タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

新型肺炎について 続き(4)

2020-01-26 15:54:00 | 仕事と生活
日本のメディアでも漸く新型肺炎のニュースが多く報道されるようになってきていますので一歩前進です。

少しでも多くの皆さんが最新の情報を入手できるよう筆者も頑張ります。



昨日夜の時点からのアップデートです。

[米国が武漢在住の米国民を避難させるためチャーター機準備]



米国務省、武漢在住の米国市民と外交官の救助のためチャーター機を手配すると発表。

昨日報告したフィリピンやシンガポールでの中国旅行客受入拒否に加え、武漢に取り残された米国民を避難させるため国として対策を取っています。

[参考:シンガポール関連記事]

武漢から旅行客110人を中国杭州に送り返した。(武漢空港が閉鎖されているため杭州へ)




また、中国の首都、北京防衛のため本日から省を跨る高速バスなどの公共交通サービス停止が発表されました。

[北京市 省間の公共道路交通サービスを停止]





また、地方によっては高速道路が閉鎖されているようです。

[内モンゴルの親戚からのショートメッセージ]



内容は何故そんなに買いだめするか問い質したところ、高速道路と国道が封鎖されたため、食料品を買い出しに行ったとのことでした。


また、他方で上海のような体制の整った都市では徹底的な防疫処置が取られ始めています。

[上海市による防疫活動]









上記のような公共交通機関の防疫消毒作業の他にも、マスクや手洗い、うがいの励行、基本的に外出を極力控えることなどが実施されています。

他の地方都市や農村でも交通規制(移動規制)などを実施中です。





そのため…

[閑散とする上海市内や地下鉄の車内]





上海や他地区の友人や親戚にも確認しましたが、市街地も人通りが少なく閑散としているとのことでした。

多くの市民が家の中で自己隔離を実施中なのです。

[春節の親族などでの会食中止を勧めるショートメッセージ]



曰く、会食は社会に迷惑をかける。

[臨時閉園する上海ディズニーランド]





昨日の通知ですが昨日付けで即日閉園を実施しました。

この他にも人が集まる活動中止の一環で庙会(お祭りの屋台みたいなもの)や市(いち)の中止などが矢継ぎ早に実施されています。

[花市が中止になり自暴自棄になって商品を棄てる店主達]





経済的には当然悪影響は出ますが防疫第一の各種施策が有無を言わせず実施されるのも共産主義国家のなせる技かも知れません。


そんな中で…




中国の所謂引き篭もりが「とうとう家に引き篭もっ何もしないで横たわっているだけで社会に貢献できる時が到来した」と自虐的なネタを発見、大変秀悦なギャグですね。


但し、気になるには本日から現場の新型肺炎に関する情報が極端に少なくなっていることです。

中国政府が防疫対策を強化すると同時に、ネットでの情報発信の規制強化を始めているようです。

新型肺炎の情報を流していた特定の個人の一時的なネットアクセス制限からデマ拡散の罪での拘留まで様々な対応が取られ始めており、こちらも新型肺炎にも増して恐怖を感じます。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s








新型肺炎について 続き(3)

2020-01-25 13:40:00 | 仕事と生活
昨日中国では陰暦の大晦日を迎えたが、新型肺炎感染者の急拡大により市民の間では益々緊張感が高まっています。

前日に発表された香港の著名なウイルス学研究者・管軼氏による武漢市への現地調査に基づく見解では、既にアウトブレイクへの臨界点を超えており、2003年SARSの10倍以上の感染規模が予想されると言うような恐怖を覚える内容が中国メディアでも取り上げられたこともあり、一般市民はマスクや消毒薬の入手に走り回っています。

また、昨日は大晦日にも拘らず路上から人影が消えて、何時もは賑やかな通りが静まり返っています。


[「アウトブレイク必至、もはや手遅れ」との内容で警告する中国メディアのニュース]








