久米さゆり・チャリティ朗読ライブに

行ってきました。
今日の14時から、淀橋教会。

毎年イースターの頃に彼女が自主開催している朗読の会。
今回は2010年に亡くなったイラストレーター・絵本作家のクリバリユミコさんの世界を語ってくれました。

第一部はユミコさんの著書『乳がんだって生きていくアタシ』から。
生前交流のあった久米さんが、本人との個人的エピソードなども交えて、この闘病記を紹介。
深刻な病気だけれど、ユーモラスな語り口とスライド上映による楽しいイラスト(というよりマンガ)で、
悲愴感はあまりなく、逆にユミコさんのリアルな悩みや生活感が伝わってきました。

第二部は、ユミコさんの遺作となった、未発表の絵本「みたまさん」を、スライド上映しながらの朗読。
マイク君だけに見える「みたまさん」は、マイク君が友達に意地悪をしたその日から、突然姿を消してしまいます。
どこへ行ったの、みたまさん・・・
このファンタジックな本が、久米さんのやさしい声で語られます。
僕は第二部の方が涙を誘われました。

さゆりさんは自分は役者じゃないから、と謙遜していましたが、
歌手ならではの歌うような朗読としゃべり、そして人柄のにじみ出るやさしい語り口は、
彼女にしかできない素敵な朗読パフォーマンスでした。
ご自身が母でもあり、子供に読み聞かせるような、おとぎ話の世界。
癒されました。

この日は朗読がメインで、さゆりさんの歌は最後の1曲「アメイジング・グレイス」だけでしたが、彼女のソロパートはなんとアカペラ。
ホントに素晴らしい歌でした。

ビオラの小原直子さん、神学生たちの合唱隊も、お疲れさまでした。
今日は朗読中は写真は撮りませんでしたが、最後の、メンバー紹介の時だけ、パシャリ。



さゆりさん、お疲れさまでした。
ぜひまた参加させてもらいますね。

そして今日、さゆりさんから次のライブの情報をゲットしました。

6/29に、代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で、 「種ともこ」さんとのジョイントライブが決まりました。
彼女が主催する東北義援団体「LOVE EAST」主催。

教会以外の場所でのさゆりさんのライブは貴重です。
3月に岩渕まことさんのコンサートにゲスト出演して以来ですね。
この日は曲数もかなりやるとのことで、これは楽しみです。

まだ、「晴れたら・・」のHPにはこの情報は載っていません。
詳細が分かりましたら改めてお知らせします。
久米さんの私設広報部長・塩塚でした。