Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

NBA FinalでのRaptors勝利とMLBでの大谷のサイクルヒットを寿ぐ

2019年06月16日 14時14分38秒 | NBA
まだ2019年のNFL100も始まっていないので、久しぶりの投稿はNBAとMLBの話にします。

この金曜日(日本時間の2019年6月14日、現地では13日)に2018-19年シーズンのNBA Finalが終わりました。3連覇(現地では、Three-peatと呼ばれる)を目指しFinalまで勝ち上がったGoldenState Warriors(GSW)の望みは潰え、カナダのチームとしては初めてToronto Raptors(現在は1チームしかカナダにはありませんが)がFinalを制しました。
 
筆者はどのスポーツでも連続してリーグを制するチームを応援しない立場なので、本FinalではRaptorsを応援しておりました。しかし最後の2戦で主力二人(Kevin Durantがアキレスけん切断、Klay ThompsonがACL断裂)を失った(それだけでなく、来シーズンの復帰も危ぶまれる)GSWには、さすがに同情しました。
 
2014-15年シーズンから5シーズン連続でFinalに出場して、うち3回を制したGSWですが、こういう形で王朝終焉の危機にさらされるとは。今朝(日本時間で6月16日)、Los Angeles LakersがトレードでAnthony Davisの無茶なトレードで獲得したと発表したこともあって、来シーズンのNBAではここ数年とは大きく異なる勢力図が描かれることになりそうです。
 
せっかくなので、本Finalの結果を受けて、いくつかのニュースをまとめましょう。
 
  • Kawhi Leonardが2度目のFinal MVPに。東西のチームでFinal MVPを獲得した二人目の選手となりました(一人目はKareem Abdul-Jabbar。といってもMilwaukee Bucks時代は改名前のLew Alcindorでしたが)。2チームでのFinal MVPはこの二人にLeBron Jamesを加えた3人だけなのだそうです
  • 3シーズン目のPatrick McCawは、GSW時代の2シーズンと、今シーズンのRaptorsでのFinal制覇で入団以来3シーズン連続でのChampion Ring獲得となりました。今シーズンはCleveland Cavaliersでスタートを切り、3試合に出ただけでカットされたMaCawでしたが、入団以来3シーズン連続でのChampion Ring獲得は7人目の快挙だそうです(異なるチームをまたいでの3年連続以上のRing獲得という意味では3人目)
  • Oklahoma City Thunderで2011-12年シーズンにFinal出場経験があったSerge Ibaka(このときはMiami Heatに敗退)も嬉しいRing初獲得となりました
  • Jeremy Linはアジア系米国人として、そしてHarvard大卒業生として初めて、NBA Finalを制した選手となりました(そもそも、Harvard大卒のNBA選手は1946年以降4人しかいないのだそうです。NFLにはRyan FitzpatrickとかKyle Juszczykとかいますが―といっても15人程度) 。ただし、LinがFinalでプレイしたのはわずか51秒だったそうです
  • Finalの6戦目は、GSWのホームコートだったOracle Arenaの最終戦でした。隣接するOakland Coliseum(Oakland AthleticsとOakland Raidersのホームスタジアム)をOAKの応援のために訪れた筆者の友人によると、この周辺はとてつもなくガラの悪い地域だそうです。GSWだけでなく、Raiders(2020年シーズンはラスベガスへ)もそして(2023年に?)Athleticsもこの地区から出ていく予定としているのは、これが大きな理由なんでしょうか 
 
この日は、Los Angeles Angelsの大谷翔平が、MLBで日本人初のサイクルヒットを達成した日でもあります。時間的に大谷のサイクルヒット達成の方が先だったこともあり、日本では大ニュースとなりました。筆者も翌日のNHK-BSのMLB中継の冒頭で見ました、見事な記録達成でしたね。
 
