Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

「羊と鋼の森」が本屋大賞、KeenumはこのままLAの先発QBに居座るのか

2016年04月13日 22時30分00秒 | NFL2016
2016年の本屋大賞が発表になり、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が受賞しました。
 
NFLを見ている筆者は「羊」と「鋼」という文字列に敏感に反応しましたが、残念ながら第51回Super Bowlの対戦相手を予測した小説ではないようです。ピアノの中(ピアノ線=鋼を押さえるフェルト=羊)のことだと今朝のNHKの「おはよう日本」で言ってました。
 
この両チームのSuper Bowl進出について言えば、AFCは確かに有力ですが、NFCにはちょっと疑問が残ります。何せ長年の懸案である、QB問題がいっこうに解決されていないのですから。
 
「羊と鋼の森」という小説があるなら、NFLのチーム名を組み合わせるだけで、書籍のタイトルができそうな気がしてきました。第1回、第2回Super Bowlの対戦カードは「缶詰め工場の主任」(「Chief」はあえて主任と訳しました)、「缶詰め工場の荒くれ者」で池井戸潤の小説、しかも続編付きのような感じだし、第47回SBは「黄金の鴉」で大藪春彦のハードボイルドにありそう
 
NEが絡んでくると「愛国の巨人」とか(第42回、第46回)「愛国者の鷹」(第49回、Seahowkの和名「鶚」じゃ、読めないし分かんないのでHowkだけにしました)とかトム・クランシーのスパイ小説になります。Super Bowl 50は「黒豹と暴れ馬」でどっかの時代小説を感じさせますね。別にSuper Bowlの対戦チームでなくてもいいんですけど。
 
出だしから脱線しましたね。さて今回は、前回予告したJersey Numberの話は後にして、「羊」の話をします。というのも某方面から圧力がかかったんですよ。
 
羊とは、もちろんジャニーズの若手と密会説が流れているあのお方ではなく、LAに戻ったRamsです。
 
Ramsは、一瞬Peyton Manningに秋波を送ったと噂されましたが、その真偽はわかりません。結局、ManningはLAに来ることはなく、引退しました。本当にRamsに誘われたのか、それが嫌だったのかは、しばらくは封印するでしょう。
 
そのRamsは先発だったNick Folesをシーズン途中に降格させて、最後の4試合はKeenumを先発に起用しました。今季も本気なのか、やけを起こしたのかは不明ですが、Keenum先発で行くと言っています
 
せっかくのLA帰還なので客を呼べそうなQBを獲ればと思うのですが、Kaepernickは同地区だし、RG IIIはドラフトの経緯(RG IIIの指名をするためWASがドラフト権をトレードした)があるからありえないし、まさかTebowはないですね。現実的には2016年ドラフトで、トレードアップを含めてQBを指名すると思いますが、もしそうなら事前に漏らす必要はありません。
 
では暫定的でも2016年のエースQBとなったKeenumについてみてみると、その足跡は異色でした。Houston大学を6年かけて卒業し、2012年にドラフト外で地元のHOUに入団。その後、2チームを行ったり来たりしています。
 
ShaubeがINTされまくってKubiakが馘になった2013年シーズンは、途中からエースQBの座を得て8試合に先発しています。ただしHOUのその年は開幕2連勝した後に悪夢の14連敗。シーズン途中から先発になったKeenumも8連敗となりました。シーズン最後の2試合は怪我で欠場しています。
 
そして2014年シーズン前の8月、Ryan Mallettを獲得したHOUから放出されます。このシーズンはSTLでスタートをしましたが出場機会がないまま、プラクティススクアッドに送致。ところがMallettとFitzpatrickが故障したため、HOUに呼び戻されました。結局、先発がいなくなったHOUで2試合先発して、2勝を挙げています。
 
