Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

Olympicの期間中に区切りをつけたA-Rod、今期引退の5人のLegendたち(前編)

2016年08月17日 13時30分00秒 | MLB
リオ五輪が始まり、イチローが3000本安打を達成した米国時間の2016年8月7日、New York Yankees(NYY)のA-RodことAaron RodgersAlex Rodriguezが引退を発表しました。イチローの3000本安打とのかぶりは意図しなかったと思いますが、なにもOlympicが真っ盛りのこの時期に発表しなくてもよいのではと感じたのは、筆者だけではなかったはずです。
 
2016年のシーズンオフは、MLBではA-RodにBig PapiことDavid Ortiz、NBAではKobe BryantTim Duncan、そしてNFLではPeyton ManningとMatt HusselbeckといったLegendが引退します。未来型にしているのは、まだOrtizが引退を撤回する可能性があるからですが、翻意はないでしょう。A-Rodは薬物利用の過去があるため殿堂入りは厳しいですが、それぞれのリーグで歴史を作った選手たちが、まとめていなくなる感がすごくあります。
 
ということでMLB、NBA、そしてNFLをまたいで、今期引退する(した)選手のこれまでを振り返ってみましょう。今回はMLB編にしますね。なんかブログタイトルとずれている気がしますが、そこは大目に見てください。
 
■開幕前に引退宣言し好調続けるOrtiz
 
Boston Redsocks(BOS)のOrtizは、1975年11月18日生まれの40歳(2016年8月17日現在、以下同)。1997~2002年はMinnesota Twins、2003年からBOSですから20シーズン目になります。“バンビーノの呪い” を打ち破ったので有名な、2004年のBOS優勝をManny Ramirezとともに支えました。
 
Ortizは2016年開幕前にシーズン終了後の引退を宣言しましたが、最終年とは思えないくらい打ちまくっています。 打率が.312でホームラン27本の92打点。シーズン末には30本100打点に届く勢いで、引退撤回説も噂される好成績です。

この記事で取り上げる5人のうち、最も高い成績を残しながらの引退となりそうです。通算で500本塁打を打っているので殿堂入りの資格はありますが、以前薬物疑惑が指摘されたこともあり、イチローほどは確実視されていないようです。
 
MLBでは過去の経緯からNYYの試合を一番多く見てきた筆者としては、勝負強い選手という印象が強いですね。上原浩治と一緒にBOSを世界一に導いた2013年シーズンは、上原との絡みもあって、日本のMLB関連ニュースでよく取り上げられました
 
Ortizは自身の最後のシーズンに、チームをPlayoffに送り込めるでしょうか。オリンピック期間中のMLBの動向から目を離していましたが、まだチームはWildcard圏内。シーズンの戦いぶりを見る限りWorld Series進出まではちょっと厳しそうですが、有終の美を飾るOrtizの最後の大爆発があるならもしかしたらありかもしれません。
 
■契約を1年残して、急きょ引退を決めたA-Rod
 
A-Rodは、1975年7月27日生まれの41歳。Seattle Marinersが1994~2000年、Texas Rangersが2001~2003年、そして2004~2016年までがNYYです。2007年オフに結んだ総額2億7500万ドルの10年契約が2017年シーズンまで残っていますが、2016年限りの引退を決めました。
 
その決断を下す要因になったのは2016年の極度の不振です。ケガもありましたが、65試合出場の45安打の打率.200、9HR、31打点(成績は引退試合まで入れました)では、2000万ドル前後の年俸を払って来季も現役を続けていただくわけにはいきません
 
以前は契約が切れる2017年までやるって公表していましたが、Hal Steinbrenner共同オーナーに引退を勧告されたとのこと。裏は取れていないので筆者の妄想ですが、「2017年末までNYYのspecial advisor and instructorという役職をあげるから、選手としては退いて」と言われたのでしょう。きっと。
 
そして、8月7日に引退を発表して5日後の12日がラストゲームというあわただしさでした。オリンピック期間だったこともあって、日本ではあまり報道されていません。
 
CBSのネット動画で見た最終試合日のセレモニーは雨にたたられたようで、同席したA-Rodの娘さんが雷の音にびっくりしていました。彼の晩年を象徴しているような天気というのはちょっと口が悪いでしょうか
 
