松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

映画2

2007-06-09 00:49:25 | movies
先日『バベル』を観たって書いたけど

この時、予め全く情報を得ないで行ったんです。
菊池凛子が話題で、それだけしか知らずに映画館に行ったんですけど

それで本当に良かったって思いました。
自己分析になるし。でも、それが一番大きいかな。
内容なんて僕なんか分かり易いのが、分かり易いね。…ってそのままなんだけど。

だってあの映画、プロパガンダ(的意図が暗示してある)だと思って
ずっとズルい目で観てたんだって、終わってから思ったね。
如何に自分がズルイかとか。
あと、権威主義的な所とかも。

映画でも、借りるビデオでも、裏面(内容)を見てから借りるか借りないのか判断するってのが
今までだったんだけど
それだと
書いてある通りにしか観れないんです。
そう思わないとダメなんだと思い込んでしまう面も、僕の悪いところなんです。

馬鹿にされたり、映画を分かってないとか、そういう事を言われるのを恐れてる。
でも、そういう所が、ほんとで嫌で、この頃。
だから今回、まっさらで見に行って
それで、やっぱそういうのが「本当」なんだなって思ったんですね。

本当の観る姿勢というか。
それで、今回の『バベル』も完全にプロパガンダ視してて
(アメリカの映画とか、殆どそういうのだけど、というか、そういう風に見てしまう!)

それで帰ってインターネットで内容見たら
「あっ、そういう映画だったんだ...」って

制作者の意図を全然汲み取れてないわけ。

そう思うと、監督も可哀想だなって。
だって、何にも分かってない僕みたいなのが偉そうな事を勝手に言ってるんだから。

自分映画観てもいいのかなって、そういう事も思ったんですね。


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