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私が首相になる時とはどんな時か?

2024年10月02日 19時52分05秒 | 一言
 私が首相になる時とはどんな時か? それは「自民党や日本国が大きく行き詰まった時なのではないか。しかも、それは天が決めること。天命が降りない限り、それはありえない」。
 きのう国会で首相となった石破茂氏が近著『保守政治家』のなかで語っていました。深刻な不信を広げた裏金問題については「自民党として、なぜこんなことが組織的に長く続いていたのかをきちんと説明し、国民が納得できるような対応策を前倒しで明らかにしていくことが大事だ」と。
 総裁選の最中にも国民の判断材料を提供するのは政府や新首相の責任だと、早期の解散には否定的だった石破氏。予算委員会を開き政権が何をめざすか示したうえで信を問うべきだと口にしていました。
 ところが新総裁になった途端、ひょう変。裏金にも統一協会との癒着にもふたをしたまま、新政権の勢いで衆院選に突入するという党利党略ぶり。これが、ぶれないことを信条としてきた政治家の本当の姿か。
 戦後の国のかたちを変えてしまうことを声高に主張し、国民にも厳しいことを注文する言論で知られてきた石破氏。憲法前文を幻想だといい自衛隊を国防軍にするアジア版NATOをつくる核兵器の共有や持ち込みについて具体的に検討すべきと主張してきました。
 政権の顔ぶれをみても、国民が願う政治刷新は望むべくもなく、変われないことをあらわにした総裁、首相の交代劇。自民党がどうにもならない時に降りた「天命」とは終わりのお告げではないか。


石破新内閣と解散

2024年10月02日 19時49分41秒 | 一言
裏金隠しの党利党略に審判を
 自民党の石破茂総裁は1日の臨時国会で首相に指名される前に、9日に衆院を解散し、15日公示、27日投開票の総選挙を行うと表明しました。首相就任前の解散表明は前代未聞です。

 石破氏は総裁選で「国民が判断できる材料を提供することは政府の責任であり、新総理の責任だ」「本当のやりとりは予算委員会だと思っている」と、早期解散に慎重な姿勢を示していました。9日間の会期では予算委員会も開けません。

 総裁選の公約をすぐに覆す首相が今後何をいっても国民は信用できないでしょう。まともな論戦を回避して追及を逃れれば選挙に勝てるという思惑の解散に、追い詰められた石破新政権の姿が表れています。

 首相就任からの戦後最短の解散は、裏金事件や統一協会と自民党との組織的癒着の徹底解明、能登の地震・豪雨災害への支援のための補正予算の編成、旧優生保護法の違憲判決を踏まえた加害者である国会の謝罪・検証と補償法の実現など、重要な国会審議にフタをするものです。

 日本共産党の田村智子委員長は「党利党略の早期解散で、裏金問題隠し、逃げ切りを狙うやり方は許されない」と批判し、徹底的な論戦を求めました。

■軍事同盟強化布陣
 新内閣の顔ぶれでは、内閣の要である官房長官に旧岸田派の林芳正氏を再任しました。石破氏は「岸田政権を基本的に引き継ぐので外交・安全保障も経済政策も連続性がなければならない」とのべています。

 党役員には副総裁に菅義偉元首相を起用しました。安倍晋三、菅の両政権を継承して日米軍事同盟絶対・大企業優遇の悪政を推進した岸田政権を引き継ぎ、さらに加速させる布陣です。

 閣僚や自民党役員には石破氏自身を含めて防衛相経験者が5人も就任し、軍事突出の姿勢が目立ちます。岩屋毅、中谷元の両氏がそれぞれ外相、防衛相に就任し、自民党政調会長に元防衛相で旧岸田派の小野寺五典氏を起用しました。林官房長官も元防衛相です。

 中谷氏は安倍内閣で集団的自衛権行使を容認する安保法制を成立させた時の防衛相です。石破氏は「日米同盟を米英なみに引き上げることが私の使命だ」といって「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」の創設、核兵器の「共有」を主張しており、安倍・岸田政権を超える軍事同盟強化の布陣といえます。

■経済失政に無反省
 財務相に起用した加藤勝信氏は、総裁選で「アベノミクス(安倍元首相の経済政策)を推進した精神が私に染みついている」とアピールした人物です。アベノミクスによる異次元の金融緩和による円安、物価高が今、国民を苦しめていることに無反省で、国民にさらなる犠牲を強いる新内閣の姿勢を示しています。

 党利党略の早期解散は、石破新政権が裏金問題でも経済無策でも軍拡路線でも議会制民主主義破壊でも、早くも行き詰まりに陥っている表れでもあります。

 総選挙ではこの悪政に厳しい審判を下しましょう。日本共産党は「赤旗」日曜版のスクープをはじめ裏金問題の追及で政権を揺るがしました。自民党政治を大本から変える対案を訴え、躍進を勝ちとる決意です。


市がカジノ用地引き渡し

2024年10月02日 19時46分02秒 | 一言
大阪 格安賃料、損害1000億円試算
 大阪府市は1日、大阪湾の夢洲(ゆめしま)への建設をねらうカジノを中核とする統合型リゾート(IR)について、IR事業者(大阪IR株式会社)に、貸し出す市の土地を引き渡したと発表しました。今後、隣接する2025年大阪・関西万博主会場用地の北側で工事を進め、2030年秋ごろの開業を目指すとしています。

 IRをめぐっては、昨年9月に大阪府と米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人とオリックスを中核株主とする大阪IR株式会社が実施協定を締結。大阪市は、月額約2億1000万円(1平方メートルあたり月額428円)で市用地を貸し出す契約ですが、「しんぶん赤旗」日曜版の報道などで格安の賃料とした疑惑が発覚。今年の9月には約500人の市民が、少なく見ても月額4億7060万円の賃料が半額以下で貸し出され、約35年間の損害額は約1000億円になるとして松井一郎前市長やIR事業者らに対して賠償を求める監査請求を行っています。

 また、大阪市は、本来負担する必要もない液状化対策などの土地対策費用として最大788億円を負担することを決めています。


軍拡・改憲の石破政権 立ち向かう共闘発展を

2024年10月02日 19時43分26秒 | 一言
総がかり行動 田村委員長あいさつ
 臨時国会が開会した1日、総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクションは、衆院第2議員会館前で「看板のかけ替えでごまかすな!裏金・統一協会との癒着徹底究明!軍拡・改憲はストップ!総選挙で自民党政治を終わらせよう」と横断幕を掲げ、行動し、250人(主催者発表)が参加しました。


(写真)自民党政治を変えようなどと声を上げ、アピールする人たち=1日、衆院第2議員会館前

 主催者あいさつした総がかり行動実行委の菱山南帆子共同代表は、自民党の石破茂新総裁について「軍拡を進め、改憲を進めようとする危険な人物だ」と強調。「総選挙で自民党政治を終わらせる一点でがんばろう」と呼びかけました。

 改憲問題対策法律家6団体連絡会を代表し山添健之弁護士は「憲法改悪、軍拡を叫ぶ政治を変えなければいけない。憲法を守る立場で法律家も全力をつくしたい」と決意を語りました。

 憲法9条を壊すな実行委員会の高田健さんは、石破改憲内閣の前で市民と野党の共闘を進めるために、あらゆる可能性を探ることを呼びかけました。

 日本共産党の田村智子委員長ら国会議員が参加。田村氏は「石破新政権は、大軍拡と改憲でこれまで以上の暴走の危険性がある。安保法制廃止・憲法守れと共同を広げてきた総がかり行動と、これに応える野党の共闘こそが政治を変える力。市民と野党の共闘の新たな発展に全力をつくす」と訴えました。