NYYにはチームの再スタートを今期のうちに切って、若手の出番を1試合でも増やそうという思惑があるようです。確かにそれまでにAroldis ChapmanやAndrew Miller、Carlos Beltranを放出し、Mark Teixeiraも引退を決めていました。ベテラン野手3人にはお引き取り願って、優勝争いしているチームが欲しがる抑えの2選手を放出する代わりに、若手の有力選手を獲得しています。
 
思い起こせば、NYでのBOS戦(2003年10月16日、 松井秀喜がホームイン後に歓喜のジャンプをしたので有名な試合)でサヨナラホームランを打ったAaron Booneがシーズンオフにバスケットボールで膝に怪我を負わなければ、NYYがA-Rodを獲得することはありませんでした。もしこのパラレルワールドがあったら、A-Rodは、そしてNYYはどういう道を歩んでいたかを見てみたいものです(2004年シーズンはBooneがサードのレギュラーで開幕を迎えるものの不振、A-Rodを緊急獲得して、結局は現実に合流みたいな)。
 
松井が在籍していた当時NYYの試合はよく見ていましたが、A-Rodはプライドの高さをいろいろなところに匂わせる選手でした。高い成績を残した年もありましたが、英語が不得意な松井よりもチームメートになじめていない感をずっと醸し出していました。
 
筆者としては、いくら名門で高額契約が望めるからといってDerec Jeterと同じNYYに移籍したことが悲劇だったように思います。本来の守備位置だったショートをJeterと争うなんて、NYYでは不可能でしょうし。1年間の出場停止を食らった薬物問題について、手を出していたのはTEX時代からのようなので同情の余地はありません。

最後に、ホントかどうかは分かりませんが、NYYで付けた#13はDan Marinoにちなんだものらしいですね(それまで着けていた#3はNYYではBabe Ruthの永久欠番でしたし)。たまたま移籍後に選べる背番号のうち「3」が付いていて、一番若い数字が#13だったというだけのような気がしますが、真偽のほどはわかりません。なお2015年12月にMiamiのSunLife Stadiumでキャッチボールする二人の写真が公開されています。
 
とここまで書いて、やっとNFLのブログっぽくなったところで続きは近日中に。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
 MIA マイアミ・ドルフィンズ  NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
 NE ニューイングランド・ペイトリオッツ  PHI フィラデルフィア・イーグルス
 NYJ ニューヨーク・ジェッツ  WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
 CIN シンシナティ・ベンガルズ  DET デトロイト・ライオンズ
 CLE クリーブランド・ブラウンズ  GB グリーンベイ・パッカーズ
 PIT ピッツバーグ・スティーラーズ  MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
 JAX ジャクソンビル・ジャガーズ  NO ニューオリンズ・セインツ
 TEN テネシー・タイタンズ  TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
 KC カンザスシティ・チーフス  LA(STL) ロサンゼルス(セントルイス)・ラムズ
 OAK オークランド・レイダース  SF サンフランシスコ・49ers
 SD サンディエゴ・チャージャース  SEA シアトル・シーホークス

2016年シーズン最強のTripletsはDALなのか、筆者はOAKのAC/DC+1に期待してます

2016年08月07日 00時10分00秒 | NFL2016
「The Triplets」とは、ご存知の通りDALの90年代の黄金期を支えた Troy Aikman、Emmitt Smith、Michael Irvinを指す言葉ですが、たまに米国では現在の各チームのTripletsをネタにした記事が公開されます。今回はつい最近NFL.comにこんな記事が掲載されたのを発見したので、これを肴にします。
 
この記事のコンセプトは、チームのQB、RB、WR/TEのチーム内トッププレイヤーを選んで、それぞれをランキング化(例えばQBの1番はAaron Rodgersとか、RBの最高位はAPとか)して、それを数値化して足し合わせて順位付けしたものです。まずまとめた表を張りましょうか。
 
