今日も大変忙しい一日となりました。
さて新型肺炎関係の情報ですが、この数日で日本を含め国際的な支援活動が本格化して支援物資も現地に届き始めています。
但し、前線の医療現場はと言うと未だ医療物資の不足が続いています。
武漢市の重点病院の一つである協和病院では今日時点で医療用品を使い尽くしてしまい、中国社会に対して医療物資提供の緊急支援を要請しています。
つまり前線に現場には必要な物資が届いていないことを如実に表しています。
湖北省省長が同省内では武漢に限らず周辺の都市でも医療物資が極端に不足していることを表明しています。
湖北省で武漢に次いで新型肺炎の流行が拡大している黄岡市(人口750万人)の感染症コントロールセンターでは昨日声明を発表して国に対して医療物資、人材と資金面の三方面での支援を要請とあります。
[疲れ果てて眠りこける医療関係者]
劣悪な環境下でほぼ24時間の診療を強いられて疲れはてている意医者と看護師たちの画像がソーシャルメディア上、飛び交っています。
共産党政府は解放軍医療部隊の派遣など大々的に支援活動を開始していると何時もながらの国内向けプロパガンダを展開していますが、一体その支援は何処に行っているのかと多くの市民は怒りを露わにしています。
また、情報統制に関する情報も多く見受けられます。
これに対しては、情報統制は益々人々の不安を煽りパニックになると猛反発を招いています。
偏に自分自身の命に関わる事態のため、今回はソーシャルメディア上で中央政府(共産党)に対しても非常に多くの不満や非難が起こっているように感じます。
同時に言論の自由など基本的人権についても多く語られるなど何時もとは様相が大きく異なっています。
もしかすると、今回の感染拡大は中国の社会体制や政治体制が大きく変わる転換点になるかも知れません。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s