☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

とん活倶楽部#4・「バラかつ」を語ろう

2020年11月09日 21時54分30秒 | グルメ情報
「バラかつ」とは、バラ肉のとんかつ。ロースやヒレのようにポピュラーではありませんが、脂身好きな「アブラー」なら、ぜひチェックしておきたいアイテム。
そもそも、何故バラ肉はとんかつとしてあまり食べられないのかと言うと、やはり脂身の調理が難しいようです。揚げているうちに脂身が溶けてしまう、でも赤身はある程度火を通さないといけなくて、バランスがポイントなのでしょう。なので、バラかつを出している店の中には、バラ肉を一度茹でて加熱したものに衣をまぶして揚げている店もあります。
バラかつを出すお店は複数あり、僕は個人的に3店で実食しています。そのうち、残念だった1店以外の2店をリポートします。

浅草橋に2店を構える「藤芳」は、ロースもヒレも、牡蠣も海老もありますが、バラかつがメインの店。普通の生のバラ肉のカツ(バラかつ)と、一度煮込んでほろほろのシチュー状態のバラ肉のカツ(トロトロかつ)の2種類があり、メニューのバリエーションも豊富ですが、せっかくなのでその両方が1枚ずつ載ったセットを注文しました。
ちなみに、これで1150円!! バラかつ(2枚)の定食だと950円というナイス・コスパです。





右側のトロトロかつは、かなり煮込まれていて、しかもデミグラスソースがかかっているので、まさしくシチューのカツ。おいしいです♪でも、これはとんかつとは別の種類の食べ物でしょう。
左のバラかつは、赤身を充分加熱する為でしょうか、肉の厚みは薄く、1.5cmくらい。脂身の部分がジュワッととろけて、赤身と融合して食感が素晴らしいです。ロースとは異なる旨味と甘味があってすごくおいしいです。脂がしつこいという感じはありません。店は「おろしぽん酢」を推奨しており、確かにおいしいですが、僕はとんかつソースの方が好きです。
「藤芳」、僕には「ツボ」でした。「藤芳」浅草橋駅前店の食べログは
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13086433/

そして、もう1店は麹町の旧日本テレビの近くの「ICHI」。ここは、ロースやヒレはなく、とんかつはバラかつオンリーで勝負しています。この日いただいたのは、バラかつハーフ。藤芳の1枚と同じくらいです。ここのバラ肉は、茹でて加熱したものですが、「藤芳」のようなシチュー状ではなく、最低限の加熱処理をした、生肉感覚の残る肉。藤芳の2種のバラかつのちょうど中間です。





食べてみると、柔らかくて、ホロッと崩れ、脂身はジュワッときます。食感は、かなりいいです。ただ、ソースが、辛口で、僕の好みにいまひとつ合わなかったかな。逆に、とんかつソースの甘いのがお好きでない人にはバッチリかも。ランチタイムならバラかつ定食は1000円なので、コスパいいですね。夜はワインバーになって、バラかつの値段が高くなるので注意です。
「ICHI」の食べログは
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13126118/

僕は個人的には「藤芳」にぞっこん、イカレてしまいましたが、「ICHI」もなかなかです(^O^)
「バラかつ」、「アブラー」の皆さんにはぜひ一度食べてみることをお勧めします♪
コメント
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