せんせい!! 我々はー、スポーツマン精神にのっとりぃー、じゃなくて、
先生、尊敬する相手を呼ぶ時の呼称です。
まぁ、先生と言いますと、学校の教師、病院の医師、といった存在が一番ポピュラーです。
一般社会に出ますと、特定の分野で素晴らしい能力と実績を持った人物が、先生、と呼ばれます。
音楽・芸能の世界では、たとえば作詞家作曲家、演出家、作家、
そして北島三郎さんや森繁久彌さんのようなベテランの方々が先生、と呼ばれます。
その方が自分に直接何か教えてくれたことがなくても、尊敬の念を込めてそう呼ぶんですね。
先生と呼ぶこと、呼ばれることには条件があり、美学があります。
つまり、
「あなたは、この分野・この世界で素晴らしいキャリアと能力があり、心から信頼尊敬します。
この現場ではあなたのおっしゃることにはすべて従います。恐れ入りました!!」
という思いを持って先生、と呼ぶわけです。
放送作家でタレント・落語家の高田文夫さん。
僕も番組の音楽を作らせていただいている関係で1989年からお付き合いがありますが、
スタッフ、出演者、芸人さんみんなが「先生、高田先生」と呼ぶので、僕も最初から高田先生と呼んでいます。
彼の場合は僕が個人的に大好きでよく見ていた「ひょうきん族」や「たけしのオールナイトニッポン」や
「三波伸介の凸凹大学校」や「スターどっきりマル秘報告」などの番組の構成を担当して、
番組をクリエイトしていた張本人ですから、僕にとっても「先生」と呼ぶにふさわしい方でした。
高田先生も「ああ、オレが先生だよ。オレに任せておけば心配ないから、みんな安心して付いてこいよー」と
どっしり構えて、堂々と先生になるんですね。
これはとても清々しく天晴れな人間関係で、僕は高田さんを先生!!と呼ぶのがとても気持ち良くて大好きです。
そんな僕も時に先生、と呼ばれる立場になることがあります。
僕は自分のことは大した人間だと思っていませんので、あまり先生と呼ばれるのは好きではありませんが、
たとえば僕が作曲した曲のレコーディングやレッスンの現場などでは、必然的に先生、と呼ばれるわけです。
もしそこで僕が、「やめて下さい、僕は先生と呼ばれるほどの人物ではありません」と言ってしまうと、
その現場の緊張感が崩れ、歌い手やスタッフも僕のことをナメてしまって、ちゃんとした仕事ができなくなってしまいます。
なので、僕も高田先生のようにどっしりと構えて「ああ、オレが先生だよ。オレの言う通りにやれば大丈夫だよ」というオーラを出して対応するわけです。
先生と呼ばれる側にも責任が伴い、
こいつは先生としてふさわしいかどうかのオーディションを毎回受けているようなものなのでちょっと疲れますが、
これでお互い清々しい気分で仕事ができることは間違いありません。
そして、もし、充分な敬意を持っていないのに「先生」と呼ばれたら、これはイヤミです。
呼ばれた方は、からかわれている、おちょくられていると感じます。
なので、その人のことをきちんと理解していない場合は、むやみに先生と呼ぶのは控えた方がいいと思います。
あなたの所属する世界にも、きっと先生と呼ぶにふさわしい人物がいます。
尊敬の念を込めて大きな声で「先生!!」と呼んで下さい。すごく清々しい気分になれますよ。
そして、先生と呼ばれることのある人は、堂々と胸を張って、
喜んで先生と呼ばれていただきたいと思います。
先生、尊敬する相手を呼ぶ時の呼称です。
まぁ、先生と言いますと、学校の教師、病院の医師、といった存在が一番ポピュラーです。
一般社会に出ますと、特定の分野で素晴らしい能力と実績を持った人物が、先生、と呼ばれます。
音楽・芸能の世界では、たとえば作詞家作曲家、演出家、作家、
そして北島三郎さんや森繁久彌さんのようなベテランの方々が先生、と呼ばれます。
その方が自分に直接何か教えてくれたことがなくても、尊敬の念を込めてそう呼ぶんですね。
先生と呼ぶこと、呼ばれることには条件があり、美学があります。
つまり、
「あなたは、この分野・この世界で素晴らしいキャリアと能力があり、心から信頼尊敬します。
この現場ではあなたのおっしゃることにはすべて従います。恐れ入りました!!」
という思いを持って先生、と呼ぶわけです。
放送作家でタレント・落語家の高田文夫さん。
僕も番組の音楽を作らせていただいている関係で1989年からお付き合いがありますが、
スタッフ、出演者、芸人さんみんなが「先生、高田先生」と呼ぶので、僕も最初から高田先生と呼んでいます。
彼の場合は僕が個人的に大好きでよく見ていた「ひょうきん族」や「たけしのオールナイトニッポン」や
「三波伸介の凸凹大学校」や「スターどっきりマル秘報告」などの番組の構成を担当して、
番組をクリエイトしていた張本人ですから、僕にとっても「先生」と呼ぶにふさわしい方でした。
高田先生も「ああ、オレが先生だよ。オレに任せておけば心配ないから、みんな安心して付いてこいよー」と
どっしり構えて、堂々と先生になるんですね。
これはとても清々しく天晴れな人間関係で、僕は高田さんを先生!!と呼ぶのがとても気持ち良くて大好きです。
そんな僕も時に先生、と呼ばれる立場になることがあります。
僕は自分のことは大した人間だと思っていませんので、あまり先生と呼ばれるのは好きではありませんが、
たとえば僕が作曲した曲のレコーディングやレッスンの現場などでは、必然的に先生、と呼ばれるわけです。
もしそこで僕が、「やめて下さい、僕は先生と呼ばれるほどの人物ではありません」と言ってしまうと、
その現場の緊張感が崩れ、歌い手やスタッフも僕のことをナメてしまって、ちゃんとした仕事ができなくなってしまいます。
なので、僕も高田先生のようにどっしりと構えて「ああ、オレが先生だよ。オレの言う通りにやれば大丈夫だよ」というオーラを出して対応するわけです。
先生と呼ばれる側にも責任が伴い、
こいつは先生としてふさわしいかどうかのオーディションを毎回受けているようなものなのでちょっと疲れますが、
これでお互い清々しい気分で仕事ができることは間違いありません。
そして、もし、充分な敬意を持っていないのに「先生」と呼ばれたら、これはイヤミです。
呼ばれた方は、からかわれている、おちょくられていると感じます。
なので、その人のことをきちんと理解していない場合は、むやみに先生と呼ぶのは控えた方がいいと思います。
あなたの所属する世界にも、きっと先生と呼ぶにふさわしい人物がいます。
尊敬の念を込めて大きな声で「先生!!」と呼んで下さい。すごく清々しい気分になれますよ。
そして、先生と呼ばれることのある人は、堂々と胸を張って、
喜んで先生と呼ばれていただきたいと思います。