といってもこちらはレギュラーシーズン中の個人成績の話なので、米国での取り上げられ方はNBA Finalの結果の方が断然上でした。試合後しばらくしてからのThompsonのACL断裂のニュースにはGSWファンならずとも米国のスポーツファンはショックを受けていたようです。
 
とここまで書いて、日本でNBA Finalの話題があまり取り上げられない状況に、筆者は改めて歯噛みしております。2018-19年シーズンは、筆者がNBAを見始めた1992-93年シーズンから最も試合を見なかったシーズンです。Finalの最後のシーンなどは全てYoutubeで見ましたけどね。
 
理由は以前も書いた通り、放送権の関係でNHK-BSの中継がなくなったからです。この件は以前の記事に書いたのでいまさら繰り返しません。しかし、渡邊雄太がMemphis Grizzliesで15試合出場し、田臥勇太のNBAでの通算記録を上回ったのに、日本であまり話題にならないことを残念に思います。
 
そして来週、日本時間の6月21日(現地で20日)のNBA Draft 2019では、日本人として初めて八村塁がDraftで(多分1巡目で)指名されるという期待が高まっています。これは日本でNBA人気を日本で拡大する大チャンスのはずなのですが、もったいないですね。
 
というか、筆者は日本で唯一残ったNBAの専門誌、ダンクシュートの存続を心配しております。来週のちょうどNBA Draftの日にStephen Curryが来日し、秋にはNBA Finalを制したばかりのRaptorsがプレシーズンゲームで来日するのですが、果たして盛り上がるんでしょうか。
 
ただCurryの来日については(2年前のTom Brady来日を上品に仕切った)UNDER ARMOURのツアーなので、少し期待しています(筆者は見に行くつもりはありませんが)。

ということで、次回はNFL2019年シーズンの話をするようにします。
 
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

開幕なのに話題にならない?日本のNBA文化を棄損した楽天に問う、これが望んだ姿なのかと

2018年10月17日 22時39分48秒 | NBA
筆者は2018年シーズン、これまでに増してNFLの試合を多く見るようになりましたが、それには大きな理由があります。長年にわたり秋から見てきたNBAを今シーズンは見ないと決めたからです。今回も以前このネタについて書いた時と同様、筆者の個人的な見解に基づいていますので、そこのところは皆様よろしくお願いします。
 
現地時間の10月16日に米国で華々しく始まったNBAですが、日本ではほとんどニュースになっていません。渡邊雄太がMemphis Grizzliesの開幕ロスター17人の中に入り、その日の状況次第でベンチにも入れることになったことが、ちょっとしたニュースになっている程度です。
 
日本人で唯一、NBAの試合に出場した選手はこれまで、田臥勇太だけですが、皆さんは田臥が残したNBAでのStatsはご存知でしょうか。出場試合は4で、トータルの出場時間は17分でした。

Field Goalは6本中1本しか入らず、入った1本は3Pointでした。つまり、2ポイントはすべて失敗し(5本ですが)3ポイントはすべて成功した(1本ですが)という、まれにみる記録を残しているのです。そしてトータルで挙げた得点は7ポイント。3ポイントシュート以外はフリースローでした。後はオフェンスとディフェンスのリバウンドが2本ずつで、アシストが3つついています。ターンオーバーを1回記録し、パーソナルファールも1つあります。
 
別に田臥をけなしたいわけではありません。2004-5年シーズンに日本人がNBAに出たという事実があったことと、これだけの成績しか残していないということを改めて確認したかったのです。
 
では渡邊はどうかというと、報道を見る限り、「1試合の登録選手数は13人までのため、渡邊がベンチ入りできる可能性は未知数」とのこと。日本人向けの報道であることを割り引いてこの文章を読むと、うまくチームに帯同していれば、そのうちけが人などのきっかけがあればベンチ入りするチャンスはあるだろうくらいのものでしょう。
 