 社民党、参院会派「沖縄の風」の各国会議員もあいさつ、立憲民主党の議員がメッセージを寄せました。


新基地“強権”示した石破氏写真

2024年10月02日 19時36分53秒 | 一言
「オール沖縄」絶対負けない
3中総で発言 あかみね政賢衆院議員

 日本共産党が9月30日に党本部で開いた第3回中央委員会総会で、「オール沖縄」衆院沖縄1区代表、あかみね政賢衆院議員が行った決意表明を紹介します。


(写真)発言するあかみね政賢衆院議員=9月30日、党本部

 党大会決定でも、3中総でも沖縄1区について宝の議席だと位置づけられ、沖縄県民が励まされています。何としても小選挙区で勝ち抜く決意です。

 9月27日に自民党の石破茂新総裁が誕生した翌日、沖縄の二つの新聞(琉球新報、沖縄タイムス)は、石破総裁覚えているかということで、2013年11月に自民党の沖縄県選出国会議員5人が名護市辺野古の米軍新基地建設を容認させられ、当時の石破幹事長の後ろでうなだれている写真を掲載しました。

 2013年まで沖縄の自民党国会議員もみんな辺野古(新基地建設)反対だったのです。当時の仲井真弘多(ひろかず)知事も辺野古反対でした。自民党は、これでは辺野古が進まないということで、沖縄県選出自民党国会議員5人に離党勧告をつきつけて屈服させ、辺野古を容認させました。5人全員を党本部の壇上に並べて、石破幹事長がそのことを得意満面でしゃべった。その写真が当時、沖縄の新聞に出たのです。

 自民党は、これで国会議員をみんな辺野古に賛成させたとほっとしたのでしょうが、あの写真を見て沖縄県民は本当に怒りました。もうこんな自民党を支持するわけにはいかないと、翁長雄志さん(元沖縄県知事、当時那覇市長)が自民党から抜けるなど、「オール沖縄」のきっかけをつくった写真なんです。自民党も「この写真がオール沖縄のきっかけをつくってしまった」と言っていました。

 強権的な圧力で日米同盟を受け入れさせようとするやり方に対して、絶対に負けないとつくられたのが「オール沖縄」です。

 1区から4区まで「オール沖縄」の統一候補が決まりました。私が社民党の元県議に電話したら、「1区から4区まで全員当選だから、あかみねさんのビラにもどんどん私の名前を使ってくれ」と激励されました。「オール沖縄」の陣容が整っています。

 安保3文書の具体化でも、少女暴行事件でも、沖縄県民の苦難が続いています。しかし、不屈のたたかいで絶対に負けない証しとして、1区で私、あかみね政賢を押し上げていただいています。私も県民の期待に応えて頑張り抜くことを申し上げ、決意表明といたします。


衆院小選挙区予定候補

2024年10月02日 19時26分19秒 | 一言
 日本共産党神奈川県委員会は1日、衆院小選挙区予定候補として7氏を発表しました。

神奈川1区

蓮池ゆきお(はすいけ・ゆきお) 72新

党1区国政対策委員長、党県委員、党横浜中央地区副委員長


神奈川2区

並木まり子(なみき・まりこ) 73新

元湯河原町議、党横浜中央地区常任委員、党2区医療対策委員長


神奈川3区(南関東比例重複)

横山せいご(よこやま・せいご) 53新

党県青年学生部長、党県常任委員


神奈川11区

ためそう稔(ためそう・みのる) 71新

党11区医療・福祉対策部長、党三浦半島地区常任委員


神奈川12区

加藤なを子(かとう・なをこ) 66新

元県議1期、元藤沢市議3期、党12区国政対策委員長、党県委員


神奈川16区

山本みずえ(やまもと・みずえ) 57新

党16区福祉対策委員長、党県央地区委員会沼目支部員


神奈川19区

横関かつひろ(よこぜき・かつひろ) 71新

党19区国政対策委員長、党横浜北東地区委員

日本共産党国会議員団総会

2024年10月02日 19時23分03秒 | 一言
田村委員長のあいさつ
 日本共産党の田村智子委員長が1日、臨時国会の開会にあたって開かれた党国会議員団総会で行ったあいさつは次の通りです。

能登半島の連続被災に迅速な復旧と希望のもてる十分な支援策を
 冒頭、石川・能登豪雨災害で亡くなられた方々に心からのお悔やみを申し上げ、被災された方々へのお見舞いを心より申し上げます。

