Ferrari F187
(1987年)
7位ミケーレアルボレート(伊)
5位ゲルハルトベルガー(墺)
4位コンストラクター
代表マルコピィチニーニ
Tec.dsnグスタフブルナー
Tec.dsnジョンバーナード
Tec.engハーベイ・ポスルスウェイト
V6ターボエンジンのバンク角は前年までの120度から90度へと変更され、
シリンダーブロックの材質もアルミ合金から鋳鉄に改められた。
ポップオフバルブの装着義務化により過給圧が4バールに制限されたが、
予選では950PS、決勝では880PSを発生した。
ディフューザーの形状を優先した結果、
ギアボックスも312Tシリーズ以来使用していた横置きから縦置きに変更された。
車体は全体的に前年のF186よりも低くなり、サイドポンツーンもコンパクトになっている。
新開発のエンジンの信頼性が極めて低く、2台あわせて出走32回中19回のリタイアを喫した。
しかし、後半戦は熟成とともに成績が向上し、
ラスト2戦はベルガーが連続ポールトゥウィンで締めくくった。
コンストラクター4位(53P)、
ドライバーズタイトルは、
1位ネルソンピケ(73P),
5位ベルガー2勝(36P),
7位アルボレート0勝(17P)
1,500㏄90°V6ターボ、
6速、542㎏