ではもし、渡邊がベンチに入ってユニフォームを着ていたら、その姿を見られるのでしょうか。筆者にはリアルタイムで見るすべはないので、YouTubeで振り返って見るでしょう。そしてそれで十分であることに気が付きました。
 
だいぶ遠回しにものを言いましたが、日本のテレビ放送からNBAが消えたのは、楽天が独占放映権を獲得したからです。2017-18年シーズンはまだWOWOWでの放送は残りましたが(筆者は素人なのでどのような契約が楽天とWOWOWの間に結ばれたかは知りません)、そのWOWOWですら2018-19年シーズンは放送から撤退しました。NHKのBSは2017-18年シーズンの時点で撤退しました。
 
NFLのGame Passと同様NBAのLeague PassやRakuten TVに契約すればいいじゃんという方がいるかもしれません。しかしNFLのGame Passに大枚をはたいている身としてはそれはできません。資金に上限がある以上、優先順位をどっちに置くかという問題です。
 
これが10年前の筆者ならNBAだったかもしれませんが、NFLでFantasyを毎週楽しむようになった筆者に、優勝チームがここ数年固定化しているNBAは(筆者はこういう、特定リーグの優勝独占状態には否定的です)、全く魅力がありません。
 
筆者のNFLとNBAの選択に限らず、多くのスポーツファンは自身の可処分所得の中から、見たいスポーツに投資をしているはずです。CSの毎月の契約料も、NHKの受信料も、DAZNや各リーグのネット動画サービスもある中で、自分が好む競技をどのメディアでいくらで見るかを考えているのが普通でしょう(お金に糸目をつけなくていい、恵まれた方のお話はここではしません)。
 
もちろんNBAの大ファンの方は、楽天のサービスかLeague Passに契約して、見られる環境を用意したことでしょう。しかしそこまででない人は、NBAの試合をテレビで見る機会はありません(ダイジェストをYouTubeで見る手段はありますが)。
 
筆者は渡邊のロスター入りのニュースをネットですら見ませんでした(新聞の片隅に載っているのを発見しました)。それなりにNBAに関心を払っている筆者にしてもこれですから、ほかのスポーツファンはどうだったのでしょう。

楽天がわざわざ大枚をはたいてNBAの放映権を日本で独占した結果、出来上がったのが現在の状況です。日本でのNBA文化を干上がらせるというのが望んだ姿というのなら仕方ありません。なにせ資本主義ですから。
 
年内は無料で見られる的な大出血ディスカウントを展開しているのは、きっと大盤振る舞いということなんでしょう。決して契約者が極端に少ないことに危険を感じたキャンペーンというわけではないはずですね。
 
皮肉を言っても始まらないので、もっと直接的にいうと日本のNBA文化を棄損、いや破壊した楽天には、現状をしっかり分析して、ITの会社らしくデータに基づいたNBA独占の価値について効果を検証してもらいましょう。

オーナーの趣味とか好みとか、そんな定性的なものに付き合わされているであるとしたなら社員に同情こそします。しかし筆者にはこのNBA独占という暴挙を許すつもりは永遠にありません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

NBAのGinobili引退をきっかけに、Jersey Number#20の選手を追う

2018年09月04日 22時27分19秒 | NBA

ドラフト振り返りはいったんお休みにして、今回はNBA話を中心にします。

筆者はこれまで、全米スポーツの背番号(Jersey Number)に絡めて何本か記事を書いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
今回はEmanuel Ginobiliの引退表明を受け、彼が選手生涯にわたってSan Antonio Spurs(SAS)で着けていた#20について話しましょう。
 
まずGinobiliについて。生まれはアルゼンチンのバイアブランカ。この地名を聞いて「あれっ」と思った人は、筆者と同年代と推測されます。テレビアニメ「母を訪ねて三千里」でちびまる子ちゃんではなく、マルコ少年が最初の目的地として向かった都市の名前ですね。
 
