日本のメディアでも漸く新型肺炎のニュースが多く報道されるようになってきていますので一歩前進です。
少しでも多くの皆さんが最新の情報を入手できるよう筆者も頑張ります。
昨日夜の時点からのアップデートです。
[米国が武漢在住の米国民を避難させるためチャーター機準備]
米国務省、武漢在住の米国市民と外交官の救助のためチャーター機を手配すると発表。
昨日報告したフィリピンやシンガポールでの中国旅行客受入拒否に加え、武漢に取り残された米国民を避難させるため国として対策を取っています。
[参考:シンガポール関連記事]
武漢から旅行客110人を中国杭州に送り返した。(武漢空港が閉鎖されているため杭州へ)
また、中国の首都、北京防衛のため本日から省を跨る高速バスなどの公共交通サービス停止が発表されました。
[北京市 省間の公共道路交通サービスを停止]
また、地方によっては高速道路が閉鎖されているようです。
[内モンゴルの親戚からのショートメッセージ]
内容は何故そんなに買いだめするか問い質したところ、高速道路と国道が封鎖されたため、食料品を買い出しに行ったとのことでした。
また、他方で上海のような体制の整った都市では徹底的な防疫処置が取られ始めています。
[上海市による防疫活動]
上記のような公共交通機関の防疫消毒作業の他にも、マスクや手洗い、うがいの励行、基本的に外出を極力控えることなどが実施されています。
他の地方都市や農村でも交通規制(移動規制)などを実施中です。
そのため…
[閑散とする上海市内や地下鉄の車内]
上海や他地区の友人や親戚にも確認しましたが、市街地も人通りが少なく閑散としているとのことでした。
多くの市民が家の中で自己隔離を実施中なのです。
[春節の親族などでの会食中止を勧めるショートメッセージ]
曰く、会食は社会に迷惑をかける。
[臨時閉園する上海ディズニーランド]
昨日の通知ですが昨日付けで即日閉園を実施しました。
この他にも人が集まる活動中止の一環で庙会(お祭りの屋台みたいなもの)や市(いち)の中止などが矢継ぎ早に実施されています。
[花市が中止になり自暴自棄になって商品を棄てる店主達]
経済的には当然悪影響は出ますが防疫第一の各種施策が有無を言わせず実施されるのも共産主義国家のなせる技かも知れません。
そんな中で…
中国の所謂引き篭もりが「とうとう家に引き篭もっ何もしないで横たわっているだけで社会に貢献できる時が到来した」と自虐的なネタを発見、大変秀悦なギャグですね。
但し、気になるには本日から現場の新型肺炎に関する情報が極端に少なくなっていることです。
中国政府が防疫対策を強化すると同時に、ネットでの情報発信の規制強化を始めているようです。
新型肺炎の情報を流していた特定の個人の一時的なネットアクセス制限からデマ拡散の罪での拘留まで様々な対応が取られ始めており、こちらも新型肺炎にも増して恐怖を感じます。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s