そんな中、新型肺炎の発生源である湖北省では省都である人口1100万人の大都市、武漢市の都市封鎖と言う前代未聞の対応に加えて、周辺の中核都市が次々と閉鎖されています。

[1/24日付 湖北省における都市閉鎖の状況]


(✖️印は封鎖されている都市を示しています)


また、一昨日報告した緊急医療体制の不足に対しては、中央政府が音頭を取って人民解放軍医療部隊や他の大都市からの医療チームの派遣、急遽架設の救急診療病院の建設など急ピッチで対応を急いでいますが…

[昨日大晦日の夜、支援に向かう解放軍医療部隊と他都市からの医療チーム]









但し、昨日夜の段階では未だ支援部隊は現地に到着しておらず、前線である現場の医療関係者の疲労度や緊張度も極度に高く、病床を始めとする緊急治療施設やマスクや防護服を始めとする医療物資の圧倒的な不足に陥っており、治療や防疫活動がスムーズに展開出来ない状況となっています。

[医療物資の提供を求める武漢第九病院からのショートメッセージ]









基本的な防疫用のマスクや防護服のみならず治療に使う綺麗な水なども絶対的に不足しているようです。

正に「刀折れ矢尽きる」悲惨な状況に陥っています。


[大晦日の晩に極度の疲労と緊張で泣き崩れる看護師]



不眠不休に近い状況で大晦日の晩に家に帰ることも出来ずに、上述のような劣悪な医療環境の中、新型肺炎の感染による死と隣り合わせで医療関係者は仕事を続けていますが、やはり疲労と緊張が極度に高まっているようです。中央のイスに座っている女性看護師は大きな声を上げて泣き叫んでいます。

[武漢市第四病院:緊急診療医療スタッフ感染のため休診、消毒隔離中]



先日15人の医療関係者が新型肺炎に感染したとの報道がありましたが、他にも多くの医療スタッフが感染して一部の病院では医療機能自体が機能麻痺の状況です。


そんな中…

[インタビューを受ける湖北省省長]





発生源である湖北省省長が北京でのテレビインタビューで「武漢を封鎖したが、短期に感染の収束を図るためで、物資不足など多少の不便は発生するかもしれないが、武漢市の関連物資備蓄は充分であり、一般生活面でも物流も通常通りで都市封鎖の影響を受けないので食料等の供給も大丈夫」などと発言したものだから大きな批判が巻き起こっています。

同時に現地政府の責任を問う声が高まっており、何人かの現地高官が逮捕されているとのことですが、ソーシャルメディアでは「これもうスケープゴートだ」ともっぱらの言われています。

そんな中で呼吸器疾患の権威でSARSアウトブレイクの際、発生地の広東省で現地対応の指揮を取っていた钟南山(
鐘南山)氏は早くから防疫の見地から武漢市の封鎖を強く主張していた一人でしたが…



今となっては、パンデミックを防ぐためには今年の春節中は個人個人が二週間家に引き篭もる「個人隔離」を実施すべしと主張…



これが最も経済的で有効な防疫手段であると言われています。


さて中国の状況について説明しましたが、筆者が心配なのは日本の対応の遅さです。

新型肺炎の感染は日本でも既に二件確認されています(両件ともに武漢関連の中国人)が、病魔は国境をいとも簡単に超えて日本にも侵入してきます。

特に今回の新型肺炎の潜伏期間は約二週間と長いため(SARSは一週間〜10日)、発病に気付かず感染が広がる可能性が高いと言われています。

インバウンドで経済が潤っているせいなのか分かりませんが、前回のSARSの時と比べて対策が遅れているように感じますが、日本政府は然るべき防疫処置を可及的速やかに実施すべきと考えます。


参考)
フィリピンとシンガポールでは武漢からの旅行者の強制退去を実施し飛行機で中国へ帰国させました。中国国内でも都市封鎖に代表される各種施策を実施中で武漢から/への移動を禁止しています。



関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

春節 大晦日

2020-01-24 12:34:00 | 仕事と生活
今日は除夕(発音:チューシー)、陰暦の大晦日に当たります。

一般的に日本人には馴染みのない言葉ですが、この漢字を良く見てみると「除夜」と同じ意味だと分かります。


例年なら中国では家族が集まって中国版紅白歌合戦「春节联欢晚会」を観ながら大人数で年越しの料理を一緒に頂くのですが…













今年は例の新型肺炎の影響で親族の集まりを取消す事例が増えているようです。

筆者の中国の親戚や友人に聞いてもかなりの頻度で取り止めていて自宅に引き篭もる比率が多いのが実態です。

既に報告しているように中国各地での大型イベントの中止、公共施設の閉鎖等もあり今年は寂しい春節になりそうです。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

緊急出荷

2020-01-23 21:25:00 | 仕事と生活
昨日から本日にかけて中国のお客様からマスク、特にN95対応のマスクの引き合いが多くなっています。

これは別の投稿記事「新型肺炎について」シリーズでも触れているように、中国内で入手するのが困難になっているからですが、その影響で日本でも需給が逼迫しています。





昨日発注した時点で納期が2/20〜3/5とかなり待たされる状況でしたが、本日時点では在庫がなくなっています。

そんな訳で多くの引き合いがあるのですが殆どはお断りせざるを得ない状況です。











春節が間も無く始まり物流も停滞するのですが、それに加えて武漢市は緊急市内封鎖を実施しており商品が届くか不安はありますが、緊急性を鑑み今日は取り敢えず武漢市のお客様向けにマスクを優先的に緊急発送致しました。


[参考]

武漢市内のスーパーの様子です。







市内封鎖に伴い物流遮断が予想されるため各スーパーではマスクに限らず生鮮品など生活必需品が商品棚から一瞬にして消えて無くなってしまいました。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

新型肺炎について 続き(2)

2020-01-23 11:55:00 | 仕事と生活
中国内では市民の間で新型肺炎のアウトブレイクに対する恐怖感が広がっています。


同時に今回の新型肺炎の発生地である武漢市での対応も日々対応がエスカレートしています。

[1/21(火)]





一昨日、火曜日の時点では大型イベントの取消、公共集会場の閉鎖、飛行場、鉄道、バスなどでの体温検査の実施、それと政府関係者の武漢市から外部への移動禁止でしたが…

[1/23(木)本日]

本日未明に意表を突いて発布された緊急通知によれば特殊な例外を除き武漢市全市民に対し移動禁止命令が出されました。



公共交通遮断による武漢市の封鎖です。

一方で新型肺炎治療に要する緊急医療施設や設備、対応体制が不足しているようです。





中国の報道では罹患者や疑いのある患者の隔離収容を行なっているとのことですが、実態は呼吸器系疾患者を収容する緊急隔離病床が不足して少なくない患者が隔離されていないようです。また、病床不足で入院できず充分な治療を受けられず苦しんでいると言うような投稿記事がSNS上で多く流れています。





武漢市では新型肺炎罹患を疑う発熱等を訴える多くの患者が診療を求めて列をなし病院内は大混乱、また市内閉鎖によって物価が急上昇(写真の白菜は約500円)して市民生活を痛めつけ始めています。



上記の記事によると、今回の武漢市閉鎖は半月から8週間の長期に及ぶと見込まれています。


一方で、武漢市に限らず中国全土で予防用のマスクが売り切れや便乗値上げで入手しにくい状況となっておりパニック状態に陥っています。



上の写真ではN95対応のマスク一個の値段が120元(約2000円)となっています。

因みに日本で購入すれば10個で2300円程度でしたが、この煽りを受けてAmazon上でも本日は売れ切れ状況となっています。





上の一枚目は中国の顧客からの要請で昨日手配した際の記録、2枚目は先ほど確認した際の状況で、在庫払底の様相です。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s