不幸自慢×、幸せ言葉◎

よく、業界人同士が会うと、
「いやー、キビシいですねー。景気が冷えて、最悪です。震災もあって・・・」などなど、
自分のやっている仕事や店がいかに厳しい状況か、切々と訴える人がいます。

その話を受けて、「ウチなんか、もっと悲惨ですよ・・・」とかとか、
不幸の度合いをムキになって競争するかのような「不幸自慢」ショーになってしまうことも少なくありません。

皆さん、これ、もうやめませんか。

確かに、世の中ずっと不況で、震災もあったし、なかなか明るい光が見えてこないです。
でも、それはみんな認識していることだし、今更改めて言われなくてもいいことです。

不幸自慢している人の中には、世の中で一番苦労していて不幸なのは自分だ、とばかりに、
自虐Ｍモードに入っている人もいます。
その人と話していると自分も不幸のスパイラルに巻き込まれそうで怖いですね。

ちょっと偉そうなことを言って申し訳ありませんが、状況が厳しくて不幸なのは、
極端に言えば自分のせいなのです。

うまくいかなかったことを人のせいにして自己完結し、自分で打開することを投げていないか。
同じ状況を見て、マイナス面ばかり見ていないか。明るい側面を見落としてないか。
状況が好転するよう努力したか、努力は足りたか。

進歩していく秘訣は、基本的に簡単なことで、よくない所を直し、いい所を伸ばせばいいのだと思います。
結果が出なければ、さらに方針を改善していく。
簡単に結果は出ないので辛抱は必要ですが。
気の持ちようを明るく前向きに修正するのも大事ですよね。

ぶつくさ文句ばかり言っている人、よくいます。
僕だって、油断するとそんなモードに入っていることはあります。
そんな時は、幸せ言葉、プラス言葉をどんどん使いませんか。

嬉しい!!
おいしい!!
可愛い!!
キレイ!!
素敵!!
上手い!!
すごい!!
幸せ!!
素晴らしい!!

物事の良い面をどんどん言葉にしましょう。
人の良い面はどんどん褒めてあげましょう。

よく「褒められて育つ人」と「ダメ出しされて育つ人」がいると言いますが、
人間、基本は全員「褒められて育つ」と僕は思っています。

僕のことも、たまには褒めて下さいね。(おいおい、それが結論かーっ!?)