人口は30万人弱。同国の人口10位のサン・ファンが50万人規模だそうですから、中規模都市くらいの位置づけでしょうか。アルゼンチンでブエノスアイレスから南西方向550㎞にあり、マルコは船でブエノスアイレスに着いてから、陸路でこの年を目指します。おっと、話が完全に逸れてますね。
 
アルゼンチンからイタリアに渡りセリエAでプレイしていたGinobiliは、1999年にSASからドラフト57位で指名を受けます。SASに加入したのは2002-03年シーズンから。今でこそ短髪が定着したGinobiliですが、NBAに参加した当初は長髪で、米国の選手とは違うイタリア帰りのダンディな雰囲気を漂わせていました。
 
SASは既にDavid RobinsonとTim Duncan(上にあるJersey Number #21の項で解説しています)のツインタワーで1998-99シーズンにNBA Finalを初めて制していましたが、衰えを見せていたRobinsonの引退が開幕前に決まっており、チームとしてモデルチェンジを迫られていました。
 
そこに加入したのがGinobiliでありSteve Kerr(現Golden State Steve Warriorsのヘッドコーチ。Kerrもこのシーズン限りで引退)でした。前年から加入していたTony ParkerやBruce Bowenも成長を遂げ、SASこのシーズンにチーム2度目のFinal制覇を果たし、Robinsonの花道を飾ります。
 
このシーズンからSASは1年おきながら5シーズンで3回優勝する黄金期に入ります。Duncanを中心にGinobilli、Parkerの非米国本土出身(Duncanはアメリカ領ヴァージン諸島の出身、Parkerは父は米国人だが国籍はフランス)によるビッグスリーを構成します。
 
ビッグスリーはその後もSASでのプレイを継続し、2016年7月のDuncan引退まで一人も欠けることなく14シーズンにわたり同じチームでプレイを続けました。これはWikipediaの引き写しですが、トリオでNBAチャンピオン4回を飾り、トリオ通算レギュラーシーズン試合数NBA歴代1位、勝利数NBA歴代1位、通算プレーオフ試合数NBA歴代1位、プレーオフ勝利数歴代1位なんだそうです。
 
Ginobilliの話をすると、相手チームの選手をかき分けるようにゴール下にドリブルで入り込む「ユーロ・ステップ」でNBAに衝撃を与えました。実際にご覧になりたい方は、Youtubeに転がっていますので探してみてください。
 
筆者的には、ビッグスリーの晩年に当たる2013–14年シーズンにSASが実現した「Beautiful Basketball」が忘れられません。選手全員が意図を持ってパスを回し、最良の体制でシュートを打てる仲間を探す(そして楽にシュートを決める)SASには、バスケットボールチームとしての完成形を見ました。このシーズンは、前年のFanalで惜しいところで敗れたCleveland Cavaliersに雪辱を果たしました。
 
しかしDuncan引退後はSASにもいろいろあって(経緯は省略)、2018-19年シーズンを前に36歳のParkerが先発の座を求めて移籍を発表し、毎年シーズンオフに引退がニュースとなっていたGinobili(現時点で41歳!)の去就に注目が集まっていました。そして今回の引退発表と相成ったわけです。
 
2017-18シーズンに21年連続(Robinsonが故障して、Gregg Popovichがヘッドコーチに就任した1996-97年シーズンの翌シーズンにスタート)プレーオフ進出を果たしたSASですが、次のチームの中心選手になるはずだったKawhi Leonardがチームを去りました。そしてParkerに続きGinobilliまでを失うことになりました。
 
ここ数年のGinobilliは、出場時間が1試合平均で20分前後で得点は10点弱と“年齢に応じた”働きぶりでした。しかしそれよりも、チームの支柱的役割を果たしていただけに、引退はチームにとっての最大のインパクトでしょう。ビッグスリーがだれもいなくなったSASに、大きな転機がやってきました。
 
