よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

第22章 景気循環に関する覚書 (現代正統派にはない「期待の崩壊」という視点)

2022年04月28日 | 一般理論を読む 改訂版
自由放任下で完全雇用が不可能である以上、好況は長続きしない ケインズは「第16章資本の性質に関するくさぐさの考察」において、自由放任下での完全雇用達成の不可能性命題を提起している。(本ブログ”第16章 資本の性質に関するくさぐさの考察 (自由放任では完全雇用を達成できない 資本主義の非営利化という課題)”参照)自由放任下では完全雇用が不可能であるということは、好況は長続きし . . . 本文を読む