意思による楽観のための読書日記

ブラック・ドッグ ジョン・クリード *

英国推理作家協会賞受賞作家だというので読んでみたが、これはついていけない。ベルファストで打ち上げられた、50年前の水兵の認識票、50年前に海に沈んだ水兵の標識と人骨が打ち上げられ、元英国秘密情報部員ジャック・バレンタインは調査、数千トンの弾薬や放射性廃棄物が、海溝に投棄されたことを知った。検死審問にきていた記者が、ジャックに隠蔽工作が行われていることを告げようとした時、狙撃されてしまう。残した言葉は「ブラック・キャット」だった。終盤でネタが明かされるが、無理があって、一気に読めるが良かったとは言い難い。
ブラック・ドッグ (新潮文庫)

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