 地震・豪雨の連続した災害によって、能登のみなさんは大変厳しい状況におかれています。

 政府に対して、迅速な復旧、能登で暮らしていくことに希望の持てる十分な支援策をただちに行うよう強く求めるものです。また日本共産党として、支援活動にとりくみ、能登の復旧・復興を全力で支援することを、この場から表明するものです。(拍手)

政治論戦回避の解散日程――追い詰められた石破新政権の党利党略
 この臨時国会では、新たに選出される首相・新政権に対して、国政の重要課題での徹底した論戦を行い、国民の前に総選挙の争点をあきらかにすることが求められています。

 ところが自民党の石破茂新総裁は、首相に選出されてもいないのに、昨日、「10月27日投開票」で解散・総選挙を行うことを表明しました。総裁選のなかで、石破氏自らこうした解散のやり方は党利党略とまで述べていたのに、まさに手のひら返しではありませんか。(「そうだ」の声)

 このもとで自民党は国会の会期をわずか9日間にと提案しています。これで国民に判断材料を提供する論戦がどうして保証できるのか。国民を愚弄(ぐろう)するものであり、断じて許すことはできません。(拍手)

 わが党は、この臨時国会にあたって、能登の地震・豪雨災害に対して、被災者支援、復旧復興に全力を尽くすため、国会審議を踏まえた補正予算を編成すること、また旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である国会が真摯(しんし)に謝罪と検証を行い、当事者である障害者のみなさんの声を聞き、補償法を実現することが最優先課題と主張してきました。

 そして、裏金事件の真相解明、裏金議員の政治倫理審査会出席、統一協会と自民党との組織的癒着についての徹底解明が必要不可欠です。

 このためには、代表質問、予算委員会、さらに大臣の所信質疑など十分な審議が必要であり、少なくとも30日間の会期が必要だと主張してきました。

 にもかかわらず、わずか9日間の会期で衆議院を解散しようというのは、疑惑隠し、争点隠し、あまりにも党利党略が過ぎると言わなければなりません。ここには、まともな政治論戦を回避し、追及から逃げ回ろうという、自民党・石破新体制の追い詰められた姿が如実にあらわれているのではないでしょうか。

石破・自公政権と正面から対決し、解散・総選挙をたたかいぬこう
 自民党・石破新体制は、裏金事件・統一協会との癒着もフタをするだけで、政治改革など全く期待できません。暮らしと経済の危機に対して、無為無策であることもすでに露呈しています。そして、「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」「核共有」を掲げ、軍事同盟強化・大軍拡、憲法9条改悪で、これまでの政権を上回る軍事突出の危険な姿をあらわしています。

 この石破・自公政権と正面から対決し、解散・総選挙をたたかいぬこうではありませんか(拍手)。自民党政治をもとから変える日本共産党の躍進こそが、腐敗政治の一掃、国民の暮らしと平和の要求にこたえる道だということを、広く国民に訴えて、なんとしても勝利を勝ち取ろうではありませんか。(拍手)

 わが党は、昨日、第3回中央委員会総会を、総選挙勝利をめざす全国決起集会として開催し、解散・総選挙に総決起し、日本共産党の躍進を勝ち取る意思統一を行いました。いま日本共産党が躍進しなくてどうするか――この決意が全国にみなぎる決起集会となりました。党国会議員団が、全党の先頭にたって大奮闘する決意を、あらためて固めようではありませんか。(拍手)

 衆参国会議員のみなさん、事務局のみなさん、文字通りの短期決戦の総選挙です。1日たりとも無駄にすることなく、「比例を軸に」、日本共産党躍進の国民的意義を訴えぬき、党の魅力を語りぬき、全比例ブロックでの議席の前進、そして、沖縄1区「オール沖縄」の赤嶺政賢さんの勝利を、なんとしても勝ち取りましょう。(「よし」の声、拍手)

 私も、次の国会では、衆議院のバッジを胸に、新しい仲間とともに、みなさんと決意を固め合うことを表明したいと思います。

 全国は一つ、団結して頑張りぬきましょう!(大きな拍手)


比例予定候補駆ける 東海(定数21) すやま初美さん(45)=新=

2024年10月02日 19時19分53秒 | 一言
ジェンダー平等社会へ

 東海ブロックで10年ぶりとなる複数議席の獲得のため奮闘しています。愛知県議選や参院愛知選挙区などを経て、初めての衆院比例ブロックでの立候補。愛知、静岡、岐阜、三重を駆け回り、「あなたらしく生きられるジェンダー平等の社会を実現したい」と支持を訴えています。

 党愛知県委員会では、人権ジェンダー平等部の責任者を務めます。その実現には、「男女の賃金格差の是正が必要です」と指摘します。厚労省のデータから、愛知県は男女の勤続年数の差が最も大きく、管理職に占める女性の割合が最も低いと告発します。

 労働時間の短縮と賃上げ、格差解消に向けた実効ある法律の整備に意気込みます。

 軍需産業が多く集まる東海地域から、外交による平和の展望に立ち、対話の習慣を広めていきたいと語る、すやま氏。「戦争末期に戦闘機開発の拠点だった愛知県は多くの攻撃をうけました。平和をつくることを諦めず、新たな標的にならないためにも平和の準備を始めよう」と訴えます。

 小学生の頃、修学旅行で国会見学に行ったときに出迎えた自民党議員の握手をひとり拒否しました。「リクルート事件の金権腐敗や消費税導入が許せなかった」と振り返ります。

 それから30年以上経過し、「赤旗」のスクープと党の論戦が世論を動かし、党が訴え続けてきた「企業・団体献金禁止」が国会の多数派となっています。「みんなで力を合わせて金権腐敗の根を断ちましょう」

 須山・はつみ 1978年生まれ。浜松市出身。愛知産業大学卒。党中央委員。党県副委員長・人権ジェンダー平等部責任者


比例予定候補駆ける 東海(定数21) もとむら伸子さん(51)=現=

2024年10月02日 19時17分38秒 | 一言
人間の尊厳を守りたい

 「初めて国会議員と話しました」「学費が高くて困っています」―。名古屋市にある名鉄名古屋駅前で、党と民青同盟が共同して定期的に取り組んでいる若者宣伝の一幕です。いつも、学校や仕事終わりの若者が何人も立ち止まって長時間の対話に。もとむら氏は、「政治は変えられます。みなさんの声を、必ず国会に届けます」と応じています。

 保育士の配置基準をめぐっては、保育士や保護者らが集めた現場の声をもとに繰り返し質問。76年ぶりとなる、保育士1人当たりの子どもの数を改善させました。それでも依然、先進国でワーストクラスの基準に「子どもの権利を保障する保育実現のため、さらなる改善が必要です」と訴えます。

 被爆2世として、平和への思いはひとしおです。核抑止論や核共有を口にする国会議員がいることに悔しさをにじませ、「核兵器禁止条約批准へ、みなさんと共に力を尽くしたい」と呼びかけます。

 活動の根底にあるのは、「人間の尊厳を守る」という視点です。衆議院では法務委員会に所属。在留外国人の人権問題にも注力しています。医療を受けることもままならず、子どもの権利条約に違反する未成年者の実態を国会で告発し、「すべての子どもたちに在留特別許可を」と主張しています。

 「誰もが差別されない尊い存在として大切にされ、暴力で支配されることなく安心して暮らせる社会にするために全力を尽くしたい」と意気込みます。

 本村・のぶこ 1972年生まれ。八田ひろ子参院議員の秘書などを経て2014年、衆院議員初当選。現在3期目


公約違反許されない

2024年10月02日 19時15分15秒 | 一言
穀田氏 会期9日間に反対
4党国対会談


(写真)4党国対委員長会談。左から2人目は穀田恵二国対委員長=1日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の4党の国対委員長は1日、国会内で会談し、臨時国会の会期を9日間とする自民党の提案に対して、4党で予算委員会を含めて十分な審議が必要と確認しており、「到底受け入れられない」との立場を一致して表明しました。

