the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

「祝(ほうり)の島」@三原、無事終了!

2010-05-09 23:06:15 | エコロな暮らし
お知らせしていました
「祝(ほうり)の島」上映&監督トークが、5月9日無事終了しました!

予想を上回るご参加をいただき、
椅子が足りない、資料が足りない、、、という状況になってしまいました。
ご参加のみなさまには窮屈な思いをさせてしまったかもしれませんが、
たくさんの方においでいただき、とてもうれしくしています。
ありがとうございました!

映画・監督のお話の内容もとても良く、好評でした。

映画は、
原発建設について、上関町議会での討議や島でのデモの様子などもありますが、
原発が中心といった内容ではなく、
先人から引き継いできた島の漁業や農業、
それを守りたいという島の人たちの思い、
とても微笑ましく、会場から笑い声の上がっていた島での暮らしの様子
――小学校の入学式
――1人暮らしのお年寄りどうしが1軒のおうちに集まって団欒など
などを通して、多くの人の共感を呼ぶ内容でした。

1人ひとりの物語、普通の人の日常を通して、
そこに共感を呼び起こしていくような印象です。

監督自身が、島の人とたくさんの時間を一緒に過ごして、
カメラの前でも、自然なありのままの島の人たちの姿や想いを
映像として映し出しています。


「生活していく中で目線をどこに向けるか・・・
 自分たちの世代は苦しいことに耐え、ものの有難みが分かる。
 都会の人は自分の身の丈以上の暮らしをしようとしているんじゃないか」

「離島だから他へ働きに行くという選択はない。
 島で農業・漁業をしていくしかない」

などなど、
映画の中で印象に残った祝島の人の言葉がたくさんあります。

離島だから、この地を守ってこの地で生きていくしかない、
けれど、結局はこの地球も限られた世界でしかなくて、
大き過ぎて実感しにくいけれど、
やっぱりここを守っていかないと生き続けていけない。
原発の問題を超えて、環境問題の根っこの部分から
私自身、とても考えさせられる機会となりました。


6月1日(火)       岡山市
  2日(水)19:00~ シネマ尾道
  3日(木)13:00~ ポートピアはぶ(因島)
  4日(金)       瀬戸田市民会館
  5日(土)       松山市
  6日(日)14:00~ 横川シネマ(広島)

とありますので、ぜひ見ていただきたいです。


「祝の島」のプロデューサーであり、纐纈監督の師でもある、
本橋成一さんの映像は "荒野に咲く花" "廃墟の陽だまり"
とでも言う感じで、大好きです。

「撮る技術は誰でもそこそこ身につけることができる。
 良い作品ができるかどうかは、人間性」
みたいな感じのことを(正確な言葉を思い出せません。。)
纐纈さんが本橋さんから言われたそうですが、
とても明るく、誰とでもすぐ仲良くなってしまいそうな、
オープンな纐纈監督の人柄にもすごく惹かれました。


▼「祝(ほうり)の島」公式ホームページ
http://web.me.com/polepoletimes/hourinoshima/


写真:
纐纈あや監督
イラストレーター黒田征太郎さんが「祝(ほうり)の島」へ寄せた作品をバックに



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