1 DAL Tony Romo 9 Ezekiel Elliott 4 Dez Bryant 4
2 GB Aaron Rodgers 1 Eddie Lacy 10 Jordy Nelson 14
3 PIT Ben Roethlisberger 3 DeAngelo Williams* 21 Antonio Brown 1
4 ARI Carson Palmer 6 David Johnson 5 Larry Fitzgerald 18
5 BUF Tyrod Taylor 12 Shady McCoy 6 Sammy Watkins 9
6 CAR Cam Newton 2 Jonathan Stewart 16 Greg Olsen 17
7 TB Jameis Winston 14 Doug Martin 8 Mike Evans 10
8 JAX Blake Bortles 11 Chris Ivory 15 Allen Robinson 13
9 SEA Russell Wilson 4 Thomas Rawls 20 Doug Baldwin 19
10 KC Alex Smith 13 Jamaal Charles 3 Jeremy Maclin 21
11 NYG Eli Manning 10 Shane Vereen 26 Odell Beckham Jr. 3
12 SD Philip Rivers 7 Melvin Gordon 25 Keenan Allen 11
13 NYJ Ryan Fitzpatrick 22 Matt Forte 7 Brandon Marshall 8
14 ATL Matt Ryan 17 Devonta Freeman 13 Julio Jones 5
15 NO Drew Brees 5 Mark Ingram 14 Brandin Cooks 22
16 IND Andrew Luck 8 Frank Gore 17 T.Y. Hilton 20
17 OAK Derek Carr 18 Latavius Murray 11 Amari Cooper 12
18 HOU Brock Osweiler 27 Lamar Miller 9 DeAndre Hopkins 6
19 NE Jimmy Garoppolo* 28 Dion Lewis 19 Rob Gronkowski 2
20 CIN Andy Dalton 20 Jeremy Hill 18 A.J. Green 7
21 MIN Teddy Bridgewater 24 Adrian Peterson 1 Stefon Diggs 28
22 CHI Jay Cutler 16 Jeremy Langford 31 Alshon Jeffery 15
23 LA Jared Goff 29 Todd Gurley 2 Tavon Austin 30
24 WAS Kirk Cousins 15 Matt Jones 32 Jordan Reed 24
25 MIA Ryan Tannehill 23 Jay Ajayi 28 Jarvis Landry 23
26 SF Blaine Gabbert 31 Carlos Hyde 12 Torrey Smith 27
27 DET Matthew Stafford 21 Ameer Abdullah 30 Golden Tate 25
28 TEN Marcus Mariota 25 DeMarco Murray 22 Delanie Walker 26
29 BAL Joe Flacco 19 Justin Forsett 27 Steve Smith Sr. 31
30 PHI Sam Bradford 26 Ryan Mathews 23 Jordan Matthews 29
31 DEN Mark Sanchez 30 C.J. Anderson 29 Demaryius Thomas 16
32 CLE Robert Griffin III 32 Duke Johnson 24 Gary Barnidge 32
 
チーム順位計算式は、それぞれ選手のポジション別順位を33から引いて(1位の選手は32ポイント得られる、以下順位が下がるごとに1ポイントずつ減って32位は1ポイント)、QBは1.5倍、RBとWR/TEはそのまま足したものです。上の表の各選手の順位を計算式に当てはめてみたところ、計算結果とチーム順位は若干の違いがありましたので、記者が計算結果に少し補正をかけてから順位化しているようです。
 
1位になったのはDAL。QBとして9位のTony Romoに新人ながらRBとして4位の評価を受けたEzekiel ElliottとWRで同じく4位評価のDez BryantによるTripletsです。
 
2位はQBのAaron Rodgers (1、カッコ内は各ポジションでの相対評価順位)、 RBのEddie Lacy(10)そしてWRのJordy Nelson(14)のいるGBでした。昨年全休のNelsonだけでなく、太り過ぎを指摘されたLacyの復活に期待をかけた順位といえるでしょう。奇しくも米国内での人気チームが上から二つ並んでいるのは、偶然でしょう。きっと。
 
PITは薬物検査を何度もすっぽかして4試合の出場停止処分の可能性があるLe'Veon Bell が出場すれば1位に、NEはデフレゲート事件で4試合お休みのTom Bradyが復帰すれば3位になるとのことでした。開幕5週目からはPIT→DAL→NE→GBという順位であると予想していると考えればよいでしょうかね。
 