と、Ginobilli部分がだいぶ長くなってしまったのでちょっと駆け足になりますが、NBAで#20でほかに思い浮かぶのはGary Paytonです。
 
全盛期にSeattle SuperSonicsで活躍したPaytonは、5歳年上のMichael Jordanをひるむことなく挑発する姿が印象的でした。その後はチャンピオンリングを求めLos Angeles Lakersに移籍しNBA Finalに登場しましたが果たせず、NBA Finalを制したチームの一員となったのは、最晩年の2005-06年シーズンにMiami Heatででした。
 
MLBの#20は希代の盗塁王Lou BrockやPhildelphiaの至宝Mike Schmidtなどが有名のようですが、筆者としては松井秀喜のチームメートだったJorge Posadaの方が印象深いです。
 
さて最後にNFLですが、ここはやはりDET一筋でNFL史上初の10年連続1000ヤードラッシャーとなったBarry Sandersですね。1968年生まれですから、上に書いたGary Paytonと同い年。NFLとNBAを熱心に見る時期がずれている筆者にとってはちょっとした驚きでした。
 
記録は省略しますが、Sandersの10年間の成績はとてつもなく安定しており、彼が現役時代のFantasyでは重宝されたことと推測されます。1試合当たりの平均Rushing Yardが99.8ヤードで出場試合数も10年のキャリア(つまり160試合)で153試合に出場します。
 
現役でSandersに近い成績(出場試合数が多く、1試合100ヤード前後を走る)なのは、出場停止を受ける2014年シーズンまでのAdorian Petersonですね(#20じゃないけど)。

偶然二人はRushing Touch Down数が99個だそうです。選手生命の晩年を迎えつつあるPetersonが、今シーズンWASでどれほどの実績を出してくれるのか楽しみにしたいところです。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
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WOWOWのNBA中継スタッフに感謝の言葉を、NHK BSはNFL中継から撤退してしまうのか

2018年08月28日 18時32分26秒 | NBA
今回は個人的な見解ですので、筆者の本来業務とは全く関わりがないことをお断りします。
 
筆者が1993年シーズンから25年にわたって続けてきたNBAのテレビ観戦回数や時間が激減したのは、ついこの間の2017-18シーズンのことでした。筆者にとってのNBA観戦歴はNFLのそれよりも長いですし、過去の選手やチームの知識もNBAの方が豊富です(最近はNFLの方が多いですけど)。
 
減った理由は簡単で、NHK BSがNBAの中継を打ち切ったからです。レギュラーシーズンの珠玉の試合のほか、Playoff各試合の手に汗握る展開、そしてFinalの全試合中継など、どれほどお世話になったことか。近年は塚本清彦さんと水野裕子さんの「NBAマガジン」も、録画してみていたのに。
 
NHKがNBA中継を打ち切った背景にあるのは、2017-18シーズンより日本国内の独占的な放映権を楽天が獲得したことです。そして、2017-18シーズンはなんとか中継をしていたWOWOWも、2018-19シーズンはNBAを中継しないことを先日発表しました。


昨シーズンはどっかのBS局でゲリラ的に中継しているのを数試合だけ見た記憶がありますが、いつ放送するかも不定期だったので全く魅力はありませんでした。2018-19シーズンからはNBAを見たければ、Rakuten TVに契約しろってことなんでしょう。
 
筆者は今年6月のNBA Final(Golden State WarriorsがCleveland CavaliersをSweepした、最悪のFinal)を友人たちと某所で観戦する機会があったので、その時だけはやむなくRakuten TVに契約しました。しかしそのときの体験が最悪でしたので、もう二度と契約しないことを決めました。
 
繰り返し、個人的な見解であることを断りますが、Rakuten TVは画質も解説も、そして提供インタフェースもダメでした。放映権にあぐらをかいて、視聴者のことを考えていないくだらないサービスです。楽天が独占放映をする限り、筆者は自分からNBAの試合を見ることはもうないでしょう。
 
