去年の大型台風による洪水で大きな影響を受けたキャンプ場が数多くあります。
更に今回の新型コロナウイルス蔓延の影響で閉鎖したキャンプ場も多く、関東圏で筆者が使わせて頂いていたキャンプ場の殆どは現在では使えない状況になっています。
また、3月に外出自粛が出てからはひたち海浜公園や新宿御苑なども閉園となっています。
これらの対応についての反応は世論も分かれています。
立場によっても受け止め方も当然変わってきます。
東京都の指針を見ると…
要は「三密」を避けて感染リスクを下げることが最終的な目的であることが分かります。
この基本線で考えて行くと、単に屋外活動は安全と言うことではなく、身体がぶつかり合うラグビーなどのグループ競技は不適当ですが、個人競技で他人と接触の少ないジョギングなどが許容されているのはそのためです。
この例のように規制対象業種ももう少し丁寧に区分けすれば、全業種一律シャットダウンと言うような乱暴な形で経済活動を全停止させなくて済むのが分かります。
例えばキャンプ場でも、個人や家族ベースで実施する分には散歩やジョギングと同様に所謂「三密」からは程遠い野外活動なので許可、場合によってはテントサイトの間隔を開けたりするなどの工夫をすることで営業を継続することが出来るのではないでしょうか？
勿論、緊急事態宣言で「感染地区」に指定されている首都圏から外に出ることは感染のリスクを考えると憚られますが、これも感染リスクを下げるために現地での食品購入はせずに自宅から持参するなど現地での人の交流を控えることを徹底すれば防げるのではと思っています。
また、公園なども入園者がマスクを着けたりソーシャルディスタンスをきちんと守り、予約制にしたり入場人数を制限するなどの適切な処置を取れば問題はないのではと思います。
同様に、ホテルは良くてネットカフェが何故不適切なのかの議論も同様でしょう。
現実問題としてホテルなどの費用負担ができずネットカフェを寝ぐらとして利用されている方が存在します。
東京都としても彼等ネットカフェ難民対策として代替のホテルや臨時宿泊施設の提供を始めているようですが、ネットカフェ施設自体も千差万別なので、もう少し細かなクライテリアを決めて営業継続の可否判断にすべきと思います。
逆に言えば、現在許可されている業種に対しても、同じ視点でクライテリアを設けて営業継続の可否を決めるべきと思っています。
例えば、スーパーですが、欧米や中国で実施しているように入場人数を制限、マスクを必須とする等の規制をかけるべきかと思います。
また、現在一部の店舗で実施されている従業員の感染を防ぐためレジ前の透明なカーテン設置やマスク以外の防護用具の着用などの義務付けなども重要と考えます。
政府が営業を継続させたいと思っている業種にあっても、医療現場と同様に職場での感染により閉鎖せざるを得なくなります。
これは感染防止と言う一義的な目的だけではなく、日本における経済活動の継続と言う観点で非常に重要であると思います。
纏めると、一括りの規制で多くの施設が閉鎖されているのは理不尽であり防疫と経済が両立することが可能な選択肢があるのに対応していない現状を何とか見直すべきだと言うことです。
少しでも日本の経済活動が継続出来、更に言えば行き先の選択肢が増えれば、緊急事態宣言で家に閉じこもっている人々が精神衛生上、身体上の両面で良い効果があるのではと個人的には感じています。
ともあれ、現状では取り敢えず家の中に引き篭もらざるを得ない状況が続いているので個人的に工夫をしながら健康状態を維持したいと思います。
関連動画；自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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