ようやく0時・・・今夜は傍でゆっくりねましょうか・・・
翌朝 出勤の父ちゃんは 横たわるちびに 「まるで眠っているようだね」と声かけて
私に 「よろしくお願いしますね」と出かけていきました
ちびはいつでも ここそこに居るんだよね
身体がなくなっても・・・あたたかい気持ちで あちらこちらに横たわっているのでしょうね
私にとって
お別れの儀式として 必要なのだと思うから
心ゆくまで悲しんで
ありがとうと伝えたいと思う
土に返ろうが 灰になろうが・・・ちびはちびのままですね
通院に使ったキャリーバッグにおさめて・・・
いつも情けない声でミャーミャーと バッグの中でないていたね
今日は ひと声もなかないちびと ドライブですね
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長い待ちの時間に いろいろと思いを巡らせては泣く・・・
本当に 泣き尽くして 涙が乾いたころに 終わった・・・
ひとつひとつが細かくて きれいな(?)お骨を
ひとつひとつ丁寧にひろいあげて 納める儀式
身の形が変わってしまう事で 今までの目に見えるものへの悲しさがうすらいでいる・・・
そうか そうなんだね・・・
遺骨の入った小さな白いつぼは なんだかほっと出来る象徴に変わっていた
(終わったんだな・・・)
居間に構えた祭壇は 2枚の写真を添えると
部屋に ちんまりと馴染んでしまった・・・
ここにもちゃんと ちびがいる・・・家のあちこちにも・・・
思い出すと涙は出るけれど なんだか 心穏やかに思い出せる日が 近いように思う・・・
まだまだ泣くぞ~!
泣いて 泣いて 泣いて 笑って 泣いて 泣いて 笑って・・・・
前よりも元気な私になるよ!!