さて皆さんの贔屓チームのTripletsはランキングのどのあたりにいるでしょうか。
 
この順位、いろいろと突っ込みどころ満載ですね。まず選手の順位付けから。例えばWR/TEで、Rob Gronkowskiが2位でJulio Jonesが5位なのかよとか、いくらOLの評価が高いからってElliottに4位を与えていいのかとか、その上の3位がけがから復帰のJamaal Charlesでいいのか、とか言いたいことはたくさんあります。RBで6位のLeSean McCoyの名前が、愛称の「Shady」になっているのは筆者の趣味なのかどうかわかりません。
 
チームの順位もSuper Bowl 50覇者、DENが31位なのがちょっと解せない(QBは仕方ないとしても、AndersonとThomasの評価が辛すぎる)とかいろいろありますね。
 
このあたりは本コラムのチーム別順位の導き出し方のせいでもあります(各選手の力量差が相対順位でされているため、例えば1位と2位の選手の力量差はどれだけ開きがあっても接近していても1ポイントになってしまう)ので、まああまり深く考えないようにしましょう。
 
このランキングがどれだけあてになるかを考えるために、2015年の同時期のコラムを見ることにしました。シーズンが終了した現時点振り返ると、多くのチームのTripretsが思いのほか機能していないことがはっきりと見えます。
 
1 PIT Ben Roethlisberger Le'Veon Bell Antonio Brown
2 GB Aaron Rodgers Eddie Lacy Jordy Nelson
3 SEA Russell Wilson Marshawn Lynch Jimmy Graham
4 IND Andrew Luck Frank Gore T.Y. Hilton
5 NE Tom Brady LeGarrette Blount Rob Gronkowski
6 DAL Tony Romo Joe Randle Dez Bryant
7 DEN Peyton Manning C.J. Anderson Demaryius Thomas
8 DET Matthew Stafford Joique Bell Calvin Johnson
9 CAR Cam Newton Jonathan Stewart Kelvin Benjamin
10 ATL Matt Ryan Devonta Freeman Julio Jones
11 NYG Eli Manning Rashad Jennings Odell Beckham Jr.
12 NO Drew Brees Mark Ingram Brandin Cooks
13 KC Alex Smith Jamaal Charles Jeremy Maclin
14 PHI Sam Bradford DeMarco Murray Jordan Matthews
15 SD Philip Rivers Melvin Gordon Antonio Gates
16 CIN Andy Dalton Jeremy Hill A.J. Green
17 BAL Joe Flacco Justin Forsett Steve Smith
18 CHI Jay Cutler Matt Forte Alshon Jeffery
19 MIN Teddy Bridgewater Adrian Peterson Mike Wallace
20 SF Colin Kaepernick Carlos Hyde Vernon Davis
21 MIA Ryan Tannehill Lamar Miller DeVante Parker
22 HOU Ryan Mallett Arian Foster DeAndre Hopkins
23 BUF Matt Cassel Shady McCoy Sammy Watkins
24 ARI Carson Palmer Andre Ellington Michael Floyd
25 TB Jameis Winston Charles Sims Mike Evans
26 OAK Derek Carr Latavius Murray Amari Cooper
27 NYJ Geno Smith Chris Ivory Brandon Marshall
28 STL Nick Foles Todd Gurley Tavon Austin
29 JAX Blake Bortles T.J. Yeldon Marqise Lee
30 WAS Robert Griffin III Alfred Morris DeSean Jackson
31 TEN Marcus Mariota Bishop Sankey Kendall Wright
32 CLE Josh McCown Isaiah Crowell Dwayne Bowe
 
このときは2016年シーズンのコラムとは違い、各選手のランキングは公開されていません。よく見ると2015年もPITが1位に評価されていますね(この評価には異論はありません)。しかし、PITはBellがすぐに故障しました。
 
2位のGBはNelsonが開幕前にシーズン絶望となり、3位のSEAも鳴り物入りで獲ったJimmy Grahamが機能せず、Marshawn Lynchも不調でした。まあ要は、どのチームもシーズン前の思惑通り選手が働いてくれるとは限らないということですね。なんか当たり前のことをわざわざ言っているような気もしますが。
 
そこでTripretsの名を残せるだけの働きができなかった選手(筆者調べ)を赤字でマークしました。Peyton Manningの2015年シーズンは、これまでの実績から考えて残念な結果でしたね。Super Bowl 50の対戦相手だったCARはTripretsの一角だったKelvin Benjaminを失ったのに、Cam Newtonの覚醒で15勝1敗をあげました。
 
