松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

おいしい生活 ~八条と七条のあいだに~

2011-11-26 03:23:25 | life good taste
こんばんわ。

先日仕事で金沢に行く機会がありまして
短い時間の割に、結局金沢の虜になる程の

【旅】になったんですが、それでもやっぱり
仕事で行ってるんで、
どこか緊張というか気が抜けない、っていうのは

あったと思う。
だから京都に着いた時も
(注:あっ、京都≪≫金沢のバスでした)
「さて、最初の晩餐は何にしよう」って構えたんですね。

大阪には京阪で帰ろうということにして
八条口から七条の方にトボトボ歩いて行きますと
JR・近鉄の線路を越え
高倉塩小路の交差点までの下り坂の途中に
『ラーメン専門店 第一旭』という店を発見!

いわゆる、キタナウマソウナ店構えにピンっ!ときまして。
店も古けりゃ、店が入ってるビル(マンション?)も古い!
知る人ぞ知る、という感じだが
店先にも2、3人並んでるので、いい感じ!!
(行列も並ぶ程美味い上に、待つのはたったの2人だけ!)
それに高倉塩小路なんてもう一生来ないだろうと思い...

そう、入店の条件は
揃ったのです!
平日の昼時ですが
活気!活気!!活気!!!
前のおっさんと相席でしたが、そんな事も忘れさせるウマさ♪

箸が進む進む(焦)
(あぁ、ここで間違いなかった)と思いながら
水を飲みがら顔上げたら
おっさんがそこには居るんですが...

現実なんで。
別に、存在を完全に消し去ったら
それは...事件やで。

僕がラーメン食べて目の前のおっさんが消える、という
支点・力点・作用点も解りませんし。

存在<感>を食べる時だけは忘れさせてくれる、
そんなラーメンです。

《お断り》

どんなにおいしくても、日々の嫌なことは消えません。
それはそれ、これはこれ。

逆に、世の中どんなんでも、うまいものは【うまい】。

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