ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

MOOK という古書屋さん

2017年10月11日 | 本・映画
 この間の連休は単身で福岡へ帰省した。育ての親であるおばが入院したからだ。
色々うっかりして背中から芝生に落っこちたらしい。そのお見舞い。
こういうときせめて九州に住んでいたらと思う。地続きだから今よりすぐに
お見舞いへ行ける。飛行機がネック。
 おばの病院は西新。わたしの産まれ育った町。近年はじっくり
散策する時間は帰省の際なかった。年末年始の商店街はおそらく閉まっとるしね。
おばに会って身体をさすってあげた後、少し外出。隣町の藤崎に実母の納骨堂がある。
商店街をパトロールしながら藤崎へ行く。サニーが懐かし過ぎる。よく高校時代の
学校帰りに夕飯の買い物をした気がする。おもしろ21も数年振りにパトロール。
すると
MOOK
という看板が。ここはかつての大名のなつかし屋があったような、松風荘一階の路地裏ショップのようだった。
本やが好きなので行ってみる。入口に「立ち読み座り読み歓迎」というようなことが書いてあった。
印象上がる。店内はわたし好みの古民家で、両サイドの壁側に本が天井近くまで並んでいる棚も。中央にベルベッド素材の
あずき色のソファ。セミダブルのベッドぐらいの大きさ。正面がレジ。本だなを眺める。わたしが過去読んできたもの、
これから読みたいものがズラリ。わたしの本だなみたい。こんな古書屋があったんだ★下北沢の
古書屋ビビビも近しいものを感じたが、こっちの方がよりピシャリ。本やさんに話しかける。いつからある本やなんですか(・・?
昨年の春という答え。さらに9人で本だなを分け合って棚を作っているという。
本棚全てがオススメ本。だからこんな素敵な本棚なんだなーと納得。
本の話からだんだん音楽の話になって、そしたら本屋さんから「skirt」というワードが出てエΣ(・□・;)。!!と
コーフンスイッチ入ってceroの話からdioramasceneをオススメしてくれて買って帰宅、聴いてすごく良かった★
これぞリアル店舗の醍醐味。
高校時代学校帰りに少し背伸びして制服でレコード屋や古書屋、古着屋を見た。このお店が今の
学生さんたちにとってそういうお店になるといいなぁ。フリーペーパー「omame」があった。わたしはこれをきっかけにsponnfulさんで開催された
omameさんによる豆本製本講座に行ったんです、と店員さんに話したらそのイベント自体をご存じでΣ(・□・;)。
その後もどんな球を投げてもストライクにしてくれる店員さんで
楽しいひと時だった。カプセルジャイアンツって単語久しぶりに発した。過去の懐かしい話からわたしの知らない
文化の話、過去現在未来の音楽と書籍の話で楽しかった。
 翌日また行った。本を旅先で買うと荷物が重たくなるから控えたいんやけれど、我慢出来ず
5冊買い込む。レターパックで自宅に郵送。自分で自分にamazonな感じ。翌日は「今日の入荷」の写真を見に行って、
園子温監督の本の表紙に目がいく。「自殺マニュアルの絵みたいですね」と昨日とはまた違う店員さんに話す。
すると彼女が「今、クイックジャパンで自殺マニュアルの方の記事を読んでいたんです!」と読みかけの本を見せてくれた。
シンクロやね~と話す。
 ここはカードゲームの会も開催しているとのこと。出席したい!前に学童勤務時代に仕事だからと覚えたハゲタカのゲームがあった。
カードゲームってルール覚えるの面倒やけれど、覚えたら子どもらとも遊べるもんね。ここは子どもへもオープンなお店なところも
好感が持てた。

 夕飯は你好朋友。20年ぐらい前からその名前は知っていたが行ったことなかった。
今は建物が建て替えられて綺麗になっていたようだ。芸能人のサインも山のごとし。
どれを食べても確実に美味やった。
 あとは麺ちゃんこ。四十路の胃袋にはもう餅が厳しいか・・・?餅抜きにするか…。
博多ラーメンより麺ちゃんこ食べたい。それと二日間連続でむっちゃん万十。


北天神のゴールドジム付近にあった印鑑やさん。
このゴム印欲しい。


 
コメント (2)
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