そして2015年再びRamsに戻り、シーズン途中から先発の座をゲット、今に至ります。

Keenumの成績をよく見ると2015年シーズンにFolesをリリーフした1試合以外は、出場した15試合にすべて先発しています。それなりにチームからの評価は高いQBなのでしょう。

Week15のTB@STLでは、ほぼ満点に近い158.0というパッサーレーティングを挙げて勝利しています。Week16でSEAに痛い黒星をつけた試合でも貢献しています。
 
2016年、本屋大賞の書籍の通り、羊はSuper Bowlに行って鋼と戦えるのでしょうか。そのためにはドラフトの前である今はKeenumの覚醒にかけるしかありません。さてどうなりますかね。


2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。
 
AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
 MIA マイアミ・ドルフィンズ  NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
 NE ニューイングランド・ペイトリオッツ  PHI フィラデルフィア・イーグルス
 NYJ ニューヨーク・ジェッツ  WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
 CIN シンシナティ・ベンガルズ  DET デトロイト・ライオンズ
 CLE クリーブランド・ブラウンズ  GB グリーンベイ・パッカーズ
 PIT ピッツバーグ・スティーラーズ  MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
 JAX ジャクソンビル・ジャガーズ  NO ニューオリンズ・セインツ
 TEN テネシー・タイタンズ  TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
 KC カンザスシティ・チーフス  LA(STL) ロサンゼルス(セントルイス)・ラムズ
 OAK オークランド・レイダース  SF サンフランシスコ・49ers
 SD サンディエゴ・チャージャース  SEA シアトル・シーホークス
 

もしFitzpatrickがDENの先発QBになったら

2016年03月19日 10時07分59秒 | NFL2016
今回は、DENに移籍するかもしれない、Ryan Fitzpatrickを調べてみました。決まる前に公開しないと、原稿を直さないといけなくなりますのでさっさと行きます。

このQBに皆さんが持つ印象はどんなものでしょう。
 
・Harvard卒でWonderlic Testを9分で回答
・ひげ
・名前の文字数が多すぎてJerseyの背中に並べるのが大変
・オードリーの若林に嫌われている
・Zeno Smith殴打事件後、NYJでまさかのブレーク
 
くらいでしょうか。
 
Fitzpatrickは2005年のドラフト7巡目、全体250位で(この年のQBとしては一番最後に)STL(Rams)に指名されて、NFL入りしました。全体1位が現KC(指名時はSF)のAlex Smithで、Aaron Rodgersが24位まで待たされてからGBに指名されたあの年です。
 
Harvard大卒の選手は非常に珍しくNFLにはこれまで数人しかいないとのこと(ちなみにNBAでは、現役のJeremy Linを含めて3人)。NFLのスカウティングコンバインで全員が受けるWonderlic Test(一種の知能テスト)を制限時間12分のところを9分で仕上げて、歴代のQBで最高点をとったそうです。まあつまり、頭がすごく良いわけです。このあたりの話は、いくつかネットに転がっているので興味がある方は探してください。
 
ただ、プレイぶりもクレバーかというとそうではないようで、パッサーレーティングはキャリア全体で80.8とそれほど高くありません。目立つ特徴があると、そこしか認識されないという副作用もあるわけで、筆者の友人の熱心なRamsファンによると、入団当時は「ハーバードを出た3番手QB」程度の印象だったといいます。
 
それでも1年目は、エースQBのMarc Bulgerが肩を怪我したこともあって3試合に先発しました。チーム2番手QBだったJamie MartinをリリーフしたWeek12の@HOUでは、310ヤードを投げてチームの逆転勝利に貢献しています。その後、3試合に先発するのですが、Week14の@MINで5INTというとんでもないことをやらかします。
 
STLで3番手QBとして2年過ごした後、CINに移籍。2シーズン目の2008年には、怪我を負ったPalmerの代わりに12試合で先発しました。その後のBUFで過ごした4シーズンでは、最後の2シーズンで全試合に先発しています。