なお、筆者が2015年シーズンにTripletsとして一番機能したように感じたのは、Matt Ryan、Devonta Freeman、Julio JonesのATLと、Derek CarrとLatavius Murray、Amari Cooperの3人で構成したOAKでした。特にOAKの3人は年も近いですし、伸びしろがありますね。2016年シーズンも期待してます。
 
ということで、2016年シーズンが終わった後、この表をもう一度振り返ってみることにしましょう。
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

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FolesはKCへ移籍決定、イチローは2998本のままリオ五輪開幕

2016年08月05日 00時01分00秒 | NFL2016
先日、この場で取り上げた、Nick Folesの移籍先がKCに決まりました
 
オーナーがFolesは要らないと発言したDALは、余計なことを言った呪いでしょうか、控えの一番手Kellen Mooreが足首を骨折。この事態を受け慌ててFolesと接触したとのニュースが流れていました。これってRomoさんが信用されていないことの裏返しなんでしょうか。
 
しかし2012年ドラフトでFolesを指名したAndy Reedとの絆が勝ったようです。Alex Smithの控えとしてKCに加入が決まりました。確かに3年目で出場経験のないAaron Murrayよりは数段上の実績があるし。悪い買い物じゃあないでしょう。

DALほかにMINが動いていたのも冒頭のニュースで知りました。Teddy Bridgewaterはともかく、控えがShaun Hillじゃあほかを当たりたい気持ちは分かります。

一方のイチローは、前に記事を書いてからいまだ2998本のまま。とうとうリオデジャネイロオリンピックの開会に間に合わない事態になりました。

開会式は8月6日土曜日の8:00(日本時間)からの予定ですが、Miami Marlinsの次の試合は6日9:40にDenverで。オリンピックの入場行進の裏番組で記録達成だと、ちょっと格好悪いかも。

この日の試合は先発させず、次の試合で決めさせるような運用を、監督のDon Mattinglyがしてくれるかどうかはわかりません。もしかすると、Denverの3連戦後にMiamiに戻るまで出場させない…なんてやったらDenverのファンが怒りますね。

今日はこれまでの記事の振り返りのみ。次の記事は週末に予定していますのでお楽しみに。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

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AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
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イチローの3000本安打に近いNFL記録って何?今回はクイズにしますので

2016年08月01日 23時00分00秒 | MLB
Miami MarlinsのSuzuki Ichiro(イチロー)がMLB通算3000本安打の手前で足踏みしています。筆者は残り2本となった日本時間の7月30日の試合は朝8時の試合開始からテレビの前で見ていました。
 
地元で先発したこの試合で決めると思っていたのですが、この日は4タコ。31日日曜日はベンチスタートであるのが分かった時点で、外出しました(チームが大勝したこの日は、2打席のチャンスをもらいながらどちらも凡退)。そして8月1日早朝の試合も1打席ヒットなしだったので、通算2998本のまま3試合足踏みとなりました。
 
とうとうホーム10連戦のうちに記録を達成できず、今週のMarlinsはロードにでます。IchimeterのおばさんはChicagoだろうがDenverだろうが付いていくでしょうが、地元のファンはがっかりしたに違いありません。ただ日本時間の6日土曜日のリオデジャネイロオリンピック開幕までには決めると思いますが。
 
さて今回はイチローの3000本安打が達成されないうちに、NFLの通算記録で3000という数字が評価される記録を探してみたというお話です。イチローが記録を達成した時になんかの間違いでこのページにアクセスしてくれることを期待しています。答えは最後の方に書くので考えてみて下さい。
 
さてMLBの通算ヒット数は1位のPete Roseが4276本で、2位のTy Cobbが4191本。2人が4000本超えで、2998本のイチローは現在30位。3001本になると、Roberto Clementeを抜き単独29位になります。
 
ではこれくらいの数字になるNFLの通算記録とは何だろうと探してみました。まずNFLとMLBの年間の試合数の違いを考慮して、そこから最適な記録とは何かを考えてみましょう。
 
レギュラーシーズンはNFLが16試合なのに対し、MLBは162試合。しかも選手の寿命がNFLでは短いので、262本(イチローが2004年に塗り替えた)が記録になった年間ヒット数と対比するには、その1.5倍の年間400くらいプレイが発生する記録が望ましいと考えました。
 
