障害者・患者9条の会が集会
![]() (写真)総決起スタート集会に参加した全国の人たち=20日 |
障害者・患者9条の会は20日夜、オンラインで集会「二度と戦争はさせません~岸田政権の軍拡に反対し、憲法改悪を許さない声を広げよう~」を開きました。障害者や支援者ら約140人が参加しました。
全国障害者問題研究会の社浦(しゃうら)宗隆さんが、戦争放棄の憲法9条を守る賛同アピール「障害者の人権保障は平和でなければ実現しません」を提起しました。
障害者・患者9条の会世話人の家平悟さんは「『九条の会』による11月の行動月間に呼応し、危険な軍拡政策、憲法改悪を止めていきたい」とし、この集会を総決起のスタートとすると強調。「賛同アピールを今年中に1000人、来年3月末までに3000人を目指す」と訴えました。
各地の代表が、現場の取り組みを報告。「学習会を計画している。戦争へ進んでいる状況を感じる。福祉と戦争は相いれない」(大阪)と語りました。
同世話人の市橋博さんは、「賛同アピールをひろげに、ひろげていく。改憲を止め、誇れる運動にしていこう」と呼びかけました。
日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)が「軍拡政策と改憲をめぐる動向、今後の運動」と題し基調講演。「次の衆院選では、自公を減らすことのみならず、野党第1党を改憲勢力である維新にさせてはいけない。労働組合と市民と野党の共闘を全国くまなくつくり、対抗していくことが必要だ」と述べました。
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