 4党は「石破茂自民党総裁が首相に選ばれる前に解散と、総選挙日程まで表明したことは、ルール違反であり、断じて許されない」と批判し、発言の撤回を要求しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、石破氏が総裁選中に「国民に判断できる材料を提供する」として、自身が首相になった場合には予算委員会を開催する意向を示していたことにふれ、「そうしたことを踏みにじるようなやり方は断じて許されない」と発言。「ルール違反だけではなく、公約違反だ」と批判しました。


臨時国会 会期9日間に反対

2024年10月02日 19時12分40秒 | 一言
塩川氏「国会・国民を軽視」
衆院議運委

 自民・公明両党は1日の衆院本会議で、臨時国会の会期を9日までの9日間とすることを賛成多数で決めました。日本共産党や立民、維新、国民などは反対しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は同日の衆院議院運営委員会で、9日間の会期に反対する意見を表明。石破茂自民党新総裁が国会で首相に指名されてもいないのに総選挙日程を表明したことはきわめて重大だと指摘しました。石破氏が「本当のやりとりは予算委員会だ」と述べていたにもかかわらず、手のひら返しで予算委員会を行わないのは「国会軽視、国民軽視のそしりは免れない」と批判。予算委員会や代表質問、大臣の所信質疑などの十分な審議が必要で、「少なくとも30日間の会期は必要だ」と主張しました。

 塩川氏は、震災と豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援や復旧・復興に全力を尽くすために「国会審議を踏まえた補正予算の編成が必要だ」と強調。旧優生保護法下で不妊手術を強制された被害者を巡って、「加害者である国会が真摯(しんし)に謝罪し、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することは最優先課題だ」と述べました。

 また、裏金問題の真相解明と、企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、統一協会と自民党との組織的癒着について「徹底解明が求められている」と強調しました。


囲碁新人王(しんぶん赤旗主催)に三浦三段

2024年10月02日 19時08分19秒 | 一言
藤井三段にストレート勝ち

(写真)対局を終え、記者の質問にこたえる第49期囲碁新人王の三浦太郎三段=1日、東京都千代田区の日本棋院

 囲碁の藤井浩貴三段(22)と三浦太郎三段(19)との対決となった第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第2局は1日、東京都千代田区の日本棋院東京本院でおこなわれ、午後3時54分、248手までで三浦三段が黒番半目勝ちをおさめ、シリーズ2連勝で優勝を決め、新人王を獲得しました。(関連記事)

 新人王戦本戦出場は2回目。今期は、関涼介初段、原正和四段、牛栄子四段、蕭鈺洋二段を破って決勝三番勝負に進出しました。

 最終盤に藤井三段に本人も「信じられない」という大きなポカが出て、大逆転で新人王を獲得した三浦三段は、「この勝ち方で新人王は恥ずかしい。これまでの新人王戦優勝者は強い人ばかりなので、最弱の新人王といわれないようにがんばりたい」と語りました。

 みうら・たろう 2004年11月14日生まれ。東京都出身。洪清泉四段門下。20年度入段。23年三段昇段。


「赤旗」読者 1000人超増

2024年10月02日 19時06分11秒 | 一言
9月 総選挙勝利へ全国でダッシュ
 日本共産党は、9月の党勢拡大の結果、334人の新しい党員を迎えました。「しんぶん赤旗」読者は、日刊紙455人増、日曜版613人増、電子版(日刊紙)11人増、全国で日刊紙、日曜版、電子版あわせて1079人増となりました。1カ月の前進数としては日刊紙、日曜版とも第29回党大会後最高。日刊紙は3カ月連続の前進です。

 9月は、自民党総裁選が連日のようにテレビ、新聞で垂れ流されるメディアジャックともいえる異常な状況が生まれました。裏金問題のスクープで自民党を窮地に追いつめた日本共産党と「しんぶん赤旗」の役割を語って、各地で、「赤旗」の見本紙を広げて購読をよびかけるとりくみが広がりました。

 30日、石破茂新総裁が党利党略の早期解散で、裏金問題を隠し、逃げ切りを狙って10月総選挙の実施を表明した同じ日に、日本共産党は、「3中総・総選挙勝利をめざす全国決起集会」を開いて、自民党政治をおおもとから変えるために、国民とともにたたかう選挙と一体に党づくりでも必ず前進を勝ちとる決意を固め合いました。全国各地で、支部、党員が、さっそく元気に宣伝、対話に足を踏み出しています。



チャンスの選挙―攻めに攻めて日本共産党の躍進を

2024年10月02日 19時02分34秒 | 一言
横浜 志位議長が訴え

(写真)志位和夫議長、はたの君枝、さいとう和子、横山せいごの衆院比例予定候補と小選挙区予定候補の訴えを聞く人たち=1日、横浜市の桜木町駅前

 石破茂新首相が総選挙を「10月27日投開票」の日程で行うと表明する中、日本共産党の志位和夫議長は1日夕、横浜市のJR桜木町駅前で街頭演説しました。「疑惑隠し、争点隠し、党利党略は許しがたいが、国民に追い詰められ、論戦から逃げだしたということです。日本共産党躍進のチャンスの選挙です。いま求められているのは、『表紙』を替えることではありません。自民党政治のゆがみを大本から変える大改革です。それができる党は日本共産党しかいません。攻めに攻めて、日本共産党の躍進のために全力をあげます」と熱く訴えました。

 衆院比例南関東ブロックの、はたの君枝、さいとう和子、横山せいご(神奈川3区重複)3予定候補、小選挙区11予定候補とともに、志位氏が「『比例は日本共産党』の声を広げ、南関東ブロックから躍進を勝ち取らせてください」と呼び掛けると、集まった聴衆が大きな拍手で応えました。

 腐敗政治の問題について志位氏は、自民党と統一協会との癒着を巡り、2013年の参院選を前に安倍晋三首相(当時)と統一協会会長が面談していたことが発覚する中、石破首相が当時、選挙を仕切っていた自民党幹事長であるにもかかわらず再調査を拒否していると指摘。石破首相は裏金問題でも再調査を拒否していると批判し、「反省のかけらもない自民党につける薬はただ一つ。総選挙での日本共産党の躍進です」と強調しました。

 志位氏は暮らしと経済の問題に関わって、日本社会の格差拡大は「自然現象ではない」として、自民党政治が▽アベノミクスのもとでの「異次元の金融緩和」で株価をつり上げるとともに物価高騰を招いた▽働く人を非正規ワーカーに置き換え、使い捨て労働をまん延させた▽大企業減税を進め、その穴埋めに消費税を増税した―ことを指摘し、「いまの生活苦は自民党の失政がもたらした人災です。こんな政治を引き継ごうとしている石破政権に日本経済のかじ取りは任せられません」と批判しました。

 志位氏は、日本共産党が賃上げと一体に労働時間を短縮する「自由時間拡大推進法」を提唱し、(1)法定労働時間を「1日7時間、週35時間」にする(2)「1日8時間」さえ崩されている現状をなくすために、残業規制の強化、「サービス残業」の根絶を進めることを訴えていると紹介。「働く人が、人間らしい生活を営む『収入』とともに、余暇や趣味を楽しみ、豊かな教養を身につけ、家族と一緒の時間を楽しみ、社会活動にとりくむための『自由な時間』をもつことができる社会こそ、本当に豊かな社会と言えるのではないでしょうか。そういう社会を共産党と一緒につくりましょう」と呼び掛けました。

 平和の問題について志位氏は、岸田前政権が憲法9条のもとで「できない」とされてきた大軍拡を次々と強行してきたが、石破首相は「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」「核共有」など途方もなく危険な道を暴走しようとしていると批判。それらの唯一、最大の「理由」とされているのが「日米同盟の強化」だとして「軍事同盟強化で平和がつくれるか。軍事同盟強化は軍事対軍事の悪循環を招き、世界を対立するブロックに引き裂きます」と強調。日本共産党が東南アジア諸国連合(ASEAN)と協力して平和構築を進める「東アジア平和提言」を提唱し、国内外で実現に向け取り組んできたことを紹介し、「これは本来、9条を持つ国の政府のやる仕事ではないでしょうか」と訴えました。

 先の欧州歴訪ではNATOの拡大・強化と大軍拡に断固反対の旗を掲げている左翼・進歩勢力と、ユーラシア大陸の東西での軍事同盟強化に反対で固い一致が得られたと報告し、「アジアでもヨーロッパでも、憲法9条を生かした平和外交を行い、平和の連帯を広げる日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。

 最後に、志位氏は「共産主義と自由」を巡り、日本共産党が目指す社会は「人間の自由があらゆる分野で豊かに花開く社会です」と力説。「人間による人間の搾取がなくなることによって奪われている『自由な時間』を取り戻し、拡大し、すべての人間が『自由で全面的な発展』が可能となる社会です」「日本共産党という名前は、このロマンと結びついた名前です。どうかこの党を広げてください」と呼び掛けました。


石破・自公政権と正面から対決し、解散・総選挙をたたかいぬこう

2024年10月02日 18時59分33秒 | 一言
共産党議員団総会 田村委員長、首相の党利党略批判
臨時国会 石破新首相選出

 岸田内閣の総辞職をうけ、自民党の石破茂総裁は1日、開会した臨時国会の衆参両本会議での指名選挙で第102代首相に選出されました。9日に衆院の解散を強行、15日公示、27日投開票とする方針です。日本共産党国会議員団は衆参とも、田村智子委員長に投票しました。本会議に先立つ党議員団総会で田村氏は、党利党略で解散を打ち出した石破氏を厳しく批判するとともに、「石破・自公政権と正面から対決し、解散・総選挙をたたかいぬこう。自民党政治をもとから変える日本共産党の躍進こそが、腐敗政治の一掃、国民の暮らしと平和の要求にこたえる道だと広く国民に訴え、何としても勝利を勝ち取ろう」と訴えました。(田村委員長のあいさつ全文)


(写真)議員団総会であいさつする田村智子委員長(正面右から3人目)=1日、衆院第1議員会館

 議員団総会で田村氏は「石川県・能登半島の豪雨災害で亡くなられた方々に心からのお悔やみと被災された方々へのお見舞い」を表明。政府に対し、迅速な復旧、能登の人々への支援策を講じることを要求し、「日本共産党として、能登の復旧・復興を全力で支援する」と述べました。

 田村氏は「臨時国会は新たに選出される首相・新政権に対して、国政の重要課題での徹底論戦と、総選挙の争点を明確にすることが求められている」と強調。石破氏が9月30日、首相選出前に10月27日投開票で解散・総選挙実施を表明したことについて、「石破氏自身がこうしたやり方を党利党略だと述べていたのにまさに手のひら返しだ」と指摘しました。さらに、自民党が臨時国会の会期をわずか9日間と提案したことについて「国民に判断材料を提供する論戦がどうして保証できるのか。国民を愚弄(ぐろう)するものであり断じて許されない」と痛烈に批判しました。

 田村氏は、臨時国会では、▽能登半島の地震・豪雨災害の被災者支援、復旧・復興にむけた補正予算の編成▽旧優生保護法の違憲判決を受けた被害者への補償法の実現―が最優先と主張してきたと指摘。また、裏金事件の真相解明、裏金議員の政治倫理審査会出席、統一協会と自民党との組織的癒着の徹底解明も必要不可欠だと強調しました。にもかかわらず9日間で衆院を解散するのは、「まともな論戦を回避し追及から逃げ回ろうという、自民党・石破新体制の追い詰められた姿勢が如実に表れている」と断じました。

 田村氏は最後に、裏金事件・統一協会との癒着にふた、暮らしと経済危機への無為無策、「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」「核共有」など軍事突出―の石破・自公政権に「正面から対決し解散・総選挙をたたかいぬこう」「文字通りの短期決戦。一日たりとも無駄にすることなく、『比例を軸に』、日本共産党躍進の国民的意義を訴えよう」と力を込めました。