よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

場外乱闘篇 2:竹中経済白書(2001/12/4)を論ず

2020年11月16日 | 日本経済を読む
本ブログ 総目次へ戻るこのカテゴリの目次へ戻る 論理構造のない文章は始末に負えないが・・・ こういう文章を論ずるのは難しい。ケインズが一般理論を書くときに直面した問題である。なぜなら、論理構造がないからである。A⇒B、なら、Aでない⇒Bでない、となる。それがないのである。 ケインズはそのために古典派理論の公準(古典派が拠って立つ前提つまりA)を自ら定式化し、その前提が成り立たな . . . 本文を読む