TEN→HOU→NYJと1年ずつ渡り歩いたここ数年を見ている限りは、エースQBの座をライバルと争って勝ち取るパターンが多いようです。ともあれ、全体250位でスタートした選手としてはそこそこのキャリアといえるでしょう。
 
ただFitzpatrickが先発した試合の勝率はよくて5割、それほど強くないチームにいたこともあって負け越しが続きました。Statsから浮かび上がるのは、先ほども触れたINTの多さ。2011年シーズンは23回のINTを食らって、インターセプト王となっています。
 
2015年のNYJでも、Geno Smithと先発を争うものの2番手扱いでした。それが変わったのは、例の殴打事件ですね(前回も触れたので略)。開幕戦に先発QBの座を得てからは快進撃を始めました。
 
ここで、以前取り上げたパッサーレーティング算出式をもう一度取り上げます(ちょっと横道に逸れるので青字部分は飛ばしてもらっても大丈夫です)。
 
(a)………(パス成功率 - 30)× 0.05
(b)………(パス平均獲得ヤード - 3)× 0.25
(c)………  パス成功率 × 0.2
(d)………  2.375 - (INT率 × 0.25)
 
パッサーレーティング=((a)+(b)+(c)+(d))/ 6 × 100
 
でしたね。
 
上の式を暗算できるよう書き直しみました。
 
(a)はパス成功率から30を引いて20で割ります。
(b)はパス平均獲得ヤードから3を引いて4で割ります。
(c)はTDパス成功率を5で割ります。
(d)はINT率を4で割って2.375から引きます。
 
そしてそれぞれが、「2.375」という満点にどれだけ近いかを比較することで、選手の成績をイメージできるはずです。
 
例えばある選手が試合で(b)のパス平均獲得ヤードが13.0という成績だったとしましょう。(13 - 3) / 4 = 2.5 ですから2.375という満点を上回っています。この時点で滅多にない成績であることがわかります。
 
2015年シーズンで試投回数が30を超えたQB全56人の平均値は、パス成功率が63.0%パス平均獲得ヤードは7.3ヤードTDパス成功率は4.6%INT率は2.4%でした。56人の平均パッサーレーティングは85.7でした。
 
上記の平均値と、Fitzpatrickの通算成績であるパス成功率60.1%パス平均獲得ヤード6.7ヤードTDパス成功率4.4%INT率3.3%や、2015シーズンの成績であるパス成功率59.6%パス平均獲得ヤード6.9ヤードTDパス成功率5.5%INT率2.7%と比べてみましょう。
 
パス成功率とパス平均獲得ヤードは平均より悪いくらいですが、2015年シーズンにTDパス成功率が伸び、INT率が下がったことがわかります。特に31回のTDを奪ったことで、TDパス成功率が大きく伸びました。これがNYJ躍進につながったと言えるでしょう。
 
実際、MarshallとDeckerという2人の1000ヤードRecieverとIvoriという1000ヤードRusherを従えたNYJの攻撃は好調でした。終盤の5連勝、特にWeek16にOTの末NEを破った試合は圧巻。Fitzpatrickはこの5試合で13TDを上げ、INTはわずか1でした。
 
ところが、勝てばNYJにとっては2010年以来のPlayoffとなる@BUF、4シーズンを過ごした古巣との戦いで悲劇が待っていました。2点差→5点差(つまりTDをとれば逆転)の4Qに、3ドライブ連続でインターセプトを喫したのです。
 
NHK中継の録画が残っていたので見直しましたが、前半は強風もあって絶不調。後半持ち直したものの、4Qのエンドゾーンに投げ込んだ、この日最初のINTとなったパスが残念でした。小雪が舞うBUFでの終戦には同情しましたが、この日のパッサーレーティングは42.7とシーズン最悪の出来だったことは反省点でしょう。
 
