松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

最後に言いたい事は忘れてしまった~総括は、結局ぅ、なんだかんだで、自分のせいかなって~

2006-11-06 02:03:17 | Weblog
~ハーフマラソンのもう終盤・19㌔地点~

前方に、青年が倒れそうに何とか「走っている」体裁を保ちながら、歩い…否。
足を何とか踏み出しているだけであった。

A「あいつ、やばいで。」
その青年はふらふらで、足を前に踏み出すことだけは忘れずに、生きているだけという感じであった。
B「大丈夫か?」C「あいつ、あかんわ。救護さん!!救護さん!」

その【あいつ】が不肖・わたくしで御座います。
要するに…
本日・2006年11月5日(sun) 西宮国際ハーフマラソンに出場してぇ…
脱水症状で…救急車で運ばれました。

イケると思ったのになぁ…。
あーあ。
完走できなかったっすわ。
あーあ。
なんでだろう。                    A.水分摂らなすぎ

なめてました、僕ぅ。
たかが20㌔って思ってたもぉん。
そりゃ、走った事あるし、初めてじゃないし。
何回も、走った事、そりゃありますもーん。あっ…2回だけど。
どんな距離か、忘れてました。
普段は7㌔くらいのコースで練習してるんですけど
7㌔くらいを走るののと同じように!20㌔を…。

特に、序盤なんか、駆け出したもんなぁ、僕。
いかにも
若者っぽく。
最近なんか、僕って年寄り…否。若年寄ってなくらいの生気のない生活を送ってて
自分では、そんなことないいですけど
「疲れてる」って周りから言われたり。
疲れてる男ってモテないらしいよ。
いつかのananに書いてた、ような。

最初の30分は自分の80%をずっと維持してしてて

だんだん疲れが足の、特にふくらはぎにきて…
で、走るコースなんか、1度走った事あって(武庫川の西宮側河川敷)
あそこは、阪神電車、43号線、二号線、JR、なんか幹道路あって、阪急でしょ。
で171号線で、新幹線あるでしょ、その橋が距離を測る目印があるんですけど
なんか、逆にない方がいいんですよね。
どんだけ遠いか分かってまうし。
これ、コースのせいにしてるのとちゃうよ。

で、走ってるときなんか何を考えているのかって
結構しょうもないこと考えてたり
あと、止まったり歩いてしまったりしたら駄目って自戒したり
無心だったり…
無心になって走れるのは、調子が良く軽快に走れてるときだけで
走れないくらいになってしまうと、なんか
「どんだけ遠いねん!」とかぁ
「歩いたらあかん、止まったらあかん!あかんて!!にしても…」

「遠いわ…」って事しか考えれなくなってて
序盤なんて多分150位以内までには入ってたと思うんですけど
足が重くなると、何百人の同志に越されて…
久しぶりに、「上には上がいる」ってこと実感して(って思うほど練習してないっですけど)
純粋に終盤でもペースをキープできる人って凄いいなって素直に尊敬できるわ。
僕も、横腹がきつくなってなくて、足もまだ軽かったら、ペースを乱さないように頑張ったり

できるんですけど、足が動かないほどに足に疲れがこれほど来たのは、初体験で
あと、気を失う事に関してもバァヅィンでして

もう倒れそう、ふらふらしながらも、倒れまいと足を出して持ちこたえのは憶えているんですけど…
次、気がついた時は、救護員の方々に囲まれ、応急処置を施され、あと1㌔だったので走ろうと
体を起こしてもふらついて、で、ドクターストップをかけられ(此れも初めて☆)

次第にサイレンが聞こえてきて、白地に赤のストライプがあしらった車…救急車に運ばれ
救護室に搬送され、かなり人間みたいに元気になってくると、服なんか着だして
待ってた友達(#17君と#mayu)はとうに帰ってて…
僕って、結局は、なんにもできないんですねっ!
倒れて、完走できなかったの、どこか、別に、否。そんなに悔いはないんです。

そりゃ完走はしたかったですけど
レース前に、「みなさん、自分の体調に合った、無理のないペースで走りましょう」という
アナウンスにも「ふんっ」て思ってた自分の愚かさを考えると、当たり前の結末だとは思いますし
やっぱ、いつまでもお遊び気分で事を済ますのはアカンのだろうかと

ちゃんと兜の緒をしっかり締めて取り組まなあかん時期にきたのかなんて
考えてみたりしてるんです。
最後に、本当にお世話してもらった救護員、救護隊員、救護室のスタッフの方々

それと、応援に駆けつけてくれた#17君と#mayuに
御礼の言葉を申し上げ候。

【俺ぇ、それでも、頑張ったはずなんだけど、いつの間にか倒れちゃってたみたい】

あっ、此れ最後。

ほんと...


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