それに比べて、たまたま2017-18シーズンに「Twin Peaks」の関係(このドラマを見たかったため期間限定で契約した)で視聴することになったWOWOWのNBA中継は素晴らしいものでした。佐々木クリス氏のレポートは、これまでのNHKのやや偏った、ではなく個性のある解説陣よりも情報量が充実しており(試合中に選手のStatsがスラスラ出るなどデータを見るところが筆者好み)、大感激しました。佐々木氏が出演するNBAイベントに参加してツーショットの写真を撮ったくらいですから。
 
WOWOW NBA番組の総合キャスターを務めた長澤壮太郎氏による「SO!スポ」も見応えがありました。NHKのNBA中継にはない、現地のニュースを空気感を含めて伝えてくれるところに価値を感じました。NBA中継を見続けるためにずっとWOWOW契約を続けてもいいかなと思ったほどでした(Game Passの契約がなければねえ)。
 
しかし、そのWOWOWが残念ながら撤退。前シーズン時点で(前々シーズンはあった)DAZNのNBA中継もなくなっていましたから、日本国内でNBAを目にできる門戸が急速に狭まったのは間違いありません。言い方を変えれば情報独占と遮断ですね。
 
こうなったのは資本の論理といえばそれまでですが、だとすると楽天にその行動を許した資本の流れは断ち切らなければいけません。筆者は既に行動を始めています。他の人に同様のことをするよう促す意図はありませんが、どういう意味かはわかりますよね。イニエスタに大金をぶっこんでるオーナー様なので、さすがに資金は続かず、この後にNFLには乗り出して来ないであろうことは救いだと思ってます。
 
ではNFL中継はどうなんでしょう。筆者はGame Passに契約してるんで、全く関係ない話ではありますが、日本のNFL中継も風前の灯火ですね。昨年Gaoraが撤退したので、なおさらそのイメージが強いです。
 
そしてみなさんご存知の日大事件がこの春にあってから、筆者がずっと危惧してきたことがあります。それは「日テレジータスがNFL中継から撤退するんじゃね?」というものでした。
 
2月のSuper Bowl生中継のときに見かけた日テレジータスでは、日本大学のテレビCMがバンバンかかっていました。フェニックスというフットボール強豪チームを持つ日大にとっては、CSとはいえ日テレジータスは「フットボール好きが集まる格好の広告出稿先」だったわけです。
 
NFLを見に来たおっさんにうまくアピールして、その子供の受験を促すきっかけになれば御の字なんでしょうかね。思い切りゆるいマスマーケティングだと思いますが、広告出稿主の意識なんてそんなもんでしょ。
 
例のスキャンダルで、日大フェニックスは関東学生アメリカンフットボール連盟から、2018年シーズン終了まで公式試合の出場資格停止の処分を食らいました。だとすると、フットボールを大学でやりたい学生の受験を主な狙いとする日大のCMは出稿されなくなる→主要スポンサーを失った日テレジータスがNFLの中継から撤退する、といったストーリーが想定されたのです。
 
幸いにして、「NFL on 日テレジータス 2018」は中継があるようなので安心しました。今年のSuper Bowl直後に本ブログでもお世話になった「オードリーのNFL倶楽部」の方はまだ今シーズンの予定が公開されていませんが、日テレジータスでNFL中継があるなら、その勧誘番組として続く可能性は大きいでしょう。
 
それではもう一つのNFL中継を持っているNHKはどうなのでしょうか。これが今のところ不明なんです。NHKのサイトを見ても「 この期間には放送予定はありません。他の期間をご覧ください」とあるだけ。ただ、8月ももう終わり9月第1週にシーズン開幕というこの状況で、情報を公開しないNHKの姿勢は不気味ですね。とりあえず、質問メールをNHKに投げてみようかな(2次ソースを横流しするデマ源になるのは避けたいので)。
 