さてそのFitzpatrickが今季FAとなりました。Manningが引退し、OsweilerがHOUに去ったDENが交渉を進めているという噂があります。

しかしここで不安材料になるのは、持ち前のINTの多さ。Kubiak体制のDENは、下手なTOをやらかさないように慎重なプレイをQBに求めます。このスタイルにFitzpatrickが合致するのかはわかりません。
 
もし、FitzpatrickがDENに来たら、DENとHOUでは2シーズン前とQB(Osweilerは当時はManningの控えでしたが)が逆転する格好になります。そうそう2016シーズンはHOU@DENがありますね。現時点ではDENの開幕戦候補にNEかINDを推す声が強いですが、QBの入れ替わりが決まったら、開幕戦をあえてこのカードにすると面白いかもしれません。

Peyton引退後の大混乱、SchaubとMallettそしてFitzpatrick

2016年03月12日 13時42分36秒 | NFL2016
前回の続きですが、Peytonの引退会見は泣けましたね。
 
 
筆者は発表があった朝、家を出る前にESPNのPodcastをダウンロードして、電車の中で会見を聞きました。
 
言っていることの○割は理解できましたが、悲しいかな英語力のなさゆえあやふやなところもあります。結局はAFNJapanに掲載された全文訳を読んで、ようやく全てを理解できました。
 
あと、シャラポワについては、「引退」だと思っていたので(日本のニュースメディアではこちらが多く取り上げられることを予想して)「空気読めよ」と言ってしまいました。しかし「ドーピング露見」では会見を先送りできないし、Peytonと同じ日の近い時間で被ってしまったの仕方がなかったと、今では思っています。多分シャラポワの会見があってもなくても、日本ではPeyton引退はYahooトップに載るほどのニュースにならなかったでしょうし(シャラポワは写真付きでYahooトップに乗ってましたが)。
 
ただ、シャラポワが選手として復帰できるかは微妙ですね。
 
さて前回途中になってしまったMallettの続きです。実は2014シーズンの初めにNEからHOUがMallettを引き抜いたとき、筆者は少しばかり期待していたのでした。まがりなりにも数シーズンにわたりBerichickの下でBradyの控えを務めた選手。QBが手薄だったHOUの救世主となるかと思ったのです。当時はINDの一人勝ちだったので、AFC南を変えてほしいと思っていました。
 
HOUは2013シーズン、エースQBだったSchaubが不振でチームが低迷(2連勝のあと14連敗しましたね。その勢いで馘になったHCがご存じKubiakでした)。そしてHOUが2014シーズンのエースQB候補として連れてきたのがMallettでした。
 
しかしMalletが先発QBの座を得るのはWeek11。それまでは、「オードリーの若林(HOUファン)に嫌われている」Fitzpatrickに奪われていました。Fitzpatrickの不調で 先発QBを交代するときは、「Ryan同志」で譲り合ったと一部では話題となりました(これは嘘)。
 
ようやく先発の座を得た(NE時代を通じて、キャリア初の先発)Mallettですが、2試合目のWeek12でなんと胸筋を断裂。そのままシーズンエンドとなりました。怪我とはいえせっかくのチャンスを早々につぶすMallettに、ツキのなさだけでない香りを少し感じたものでした。
 
そして迎えた2015シーズン。FitzpatrickがNYJに去り「Geno Smith殴打事件」(この表現を見て「ナンシー・ケリガン殴打事件」を思い出したあなた、筆者と同類です)をきっかけに先発昇格を果たした一方で、HOUに残ったMalletは、控えQB量産工場といわれるCLEからやってきたHoyerと先発QBを争います。そういえば、HoyerもBradyの控えでしたね。元NEの控えQBが場をHOUに移して先発の座を争うという、NEファンそしてBradyファンには胸熱の展開が繰り広げられたわけです。
 
