果貿國宅社區は、台湾南部最大の眷村で、2100もの住戸を擁する巨大な高層集合住宅。
元は中華民国海軍が左営に設置した25の眷村のうちの一つで、1965年に完成しました。
特徴は何といってもこの半円形の巨大住棟。特に半円の住棟が向かい合わせになる場所の真ん中は公園になっていて、滑り台は大人気撮影スポット。行った時には撮影待ちの行列ができていました。
公園の真ん中に立つと、このような写真が撮れるので広角レンズで行くのが吉。
団地の一階部分は飲食店街になっており、以前から美食街として高雄市民に人気がありました。
朝ごはんの大人気店が何店舗かあるので朝から行くのがベストらしいですが、私はあいにく午後からしか行ったことがありません。台湾南部にしかないドリンクスタンド「茶の魔手」と葱味のデニッシュ+クレープみたいな葱油餅が名物の「道地葱油餅」がお勧めです。
今までは交通が不便でしたが2018年の秋に台湾鉄道の市街地部分が地下化され、果貿國宅社區近くに「内惟」駅が新設されてとても行きやすくなりました。私は今までに3回行きましたが、まだまだ行くつもりです。
写真家・佐藤健寿さんが撮影した果貿國宅のドローン写真が素晴らしいので是非見てみてください。
ここ数年は、airbnbで果貿國宅内に泊まれる部屋がいくつかあるので、中に入りたい方は探してみてください。
私はなるべく円形の高層階に泊まりたいなと思って、時折検索しています。
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