もしNHK BSが昨シーズン限りで撤退したら、これから日本のアメスポ中継はどうなっちゃうんでしょう。DAZNやAmazon Primeでの中継は今年もあると思いますが、これはNFLを視聴する習慣がある人のためのものでしょう。そしてDAZNにしてもAmazonにしても有料サービスの一部ですし。

日曜早朝という、CM価値の低い時間帯を狙って放送するNFL倶楽部では、「NFLの試合を見たんで面白いからもっと見たい」という新規ファンの獲得はあまり期待できません。NFL専門雑誌も昨年でなくなっちゃったし。
 
筆者の場合はTBSがNFL中継(Super Bowlへの道のころですね)をしていた当時も知っていますが、何の気なしにNFLに触れる機会があったからこそNFLに興味を持ったわけで。NHKがもし撤退するようなことがあったら、日本のNFLファン(アメリカンフットボールファンとは微妙に違いますよ)のこれからに大きく影響するような気がしてなりません。
 
と問題提起をしたところまでで今日はおしまい。続編を含めてこの問題を考えて行きますので、ご意見ある方はコメント欄にメッセージください。

久しぶりなのにNBA Finalの話、そして日本のスポーツ中継に垂れ込める暗雲

2018年06月10日 19時32分38秒 | NBA
2017-18年のNBAシーズンが終了しました。結果はご存知の通り、Golden State Warriors(GSW)の2連覇。 この4年間で4年ともFinalに出場し、うち3回を制覇しました。いわゆる「GSW王朝」の完成を見たといっても過言ではないでしょう。

2016-17年シーズン前にKevin DurantがGSWと契約した時点で、筆者にはこの展開を予想できました。なにせ2年続けてCleveland Cavaliers(Cavs)とFanalを戦ったGSWが戦力を維持しつつ、過去数回の得点王の経験を持つスコアラーDurantを手に入れたわけですから。

今シーズンはレギュラーシーズン期間に少しだけもたつき、最高勝率は逃しましたが、それも計算のうち。FinalではLeBron James一人に依存したCavsを全く寄せ付けず、スウィープでの勝利となりました。

筆者は昨日、都内の某スポーツバーに10時に集まり、Final第4戦を友人たちとリアルタイム観戦しました。しかし、盛り上がらないことこの上ない試合でした。

さすがにFanal最終戦の第4クオーターがガベージタイム(garbage time)になってはまずいでしょう。いつもなら勝負が決まった時点で空席だらけになるスタジアムですが、Clevelandの観客が忖度してくれたのか、西海岸からファンが押し寄せていたのか、最後まで空席がそれほど目立たない状態で試合が終わりました。

競った試合ではタイムアウトが連発されるため試合時間が伸びるものですが、昨日の第4戦が10時に始まった試合が12時半前には終わってしまいました。こんな状況、つまりGSW一人勝ちでいいのかと、NBAの機構に問いただしたいです。

バルセロナオリンピックのドリームチーム結成をきっかけにNBAを見始めた筆者にとって、今シーズンはもっともNBAを見ないシーズンでした。上に挙げたGSWの群を抜いた戦力に興ざめしたのが大きな理由ですが、もう一つは楽天のせいです。

楽天が日本でのNBA放映権を持った結果、WOWOWと一部のBSでしか、NBAの試合が観戦できない状態になりました。これまでずっと筆者にNBA情報を届けてくれたNHKのBSは今シーズン、全くテレビ中継がありません。これは見事な観戦環境の破壊です。

だったらRakuten TVに契約すればいいじゃないかという声もあるでしょう。実際、Finalはそうしましたよ。昨年まではNHKのBSが生放送してくれていたFinalは、Rakuten TVでしかリアルタイムでしか見られないわけですし。

その時に友人に教えてもらったのですが、これまでNHKとともに日本のNBA文化を支えてきたWOWOWも、Fanalの中継は録画によるタイムシフト放映とのこと(今日、6月10日の朝の放送だったようです)。楽天からサブライセンスしている悲しさとはいえ、これは厳しい。