「1.5倍」ってのにはあまり根拠はありません。MLBの記録を残せるような選手のがNFLの記録を残すような選手に比べて、選手寿命が1.5倍あるという筆者が決めた暫定値です。イチローは今季が米国で16シーズン目ですから、NFLなら11シーズンくらい働いた選手が達成できる記録ということです。
 
結論を言うと、通算成績のトップが「4409」という記録がありました。詳しい方はこれで分かっちゃったかも知れませんが続けましょう。2位は「3838」で、「3000」だと8位と9位の間です。歴史の長いMLBが30位なら、NFLで9番目はちょうどいいですかね。
 
ではさらにヒントを。通算ランキングを表にしました。1位はEmmitt Smithで2位がWalter Payton。見ての通り、RBの記録であることが分かります。
 
Rank Player Years Seasons
1 Emmitt Smith 4,409 1990-2004 15
2 Walter Payton 3,838 1975-1987 13
3 Curtis Martin 3,518 1995-2005 10
4 Jerome Bettis 3,479 1993-2005 13
5 LaDainian Tomlinson 3,174 2001-2011 11
6 Barry Sanders 3,062 1989-1998 10
7 Edgerrin James 3,028 1999-2009 11
8 Marcus Allen 3,022 1982-1997 16
9 Eric Dickerson 2,996 1983-1993 11
10 Franco Harris 2,949 1972-1984 13
 
MLB同様、3000の大台に乗ると殿堂入りが近づくと言われますが、こちらも殿堂入りプレーヤーが多いですね。ちなみに10位までで殿堂入りしていないのは、まだ候補になれないLaDainian Tomlinsonと2年前に候補になる資格を得たEdgerrin Jamesの二人です。
 
ただTomlinsonは殿堂入りが確実視されていますが、殿堂入り資格取得1年目の2015年に最終候補者に残れなかったJamesはちょっと厳しいのかもしれません。
 
なお現役では、現在16位にSteven Jacksonが「2764」(2004-2015)で、17位がFrank Goreで「2702」(2005-2015)でした。この二人は果たして3000の大台に届くのでしょうか。数字的には2016年シーズンに達成できる可能性はあります。
 
ついでにこの記録のシーズンの最高値も貼っておきましょう。なお年間最高値は416でした。まさに先ほどの仮説計算がぴたりと合う数字ですね。
 
達成時の年齢は見ての通り、最高でも26歳。あとはみんな20代前半ですね。この記録の特性上、やむを得ないのかもしれません。現役では2014年にDeMarco Murrayが唯一記録しています。そういや確かにこの年、これが多いってニュースを目にしたっけ。
 
Rank Player(age) Year Team
1 Larry Johnson (26) 416 2006 KC
2 Jamal Anderson (25) 410 1998 ATL
3 James Wilder (26) 407 1984 TB
4 Eric Dickerson (26) 404 1986 LA Rams
5 Eddie George (26) 403 2000 TEN
6 Gerald Riggs (24) 397 1985 ATL
7 Ricky Williams (26) 392 2003 MIA
  Terrell Davis (25) 392 1998 DEN
  DeMarco Murray (26) 392 2014 DAL
10 Eric Dickerson (23) 390 1983 LA Rams
  Barry Foster (23) 390 1992 PIT
 
ということで答えは、Rushing Attemptsの回数でした。Attemptは野球でいうところの打席数に近いので安打数と比較するのは微妙かもしれません。まあどちらも達成は数えるほどしかいない偉業ということでご理解ください。今回はちょっと短めだけどここまで。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

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 CIN シンシナティ・ベンガルズ  DET デトロイト・ライオンズ
 CLE クリーブランド・ブラウンズ  GB グリーンベイ・パッカーズ
 PIT ピッツバーグ・スティーラーズ  MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
 JAX ジャクソンビル・ジャガーズ  NO ニューオリンズ・セインツ
 TEN テネシー・タイタンズ  TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
 KC カンザスシティ・チーフス  LA(STL) ロサンゼルス(セントルイス)・ラムズ
 OAK オークランド・レイダース  SF サンフランシスコ・49ers
 SD サンディエゴ・チャージャース  SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス