを見たところで大リーグに戻ったら、ヤンキースの選手たちがハグ、ハグ、ハグ…。１４－２で優勝を決めていた。

黒田博樹が１６勝目。イチローが５打数１安打で、レッドソックスの田沢純一は１イニング投げて３者凡退の成績。日本選手が４人も出場したわけだ。

討論会はあと２回あるそうだ。オバマ大統領はこれだけの差を埋められるのかどうか。再選に響くかな。

指定席の王座に帰還 羽生強い！

将棋王座戦五番勝負第４局の千日手指し直し局。続きはけさ見た。終局は午前２時２分だって。やっぱりそこまではつきあえなかった。

指し直し局は羽生善治二冠が押しまくった感じで勝ち、１年で王座を奪還し三冠に。同一タイトル２０期獲得となり、王将戦の故大山康晴１５世名人に並ぶ最多記録を達成したという。

分かりきったことだけど、強い！

防衛に失敗した渡辺明王座は竜王の一冠に戻った。対羽生戦はこれで２０勝１９敗になったのかな。まだ勝ち越している。こんな棋士は他にいないはずだ。森内俊之名人が名人戦ではリードしているが、通算成績では差を付けられている。

日馬富士が白鵬に追いついてきた大相撲もそうだけれど、いつまでも一人横綱状態でいるより、ファンからは面白みが増す。渡辺の巻き返しを期待している。

王座戦第４局 千日手指し直しになっちゃった

王座戦五番勝負第４局を棋譜速報で観戦した。渡辺明王座の１勝２敗で迎えた対局は、解説を見ても盤面を見てもどちらが優勢なのかわからないまま終盤、千日手になってしまった。

今さっき、指し直し局が始まったが、先手になった羽生が１時間１分、渡辺が１時間の持ち時間。こりゃいつ終わるものやら。眠くなってきたしどうしよう。

日本ハム優勝 栗山監督が実績を残した

ロッテ戦引き分けか敗戦で日本ハムの優勝が決まる西武。２－５と３点リードされた九回表に抑えの涌井秀章を登板させて優勝阻止へ頑張った。九回裏１死から中村剛也がセンターオーバーの本塁打を放ったが、抵抗もそこまでだった。

ここで朝日ニュースターからＮＨＫニュースウォッチ９へ切り替え。生中継で日本ハム・栗山英樹監督の胴上げが映し出された。

試合がない日なのになぜ？。

札幌ドームでの練習を無料で公開し、１万５千の観衆と西武敗戦を見守ったという。

稲葉篤紀は、原辰徳巨人監督の８回以上やろうと、１０回胴上げしたと言っていた。

ダルビッシュ有が抜けた穴を埋めて優勝にこぎつけた１年目栗山監督。中田翔を４番に据え続けて終盤戦での活躍を引き出したし、優勝という結果を出したんだから、手腕があるっていうことなんだろうな。

先週「良かった」１位 審判へスタンディングオベーション

１位。審判団へスタンディングオベーション。正規の審判が復帰したサーズデーナイトフットボール、審判をアップにした映像が目立った。

テレビじじいにはよく分からなかったのだけど、レイブンズのホーム、M&Tバンク・スタジアムの観客が審判をスタンディングオベーションで迎えていると放送席。

この人たちがいないととんでもないことになる、とファンやオーナーに見せつけた点で、審判団は男をあげたと思う。

第４週、テレビじじいがしっかり見たのはブロンコス－レイダーズ戦だけれど、さすがきびきびした試合進行だと思った。

１回、チャレンジではなく、天の声でビデオ判定になっていたが、審判の判定通りという結果だった。テレビじじいのあやふやな話で恐縮ですが、この試合だったよな。

先週「良かった」２位 ペイトン・マニング復調

２位。ペイトン・マニング復調。ペイトン・マニングが見違えるような復調ぶり。パス３８回中３０回成功で３３８ヤード獲得、３ＴＤというのはみごと。

ウィリス・マゲイヒーを使ったランもよく出て、レイダーズに３７－６の圧勝で、チーム成績を２勝２敗に戻した。

次戦はペイトリオッツ。プレーオフにブロンコスを連れていけるだけの復活なのかどうか、分かってくるのでしょう。

先週「良かった」３位 ジャイアンツＦＧ失敗

３位。ジャイアンツの５４ヤード逆転ＦG失敗。（良かったと喜んでいるわけではありません。スリルがあっておもしろいシーンだったのです）


残り時間わずかで１７－１９。ジャイアンツはイーグルス陣２６ヤードまで進出。ＦＧで逆転勝ちできるのだが、もう少し進んでＦＧを確実にしようとしたのかＴＤを狙ったのか、イーライ・マニングがパスを投げた。取れない状況だったのにＷＲラムセス・バーデンが無理をしてオフェンスのパス・インタフェアを取られてしまった。

ボールオン３６ヤード、５４ヤードのＦＧに最後の希望を託した。ローレンス・タインズのキックは左にそれて万事休す、と思ったらイーグルスがキック直前にタイムアウトをかけていた。嫌がらせをしてキッカーの動揺を誘おうとしたのだろうけど、結果として、タインズに練習の機会を与えたのと同じことになった。

蹴り直し。まん真ん中を飛んできた。逆転！とテレビじじいは思ったのだけど、距離が数ヤード足りずＦＧ失敗。ジャイアンツは敗れた。

先週「良かった」４位 ぎふ清流国体開会式

４位。ぎふ清流国体開会式。先日、日経新聞に古田肇岐阜県知事が４７年前の岐阜国体で最終走者として炬火台に点火した思い出話を書いていた。有名アスリートではなく、普通の高校生だったという。その高校生が知事となってどんなあいさつをするんだろうと興味があった。

なるほど。ランナーとして登場か。シドニー五輪金の高橋尚子さんから炬火を引き継ぎ、最終走者の高校総体ソフトテニス優勝者安藤圭祐選手にリレーした。その間、競技場では４７年前、最終走者だったというアナウンス。さらりとしていてしゃれてる。いい演出だった。

東京オリンピックの聖火最終走者に五輪代表でもない無名の早大競走部員、坂井義則さんが選ばれた流れで、翌年の炬火ランナー、古田さんは選ばれたのだろうか。

「良かった」５位 香川のゴール

先週「良かった」シーンカウントダウン。

５位。マンＵ香川真司のトッテナム戦ゴール。ウェイン・ルーニーに感心したんだけれど、その後、ニュースなどで見ると、やっぱりすごい。解説で、両足使えるのが良いと言っていた。その通り。