NBA Finalの場合、Super Bowlに比べて日本でニュースとなりやすいため、「GSW2連覇」という情報も伝わりやすいですね。ざっくりGSWを応援するNBAファンが半分として、残り半分は第4戦で終わったFinalを、あの結果が知った状態で視聴したいでしょうか。

Rakuten TVは画質も悪いですし、コンテンツとしてもよろしくありません。第4戦の実況と解説は「見たことも聞いたこともない方たち」でした。NHKの淡々としつつも安定した中継と、WOWOWの華々しい演出を知っている身としては、酷い実況を見せられた印象です(どうやらNHKに出演していた解説者の何人かはRakuten TVに出ていたようですが)。だったら英語でいいから、コストを下げずに料金を下げて中継してほしいものです。

筆者からすれば、NBAと同じことがNFLで起ると困るわけですが(例えばSuper Bowlの中継は「××」だけしか生で見られませんみたいな)、こちらは、大本営Game Passを契約し続けるので大丈夫かなあと思っています。まあそもそも、日本でNFLの独占中継権を手に入れようなんて輩はいないでしょうからね。

これに関連して、ここ1カ月ほどアメリカンフットボール業界で話題になっている例の事件についても触れてみます。日本のアメリカンフットボールはそれほど見ない筆者ですし、ここはFantasy Footballについてのブログなので、どこまで触れたものか迷うものですが、あのプレイの悪質さにはいろいろ思うところがありますね。

特にQBを倒した後に体に捻りを加えているところは、怪我させることを意図したものでしょ。米国であれをやったら、大学生でも高校生でも一発退場ですね。いくら記者会見が立派だったとはいえ、あのプレイをしたLBを擁護する気にはとてもなりません。

そういう意味で、あの試合の審判が最初のプレイをどう見ていたのか気になります。関西学院大のコーチも、あのプレイがあった時点で試合を止めるべきだったはずです。

そもそもこの事件が話題になるまで、1週間のタイムラグがあったことについてはアメリカンフットボールの報道に携わる関係者に猛省を促してほしいです。私は某ライターの記事をきっかけにこの一件を知りましたが、本来ならあの監督に試合後に囲み取材をしている記者が(文芸春秋に音声データを流すのではなく)、自分の媒体で告発すべきだったでしょう。

監督と顔見知りだし、多分オフレコの囲み取材の話だから記事にできず(誰が書いたかすぐわかる)、あれだけの卑劣なプレイを報道しなかったわけですよね。あまつさえ、自分で報道できないから音声を別のメディアに流すなんて。

たまたまメディアではない関西学院大などの関係者が撮っていた動画が動かぬ証拠として拡散したからあれだけのニュースになったわけですが、それがなければ問題化しなかったことになります(事実、1週間はそうでしたよね)。あのプレイを見ていた記者は、それでよかったのですか。

ただのNFLファンが差し出がましいことを言うのはこれで終わりにしますが、日本のアメリカンフットボールを取り巻く環境の未熟さを感じた今回の事件でした。

最後に話を日本の米国スポーツ中継に戻しますが、今回の件で日大は読売新聞のオフィシャルスポンサーを降りるなど、メディアの露出を控える行動に出ました。

たしか日テレG+(ジータス)によるSuper Bowl生中継でもスポンサーに日大の名前があったはず。こちらも多分しばらくは自粛でしょうかね。下手をすると有力なスポンサーが一つ減り、日テレG+のNFL中継に今後大きな影響を及ぼすかもしれません。
 
もし日本テレビ系がNFL中継でビジネスを展開できないようだと、「オードリーのNFL倶楽部」にすら波及しかねません。ほんのわずかしかない日本のアメリカンフットボール中継がこれをきっかけに転機を迎えるかも。日大の事件は監督の悪質な指示にとどまらない、大きな影響を日本のスポーツ中継に及ぼすことになるかもしれません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス