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意思による楽観のための読書日記

地図と写真から見える!京の都歴史を愉しむ!

時代劇で、特に今年の大河ドラマの紫式部の物語、住まいや出来事の位置関係を頭に描きながら見ると一味違うと思います。式部の住まいだとされる廬山寺、朧月夜や花散里もこのあたりに住んでいたのかも知れません。廬山寺は御所の東隣り寺町通り沿いにあり道長の住まいとされる鴨沂高校からみれば徒歩5分程の位置にあることが分かります。物語の最初の部分で、まひろと三郎が出会った川は多分鴨川。この時代にはまだお土居はなかったはずなので、広小路から丸太町の河原近くでは店が出て芸人たちが散楽などを披露していたのかもしれません。実際に会ったのかどうかは不明ですが、すれ違うことは時々あるくらいの位置関係です。

陰陽師安倍晴明は陰陽寮に勤めていたので清涼殿の直ぐ側に居たので呼べば直ぐ参上できる。呪詛、などといえば現代なら暇なことをと考えがちですが、当時はそれが政り事の一部。

物語の後半、ひょっとしたら舞台になる宇治には光源氏の子とされる薫が展開する恋物語の地名がたくさんあります。夢浮橋、総角、早蕨、橋姫の碑がある場所。浮舟の三室戸寺は紫陽花の季節に行きたいもので、歩く計画を楽しんでも良いかもしれません。京阪三室戸駅から行くなら、歩いて10分、三室戸寺に到着。庭園と紫陽花を楽しんだら、そこから歩いて15分ほどで源氏物語ミュージアム。そこでいただけるマップを頼りに、その周りに先程の源氏物語にまつわる碑を回って楽しめます。歩いて5分、宇治橋のたもとにある通園で休んで、そのまま宇治上神社、そして予約をしておけば亀石楼でランチという案も。地図と写真、視覚からの情報は記憶に残ります。歴史と物語を頭に入れて京都旅行してみるのも一興。
 

↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

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