今日も朝からNFL三昧。6時半からのTEN@KCと10時半からのATL@LARを、途中の買い物を挟んで(近所に10時過ぎから30分ほど出かけました)7時間たっぷり楽しみました。
明日は個人的な用事があって原稿を書いている時間が取れない恐れがあるので、今日のうちに2試合をざっくり振り返ります。
まずTEN@KC。
今日まで気が付きませんでしたがYoutubeにNFL公式が挙げた動画はGooブログから簡単にリンクできるんですね。動画の再生はYoutubeでやってくれるので著作権も問題ないようです。以後この機能を活用しますね。
前半はKCの黄色い手袋、Tyreek Hillのちょこまかした動きにKreem HuntのRushingとTravis KelceのRecieving+Run After Catchになすすべもなく得点を重ねられていたTEN。特に前半終了間際のTDが決まったことで3-21のスコアになったときは、勝利の女神はKCに大きくほほ笑みました。ESPNのWin Probabilityというグラフを見ると、3Q開始時点のKCの勝利の可能性は97.3%(その後最大97.9%まで)高まりました。
しかし、前半の2minitesのアクシデントで暗転します。Kelceがヘルメットtoヘルメットのタックルをくらい、脳震盪で退場したのです。今シーズンのKelceは一度、脳震盪でお休みしたこともあり、試合への復帰は難しいなあとみていましたが、案の定ロッカールームに戻ったきりになりました。
Kelceの穴は大きく、後半はTENが追い上げる展開となりましたね。4Qの残り6分でEric DeckerへのTDパスが通り22-21に逆転。そのまま押し切りました。Win Probabilityのグラフも最後の6分分だけTENに振れるという現金なものでしたね。
TENは後半3TDを挙げましたが(合計得点が24点にならないのは2Point Coversionを2回とも失敗したから)、特に最初のタッチダウンはMarcus Mariotaが投げたパスを相手にリフレクトされたのに、それをキャッチしてパイロンに当てたもの。ESPNのPlay-by-playには「Marcus Mariota 6 Yd pass from Marcus Mariota」と書いてありますが、これは将来この文字列を見た人が首をかしげるに違いない記録です。
NBAですと、バックボードに投げて当てたボールを自分でキャッチしてそのままダンクシュートするなんてことがありますが(ダンクシュートコンテストではおなじみ)、バックボードのないNFLでどうやって自分にパスをするのか。QBが自分で前方にボールを投げ上げて、エンドゾーン内でキャッチすれば「自分from自分」のTDにはなりますが、そんなもんINTされるでしょ。ということでめったにないものを見せていただきました。これがきっかけとなりTENは大逆転。BUFがPITに勝たない限り、次の相手はNEです。
筆者は今日の試合で一皮むけたDerrick Henryにちょっとだけ期待します。今シーズンの筆者のFantasyの戦いをご覧になられた方は、DeMarco Murrayをドラフト1巡目で指名しながら、そのふがいない働きぶりからHenryも獲得して使っていた(途中でリリースもしましたが)のをご記憶のことでしょう。
Murrayは、Week16のLAR戦で負ったひざのけがが完治せず、大事なPlayoff初戦を欠場。その代わりにエースRBを務めることになったHenryが後半から活躍をし、チームを勝利に導きました。当然対策されるとは思いますが、この勢いをかってぜひNEに一泡吹かせてほしいものです。
そしてKCは、前半の好調さがあっという間にしぼむ、まさに今シーズンのKCを象徴していたかのような戦いぶり。前半のtwo-minute後にKelce退場を苦にせずTDを獲ったときには、NFL界の安西先生Andy Reidも進歩したように思ったのですが、後半はKelce不在がもろに出て攻め手を欠きとうとう零封されてしまいました。
試合開始前は、NFL Japanに「タイタンズ、ワイルドカード敗退ならムラーキーHC解雇も?」という記事が載っていましたが、この試合の結果を見てReidの首にも冷たい風が吹いてきたような気がしました。
そしてATL@LAR。
こちらは1Qの連続TOが全てだったように思います。どちらもPharoh Cooperが絡んだもの(最初のパントリターンはチームメイトの足の甲にボールが当たっていたように見えましたが)。2年目のCooperですが、痛いPlayoffデビューとなりました。
ただ前半にTodd GurleyのRunが出るようになりTDを奪って、前半終了間際にもエンドゾーンぎりぎりまで行ったときはLARの方が優勢に見えました。このときはTDを奪えずFGで13-10で前半が終わったわけですが、十分後半に期待を持たせる攻撃でした。
しかしATLの二枚看板RB(Tevin ColemanとDevonta Freeman)のRushingが止まりません。時間をかけて進み最後はFGという展開に持ち込まれずるずる差を広げられます。結局4QのTDで勝負がつきました。
これでATLはCarson WentzのいないPHIとの対決が決まりました。これも楽しみな戦いですね。
明日はBUF@JAXとCAR@NOですか。今日はどちらも上位シードが敗れる展開でしたが、明日はどうなりますかね。明日は時間があったらレポートします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます