民青大会閉会 1万人の組織目指す
静岡県熱海市で開かれていた日本民主青年同盟(民青)第48回全国大会は24日、歴史的情勢のもとで青年の政治的模索に応えるたたかいを広げて民青をつくり、青年の巨大なうねりをつくりだそうと呼びかける決議を採択して終わりました。今後1年間で4000人の仲間を迎え、現勢で1万人と言える組織をつくる目標を掲げました。この1年間の拡大到達は3251人に達しました。
結語で西川龍平委員長は、青年の中での拡大が同盟員の成長も組織の発展もつくってきたと強調しました。背景に、青年を社会を変革する主体として捉えられないという見方を乗り越え、「長い『加盟呼びかけ文』を読んでくれるのか」などの疑問に対し、実践を通じて方針を深めてきたことがあると指摘。また歴史的情勢をつかむ重要性を強調し、これらを後押しするのが大会決議案だと語りました。
討論で、岡山県委員長は26人の仲間を迎え目標を達成したと報告。「宣伝・対話で、民青が青年から求められていることを役員も班員もつかみ、つながりに民青を紹介する同盟員が去年の3倍以上に増えた。班がたたかいの中で仲間を迎え、目標達成したい」と語りました。
2008年以来の到達を築いたと語った大阪府委員長は、「今がいいとは思わないが、どう考えたらいいか分からない」と語る青年たちとの対話にふれ、「『アメリカいいなり』『財界中心』から抜け出す展望を届けられるのは民青だ」と話しました。
選出された新役員は次の通り(敬称略。新任以外はすべて再任)。▽委員長=西川龍平▽副委員長=酒巻眞世、中山歩美▽常任委員=青山昂平、伊藤ナシカ、小泉伊知郎(新)、早瀬薫
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