季節外れですが、ひやむぎを紹介します。
私が名寄市で仕事をしているときに同僚に教えてもらいファンになりました。
あまり知られていませんので、知る人ぞ知るひやむぎです。
名寄市は北海道の中でも北のほうで、車で旭川市から国道40号を通って2時間位かかります。
冬はとっても寒くサンピラーで有名ですが、冷え込んだ時にはダイヤモンドダストが見られますよ。
会社の名前は「株式会社丸松江端商店」といいますが、そこで作られているそうめんのバチがとっても美味しいです。(ホームページもありますのでググって下さい。ちなみにホームページにはバチは載ってません。)
バチとは手延べひやむぎの伸ばした両端の切れはしことで、太さが不揃いで普通のひやむぎより太いですが、これがまた良いのですよ。
電話で注文すると送ってくれます(料金は代引きか郵便局、銀行への振込みです。ひやむぎのバチありますかと注文して下さい。)
バチにはうどんと蕎麦もありますが、ひやむぎが一番美味しいです。今の時期はにゅうめんにすると最高かも!
「株式会社丸松江端商店」
名寄市東2条南11丁目
TEL;<nobr>01654-3-3057</nobr>
入院から2週間半、術後の経過は良好で無事退院です。
妻に迎えに来てもらい、久しぶりの自宅へ。しばらくは自宅療養です。
最初に見てくれた消化器内科の先生、執刀してくれた外科の先生方、外科病棟の看護師さん、皆さんありがとございました。
さあ、早く職場復帰できるようにがんばるぞ!!
妻は仕事していますが毎日病院に来てくれました。疲れているのにありがとう。
手術から2週間経って、病理検査の結果が出ました。
胃の全摘と胆嚢と脾臓の摘出、リンパ節郭清を行いましたが、結果はブログでは書きませんが、そんなに良い結果ではありませんでした。
スキルス性胃がんですから進行が速いので、それでも最悪の結果ではなくて良かったと思います。
先生からは、「再発予防のため1年間の化学療法の必要があります。」と言われ、退院後、TSー1を服用することとなりました。
TS-1は以前はカプセルか粉末だったようですが、今は錠剤も出ていて飲みやすいようです。
副作用の説明を受け心配もありましたが、髪は抜けないようなのでひとまず安心です。
胆嚢は、胃に沿って胆嚢の動きにかかわる神経があり、胃を取ることによって胆嚢が正常に働かなくなって、残しておくと胆石になる可能性があることから、予防的に取るそうです。
脾臓は胃に近くて転移の可能性があるので念のため取るそうです。脾臓は免疫の一部を作る臓器で、無くても他で免疫を作っているので問題ないそうですが、肺炎球菌の予防接種を受ける必要があり、退院後に受けることになりました。
TSー1です。1回3錠を朝と夜に服用します。
金曜日の手術後、月曜日に尿の管と背中から入れてある麻酔の管、木曜日に右側ドレナージ、金曜日に左側ドレナージを外すことが出来ました。身体の管が取れると軽快です。
術後、初めてのシャワーを金曜日に浴びました。サッパリです。ドレナージの穴には防水のテープ貼ってました。
歩くのも楽になり、売店に行ったり出来るようなりましたよ。
管が取れるまで、痛み止め(ロキソニン)をもらって飲んでましたが、管が取れてからはそんなに痛みはなく、経過は順調です。
あとは、摘出した胃の病理検査の結果待ちです。ドキドキですよ。
1週間経つと、職場の皆さんからたくさんお見舞いいただきました。ありがとう。
手術は金曜日。翌週の水曜日から栄養の点滴が終わり食事が始まりました。
まずは重湯、野菜スープ、葡萄ジュース、牛乳だったと思います。
その後は3分粥、5部粥、7部粥、全粥と段階を踏み、全粥が退院の2日前まで続きましたが、普通のごはんが食べたいと先生に話したら、「いいよ」って。米飯に変わりました。
おかずは、大根、ニンジン、里芋、エンドウなどの煮物や、鶏肉、白身魚が多かったかな。消化にいいものなのですが飽きました。
ちょうど手術から1週間後に、栄養指導があり妻と一緒に説明を受けましたが、食べてはいけないものだらけでした。
普段はそんなに食べていないのに、だめだと言われたら食べたくなるものですね。
繊維が多いものはダメだそうです。ゴボウとかサツマイモとか。
食べすぎると腸閉塞を起こすことがあるそうです。少しならいいか。
ラーメンもかん水が入っているため消化に良くないので避けたほうが良いそうです。
ラーメン食べたい。と思ったらこんなインスタントラーメンがあるんですね。
今はいろんな食品があるんですね。
手術した翌日、時間は忘れましたが自分の病室へ戻りました。
通常は自分で歩いて戻るそうですが、私は血圧が低くて安定せず車椅子に乗って戻りました。
戻ると看護師さんが身体拭いてくれました。仕事とはいえありがたいです。
次の日にはおならが出ました。術後の経過は良好です。
その翌日には尿の管も外し、動きも楽になりました。やっぱり点滴とドレナージと尿の管をぶら下げて歩くのは大変です。
看護師さんからは歩くように言われていて、妻に付き添われながら病棟の廊下を歩きました。
手術が終わり、病棟の緩和室に入ったのですが、血栓が出来ないようにふくらはぎ部分を締め付ける靴下(ストッキングのようなもの)を履いて、脚にマッサージ器みたいな機械をつけられました。
水はまだ飲んではいけなかったのですが、酸素マスクをしているととっても喉がかわくのですよ。
途中から口ではなくて鼻からのみの酸素投与に変えてもらいました。少し楽です。喉が渇くのは看護師さんにお願いしてガーゼを濡らしてもらい口に含んで水分を少し補給。
靴下が結構きつくて、これも看護師さんにお願いして、ちょっとの間はずしてもらいました。
ドレナージの管がお腹の両側にそれぞれ入っていて結構苦しかった。
胃の摘出をする場合みぞおちからへそにかけてまっすぐと切るようです。
私の場合切った長さは20cm位です。執刀医の先生はへそまでと言ってましたが、結果、へその一歩手前でへそはきれいなままでした。切った傷跡は思ったよりきれいでした。名医なのかも。よかった。
ちなみに、手術前に先生から「少し体重減らしてね。」と言われてましたが、私は当時ポッチャリしていて、がん発見当時は最盛期より7kg程痩せましたが、それでもちょっと多かったのかも。
手術後しばらくしてから、病室に執刀医とは別の外科の女医さんが様子見に来た時、太ってると手術の時大変なの?と聞いてみたところ、「脂で手が滑るんだよね。」と。
なるほど、そうゆうことか!