勝ったのはHoyer。Mallettは控えとしてシーズン初戦を迎えます。開幕戦の相手は@KCでした。これは後知恵ですが、まさか4カ月後に再びHOU@KCでPlayoff初戦があるとは、だれもが思っていなかったことでしょう。この試合、HoyerがピリッとせずMallettがリリーフしています。HOUがPlayoff初戦に遭遇する悲劇の予兆は既にこの時あったわけですが、結局まわりまわってHoyerに戻っちゃったんですね。なんか逃れられない運命のようなものを感じます。
 
MallettはHoyerの失敗に乗じて、2戦目以降の先発QBを奪い取ったのですが、結果を出せません。Week4、ATLに0-48と差を付けられた時点でHoyerに再び交替させられます。その後のMalletの行為はプロとして許されないものでした。一連の報道を読むと、なかなかのダメっぷりですね。その後、HOUを解雇されました
 
そんなMallettがシーズン終盤のWeek15、再び表舞台に現れます。役割はなんと、Flaccoが怪我でシーズンアウトとなったBALのQB。HOU当時の行動が報道された後だけに、BALの決断には驚きました。しかし冷静に考えれば来シーズンはFlaccoの復帰が見込めるため、そこそこの先発QBがいればよいという考えだったのかもしれません。

 

そしてMallettは先発したWeek16で、プレイオフ争いをしていたPITを下すという金星を上げます。274ヤード投げて1TD、0INTでパッサーレイティングは95.0。来季BALに残れるかはわかりませんが、どこかのチームで控えQBくらいにはなれることを示しました。自分の素行がきっかけでHOUを追われたMallet。今後、どういうキャリアを積んでいくのでしょうか。


 
このMallettのキャリアに微妙な影響を及ぼしているのがSchaubです。上にも書きましたが、2013年シーズン、Schaubが不振にならなければMallettはHOUに呼ばれることはなく、2014年のFitzpatric vs Mallett、2015年のHoyer vs Mallettという先発争いもなかったはずです。
 
さらに、Schaubは2015シーズンはFlaccoの控えを務めていました。ところが怪我で脱落。その結果、Mallettに出番が回ってきました。このSchaubとMallettの因縁はなんなんでしょうね。
 
エースQBが怪我をすると、控えQBが先発を任され、そのまた控えQBが必要となります。ここまで取り上げてきたMcCown兄弟やHoyer、Weeden、Fitzpatricなどは、そうやって長年生きてきました。
 
そしてFitzpatricはNYJで先発QBを務めあげ先発に昇格。Brock OsweilerをHOUに引き抜かれたDENの先発QBになるかもとまで言われています。なんだかんだいっても、先発を務めあげられるQBは不足しており、それを確保するのはたとえSuper BowlチャンピオンのDENをもってしても難しいというのが分かりました。
 
長くなりましたが、そろそろ今回は終わりに…と思ったらもう一人、2015シーズンに2チームで先発QBを務めた選手を忘れていました。その名はJimmy Clausenです。
 
ClausenはCHIでシーズン開幕を迎え、Week2にCutler負傷を受けリリーフ。Week3(CHIがSEAに完封された試合ですね)に先発していました。しかし、Cutlerは1試合で復帰。Clausenは控えに戻ります。
 
 
 
そしてSchaubが怪我をしたBALに呼ばれて、Week14にQBとして先発します。いま知ったのですがこの試合の相手はまたもSEA。ここでも負けて、SEAに先発QBとして違うチームで2連敗していました。これもちょっとした珍記録ですね。そしてClausenの後を引き継いだのがMallettだったというわけです。
 
今回はいろんな控えQBの話を書いたので、正直グダグダになりました。ただ筆者自身、良く分からない控えQBの足跡を確認したという意味で、価値ある内容になったかなと思います。
 
最後になりますが、DENの来季の先発QB候補の一人、Colin KaepernickがCLEに行きたいと言っているようです。控えQB量産工場は避けて、DENでElwayから#7を借りたほうがよいと思うのですが、どうなんでしょうね。取りあえずElwayは控え?としてPHIからSanchezを確保したようです。


フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス