Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

NBA FinalでのRaptors勝利とMLBでの大谷のサイクルヒットを寿ぐ

2019年06月16日 14時14分38秒 | NBA
まだ2019年のNFL100も始まっていないので、久しぶりの投稿はNBAとMLBの話にします。

この金曜日(日本時間の2019年6月14日、現地では13日)に2018-19年シーズンのNBA Finalが終わりました。3連覇(現地では、Three-peatと呼ばれる)を目指しFinalまで勝ち上がったGoldenState Warriors(GSW)の望みは潰え、カナダのチームとしては初めてToronto Raptors(現在は1チームしかカナダにはありませんが)がFinalを制しました。
 
筆者はどのスポーツでも連続してリーグを制するチームを応援しない立場なので、本FinalではRaptorsを応援しておりました。しかし最後の2戦で主力二人(Kevin Durantがアキレスけん切断、Klay ThompsonがACL断裂)を失った(それだけでなく、来シーズンの復帰も危ぶまれる)GSWには、さすがに同情しました。
 
2014-15年シーズンから5シーズン連続でFinalに出場して、うち3回を制したGSWですが、こういう形で王朝終焉の危機にさらされるとは。今朝(日本時間で6月16日)、Los Angeles LakersがトレードでAnthony Davisの無茶なトレードで獲得したと発表したこともあって、来シーズンのNBAではここ数年とは大きく異なる勢力図が描かれることになりそうです。
 
せっかくなので、本Finalの結果を受けて、いくつかのニュースをまとめましょう。
 
  • Kawhi Leonardが2度目のFinal MVPに。東西のチームでFinal MVPを獲得した二人目の選手となりました(一人目はKareem Abdul-Jabbar。といってもMilwaukee Bucks時代は改名前のLew Alcindorでしたが)。2チームでのFinal MVPはこの二人にLeBron Jamesを加えた3人だけなのだそうです
  • 3シーズン目のPatrick McCawは、GSW時代の2シーズンと、今シーズンのRaptorsでのFinal制覇で入団以来3シーズン連続でのChampion Ring獲得となりました。今シーズンはCleveland Cavaliersでスタートを切り、3試合に出ただけでカットされたMaCawでしたが、入団以来3シーズン連続でのChampion Ring獲得は7人目の快挙だそうです(異なるチームをまたいでの3年連続以上のRing獲得という意味では3人目)
  • Oklahoma City Thunderで2011-12年シーズンにFinal出場経験があったSerge Ibaka(このときはMiami Heatに敗退)も嬉しいRing初獲得となりました
  • Jeremy Linはアジア系米国人として、そしてHarvard大卒業生として初めて、NBA Finalを制した選手となりました(そもそも、Harvard大卒のNBA選手は1946年以降4人しかいないのだそうです。NFLにはRyan FitzpatrickとかKyle Juszczykとかいますが―といっても15人程度) 。ただし、LinがFinalでプレイしたのはわずか51秒だったそうです
  • Finalの6戦目は、GSWのホームコートだったOracle Arenaの最終戦でした。隣接するOakland Coliseum(Oakland AthleticsとOakland Raidersのホームスタジアム)をOAKの応援のために訪れた筆者の友人によると、この周辺はとてつもなくガラの悪い地域だそうです。GSWだけでなく、Raiders(2020年シーズンはラスベガスへ)もそして(2023年に?)Athleticsもこの地区から出ていく予定としているのは、これが大きな理由なんでしょうか 
 
この日は、Los Angeles Angelsの大谷翔平が、MLBで日本人初のサイクルヒットを達成した日でもあります。時間的に大谷のサイクルヒット達成の方が先だったこともあり、日本では大ニュースとなりました。筆者も翌日のNHK-BSのMLB中継の冒頭で見ました、見事な記録達成でしたね。
 
といってもこちらはレギュラーシーズン中の個人成績の話なので、米国での取り上げられ方はNBA Finalの結果の方が断然上でした。試合後しばらくしてからのThompsonのACL断裂のニュースにはGSWファンならずとも米国のスポーツファンはショックを受けていたようです。
 
とここまで書いて、日本でNBA Finalの話題があまり取り上げられない状況に、筆者は改めて歯噛みしております。2018-19年シーズンは、筆者がNBAを見始めた1992-93年シーズンから最も試合を見なかったシーズンです。Finalの最後のシーンなどは全てYoutubeで見ましたけどね。
 
理由は以前も書いた通り、放送権の関係でNHK-BSの中継がなくなったからです。この件は以前の記事に書いたのでいまさら繰り返しません。しかし、渡邊雄太がMemphis Grizzliesで15試合出場し、田臥勇太のNBAでの通算記録を上回ったのに、日本であまり話題にならないことを残念に思います。
 
そして来週、日本時間の6月21日(現地で20日)のNBA Draft 2019では、日本人として初めて八村塁がDraftで(多分1巡目で)指名されるという期待が高まっています。これは日本でNBA人気を日本で拡大する大チャンスのはずなのですが、もったいないですね。
 
というか、筆者は日本で唯一残ったNBAの専門誌、ダンクシュートの存続を心配しております。来週のちょうどNBA Draftの日にStephen Curryが来日し、秋にはNBA Finalを制したばかりのRaptorsがプレシーズンゲームで来日するのですが、果たして盛り上がるんでしょうか。
 
ただCurryの来日については(2年前のTom Brady来日を上品に仕切った)UNDER ARMOURのツアーなので、少し期待しています(筆者は見に行くつもりはありませんが)。

ということで、次回はNFL2019年シーズンの話をするようにします。
 
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

2 コメント

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ご返事が遅れてごめんなさい (トーマス)
2019-07-27 13:15:14
sandmanさん

ご返事が遅れてごめんなさい。
私もハイライトをYoutubeで見る程度になってしまいました。NBA Finalは、GWSの3連覇をTrontが阻止する予想外の展開があって面白かったですが。

楽天の契約はまだ続くんでしょうね。ホント残念です。私はNFLはGame Passで見ます。

今後ともよろしくお願いします。
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Unknown (sandman)
2019-07-09 11:44:39
20年近くNHK-BS&wowowでNBA中継を見てましたが、昨シーズンからwowowでの中継も無くなり楽天TVにも加入する事もなくハイライトをYoutubeで見る程度になってしまいました。
八村選手や渡邊選手のNBAでのプレーは、今シーズンも楽天TV独占となると残念です。
NFLは、日テレG+で見てます。
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