エノスパへ行けず

　先週から、江ノ島へ行こうと目論んでいた木曜日。エノスパへ行きたかったエノスパ。朝起きたら曇天。取りあえず、家事を済ませて考えようと思うも、小雨。浜辺まで下りたかったので、断念。
　
　昼過ぎ、川崎のサロンへ。そこで使用される香りの良いハンドクリームを買いたかったので調度良かった。銀行へも行く。川崎の商店街アーケードは、地元西新を思い出すので好きだ。花も野菜も安いので買う。
　両手が一杯になった為、帰りの車内で飲みたかったスタバを買えなかったが、チッタ内のアート系本屋PROGETTOPROGETTOで「D long life design」のフレッシュネスバーガーの一号店を訪ねた記事が気になったので買う。「日々」という小さな雑誌も。この本屋は品揃えが面白いので、月に一度チッタのサロンへ来ると必ず立ち寄る。
　路地八百屋で野菜と一緒に買った焼き芋を食べてほっこり。甘くて美味しいけれど、ちょっとねっとりし過ぎかな。
　夜半、靴の修理に。余りに壊れ過ぎたカカトを見て「こりゃ無理だ」というおじさん。「じゃあ修理可能な方だけお願いします」と言って店を出る。ブックオフへ向かいながら、ヒール苦手なわたしが、たった一足ちゃんと履けたローヒールのレベッカテイラー。バーゲン品だが愛用していた。駄目になるのは残念だけれど、駄目になるまで気付いてあげなかった自分が悪いと思う。
　カカト修理の間、ブックオフへ行き、モンキーターンを一気１５巻買いモンキーターン。最近思い出したのだが、これはかつて我が家にあった。しかし、博多から引っ越す際に、当時競馬派だったわたしが、夫愛読のモンキーターンを売り飛ばした…。数年前は、そんなことをやってのける妻だった。今は、きっとやらないし、売れとも言わないだろう。そして彼も、言われても売らない。夫婦の仲やパワーバランスは、時を経て変わるものだ。
　それを今、買い戻す日々。馬鹿らしいが、今、読みたいのだから仕方ない。